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02_エシエルの挨拶@テクラル市内
15
: 2011/12/14(Wed) 04:45:41
魔音@GM
http://swordworldweb.net/adventure/session_bbs.html
 一同が、割り当てられた二階から下りてくると、ジェイドが
エプロン姿でもてなしてくれた。
 子どもたちは先に昼ご飯を済ませたようで、大きな食堂には、
騒々しさの余韻が残る、どこか懐かしい空気が漂っている。
 骨付きスペアリブの入った野菜のスープは優しい味で、長旅への
配慮が窺える。

 一息ついたところで、手伝いと思しき老人がのろのろと現れ、
「坊ちゃんがおつきになりましたよ」
 とエシエルの到着を告げた。

    ◇

 エシエルは、灰色のゆったりとした長衣、色とりどりの刺繍が
施されたベストに使いこまれたブーツといった出で立ちで現れた。
「座ったままの非礼をお許し下さい」
 微笑みを浮かべて微かに首を傾け、目を閉じて礼をする。
 彼は、ジルの押す車いすに座ったままの状態でいることを詫びたの
だった。
 少しこけた頬、筋張った指先には、半エルフの華奢な体では隠し
ようのない病の影が落ちている。

「遠いところを皆さんには感謝します。私がエシエルです。
 名乗り、一同を見渡す。
「適当な宿を確保できなくて申し訳ありません。お聞き及びのこと
かもしれませんが、一週間後に控えた祭りで、宿が一杯でしてね。
少し賑やかなところですが、こちらでご寛恕下さい」

    ◆

「到着早々申し訳ありませんが、アシナート商会の使いの者がやって
きて、取引を早めたいと言ってきました。早速対応をお願いします」
 言って、取引場所と時間、方法を説明する。
 場所は、郊外の丘にある、巨人の賭場という場所であるとのことだった。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
 エシエルとの会見シーンです。
 ツリーに新しい記事が進行しても、大きな矛盾がない限りは、
過去のスレッドで何かしていたことにしてもおっけーです。
 出発〜テクラル市到着までにしておきたいことがあった場合は、
どぞぞです。
 私も、レスはつけていきますw

 こちらのスレッドでは、エシエルとの会見から夕刻までの行動
など、どぞぞでありまする。
 丘での取引シーンは、18日を予定してますが、進行状況によって
調整します。


情報など:
 アシナート商会から、取引の時間を早めてくれとの連絡が来ました。
 取引は日没時。郊外にある丘の上と指定されています。
 “巨人の賭場”と呼ばれる丘については、街から30分ほど離れた
ところにあります。一辺が15mほどの立方体(6面体の形)をした岩が
丘の頂にでんと転がってますので、迷いませんw
 この際、金貨の入った袋を渡されます。GMの計算が間違って
いなければ、およそ6kgあります。

 エシエルの病状に関しては、p.179の石皮病の一種としておきます。
 関心のあるキャラクターは、判定を試みて下さいませ。
 ジェイドに聞けば、石皮病の一種であることはすぐに聞けます。
 11以上の結果で、この土地由来のものであることは判ります。
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体内の精霊のバランス
18
: 2011/12/14(Wed) 06:59:36
カーツェナル

 荷を下ろし下りてくると、ジェイドさんがエプロン姿でもてなしてくれた。
 階下の大きな食堂には、骨付きスペアリブの入った、
 優しい味の野菜のスープが用意されてたなの。

「わぁ、美味しそうなの。 頂きます♪」

――-*-――-*-――-*-――-*-――-*-――-*-――-*-――-*-――― 

 食事も終え一息ついた所で、今回の依頼人のエシエルさんが到着したと耳にしたなの。

>「座ったままの非礼をお許し下さい」
 ジルさんの押す車いすに座って現れたのが、エシエルさんだったなの。
 何だろう・・何かの病気なのかな・・
 彼から、やけに強いノームの気配を感じるなの。
 体内の精霊のバランスが崩れてるみたい・・ 

 チラリとジェイドさんに視線を送って見ると、彼は何か知っていそうな素振り。
 後で詳しいお話を聞いて見るなの。

>「到着早々申し訳ありませんが、アシナート商会の使いの者がやってきて、
> 取引を早めたいと言ってきました。早速対応をお願いします」
 エシエルさんはそう言い、取引場所と時間、方法を説明してくれたなの。

 場所は、郊外の丘にある、巨人の賭場という場所・・

 どうして、急に取引を早めたいなんて事になったんだろ・・

――-*-――-*-――-*-――-*-――-*-――-*-――-*-――-*-―――

PL:ご対面! かるーくレスってみまする。

さの@カーツ : 石皮病の一種の知識判定(ジェイドの報告書が有効なら更に+1) 2D6 → 2 + 2 + (5) = 9
さの@カーツ : だめらしいw ←ジェイドさんに色々詳しく聞きまするw
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石の病
19
: 2011/12/14(Wed) 17:43:30
ルーイ

ジェイドさんは、ドワーフだった。
ガラフさんと親しげに言葉を交わしているのが印象的だ。
ガラフさんも賢者と呼ばれそうな感じだし、気が合うのかな。

・・・エプロン、似合わないね。

「ルーイです、お世話になります」

頭を下げる。


出てきた料理は、野菜と肉のスープだった。
ありがたいな。
量は食べられないけど、食事は好きだよ、もちろん。
なんか、至れり尽くせりだ。


「あぁ、おいしい。
 温かいスープって、ほっとするよね」


一口すすって、ほう、と大きく息を吐いた。



* * *


エシエルさんは、病気だった。
ハーフエルフならではの綺麗な顔も、見る影もない。

あれは・・・石皮病?
でも少し様子が違う気もする。

脳裏に浮かぶのは、道中出会った巨木の化石。
石化の呪いがこの地にかけられているとか、そういうことなのか?
ジェイドさんにも、あとで聞いてみよう。


「ルーイです、魔術を使います。
 ご病気が早く治るといいですね」


病気のことに触れないのも却って不自然でしょ?
そもそも、時期当主が死病だなんて、大問題じゃないか。
もしかしたら、その辺も今回の件に関係するかもしれないぞ。

エシエルさんは、取引の流れを説明してくれた。
日取りが今夜に変更になったらしい。
どういうことだろう。
オレたちの到着に合わせたとしか思えないけど、それをする理由が思いつかない。


「大事な取引の日取りを前倒すって、相当なことだと思うんです。
 何か、お心当たりはありませんか?」


遠慮なく聞く。
アシナート商会か盗賊ギルドに何かが起こっているんじゃないか?



--------------
PLより:
疑う要素が多すぎてもうwww

ルーイは、取引予定時刻の30分くらい前にセンスマジックを使います。
特に役には立たないかもしれないけど、何かの役に立つかも知れない。

あと、会見のあと、ジェイドに色々聞きたいですね。
・エシエルの病気のこと
・呪いとの関連
・他に同様の病気持ちはいないか
・べゼル家の次点以降の跡継ぎ
・バルタークとエシエルの友好関係
・エシエルの母親のエルフの消息
・忌み子のハーフエルフであるエシエルに対する評判
(後半は街に出て酒場辺りで聞いた方がいいかも)
・・・あとなんかあるかしら。


それにしても知識判定の出目がいいなあ。
もし図書館ボーナスがあるなら更に+1です。

17:16:45 たいまん@ルーイ 石皮病の知名度判定 2d+4 Dice:2D6[5,6]+4=15
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取引が早まった理由
21
: 2011/12/15(Thu) 01:21:11
魔音@GM
http://swordworldweb.net/adventure/session_bbs.html
 カーツの目は、エシエルの体の精霊力のバランスが、ノームに
大きく傾いているのを見て取ったが、それに加え、植物の精霊の
力も増大していることに気づいた。

    ◆

 エシエルは、澄んだ緑色の目をカーツの表情に向け、そこに
疑問の色が浮かんでいるのを見出すと、あぁ。と、自らの
せっかちさに苦笑をした。

>「大事な取引の日取りを前倒すって、相当なことだと思うんです。
>何か、お心当たりはありませんか?」

 そこにルーイの疑問が形をとったところで、車椅子に腰掛けた
青年は口を開く。
「取引の相手が、予定より早く帰ってきたんだそうですよ」
 取引が早まった理由を、説明した。
「一日空けて機会を逃したくないのは、こちらも、そしてあちらも
(取引相手)も同じというわけですね」
 かけっこする小さな男の子のように小さな微笑みを浮かべ、
丘のある方向に目を遣った。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
クイックレスですー
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病と繰り上げ
29
: 2011/12/15(Thu) 04:16:07
ミユ

テクラルの街に入り、案内のとおり進んでいくと大きな屋敷が見えてきました。
どうやらそこが依頼主であるエシエルさんが住んでいる場所です。
さすがに都市の主要貴族だけのことはあります。

中に入り、今回の依頼主のエシエルさんとさっそく会見です。
場所柄や神殿や私塾を経営していることもあってか、見た目は賢者風です。
病にかかっているらしく、さらに車椅子に乗っている様子からも、かなり進んでいることがわかります。
思い当たるものを考えてみましたが、どうやら知らない病のようです。
カーツェナルさんが病について質問をして、ジェイドさんが「石皮病」というものであることを話してくれました。
エシエルさんをよく見ると、ノームの力とドライアードの力が強いように思えます。
確かに、精霊のバランスがわるいみたいです。
そして、ルーイさんが今の病に何らかのことに気がついたようです。

さらに最新の情報というべきでしょうか、取引を早めに繰り上げるという話が出ました。
場所は街から30分ほどの丘で、日没時のこと。
エシエルさんの説明では、取引先の相手が早めに戻ってきて、取引先が早いうちに済ませたいということですが、
時間帯が暗くなる時間だけに、狩人や精霊使いとしての知識から、闇討ち・不意打ちに注意する必要があるかもしれません。
このことに関しては、後でパーティメンバーだけに話しておくべきですね。

それはそうと、取引の時間まではまだ時間がありそうなので、
「時間まで少しありますので、まずはこの街の施設や祭りなどについて、詳しくお話してもらえないでしょうか。
それがわかれば、祭りまでいろいろ楽しめそうですね。」

PL:
石皮病の知識判定
2d6+4 <Dice:2D6[3,4]+4=11>
基準値が高いので、なかなか成功しないですね。

街や祭りの情報は、この段階で詳しくわかったということで。
その説明を聞いた後、時間があれば街中を散策ですね。
さすがに、郊外の神殿まで往復する時間はないでしょうから。
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街並みと祭り
43
: 2011/12/16(Fri) 07:40:32
魔音@GM
http://swordworldweb.net/adventure/session_bbs.html
 ミユの目に映るテクラル市では、冬を迎え、植物の精霊力が後退
していることが判る。また、エストン山脈から吹き下ろす冷たい風には、
フェンリルの力が増しているようだ。
 しかし、祭りを前にして、早くも幾つかの屋台が立っているのが
散見され、街並みは活気にあふれていることが判る。

 ミルは、道中、精霊使いとして話題もあったことから、カーツと
話をする機会が多かっただろう。そこで、テクラルのことはかなり
把握しているかもしれない。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
 状況の把握などおkであります。
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石の賽子
41
: 2011/12/16(Fri) 01:16:47
ルーイ

「わかりました、別に変なところはないってことですね」

エシエルさんは気にしていないみたいだった。
でも、気になるんだよな。

「石の賽子ですか、面白いな。
 なんか由来とかあるんですか?」

取引するには、おあつらえ向きってことなんだろうな。



エシエルさんとの話のあと、ジェイドさんに聞く。

「ジェイドさん、エシエルさんの病は石皮病に似てますね。
 まさかとは思うんですが、これって、勲章がなくなってから発症したんですか?」

治せなければやがて命を落とす、石化の病。

「郊外にあった、化石の森を思い出しちゃいました」

なんだろう、このもやもやとした類似点は。


「そうだ、ユーグネルって名前、知ってますか。
 今回の件に関係しそうなら、注意しなきゃいけませんよね」



顎に手を当てて、うーん、とうなる。
色々もやもやするな。
このあとは、町の人の話も聞いてみたいぞ。




--------------
PLより:
とりあえずジェイドとお話し。
ユーグネルの聞き方は、受け取る側によってカーディス集団のこととも、昔の太守のこととも取れる聞き方をしてみました。
もちろんルーイは昔の太守がユーグネルだなんて知りませんw
エシエル・ジェイドとの会見のあとは、時間の許す限り町の人から話を聞こうと思います。
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別室での会話
46
: 2011/12/16(Fri) 08:11:26
魔音@GM
http://swordworldweb.net/adventure/session_bbs.html
>「ジェイドさん、エシエルさんの病は石皮病に似てますね。
 まさかとは思うんですが、これって、勲章がなくなってから発症
したんですか?」
 別室でジェイドと会話をするルーイ。

>「郊外にあった、化石の森を思い出しちゃいました」
 
「ふむ。先ずはエシエルの病状じゃが……」
 入ってきたのとは別の扉の隙間から覗く、一対の瞳とルーイの目が
あったのは、ジェイドが口を開いたそのときだった。
 次いで、
「へっくち」くしゃみの音がして、ゴツっと扉にぶつかる鈍い音。
 勢いでぎぎぃと開いた扉の向こうには、少し額を赤く腫らした
金髪碧眼の貴公子が、車椅子に腰掛けた姿でにこやかに手を振っていた。

「すいません。座り聴きするつもりはなかったんです。面白そうな
話の予感に、混ぜてもらおうと思って来たんですけど、この扉の敷居が
乗り越えられなくて……」
 車にかけた手に力がかけられるが、小さな段差で詰まっている。

「バタバタして色々と情報の不足が生じているのは心苦しいことです」
 エシエルは謝罪をして、自分の病気がそれより以前に発病したことを
伝える。
「騎士団を辞めたのも、実はこれが原因なんです。実家の家業を
継ぐなんて強がっちゃいましたけどね」
 ルーイはそこで、ベゼル家の人間に伝わる病のことを思い出す。
 ベゼルの当主となった何人かの人間が、奇病を患って死んでいる
ことだ。
 これはしかし、病というよりはむしろ、呪いと言えるだろう。何が
そうさせたのかは不明だが、ルーイは、石と化した木にかけられた魔法
との類似点を見出していた。

「その顔では、我がベゼル家の呪われた歴史をご存じのようですね」
 手をワキワキさせて、おどろおどろしいそぶりをするエシエルが、
ルーイに向けて先を続ける。
「ベゼル家を継ぐ当主は、それが半エルフであるとき、必ず石の病を
得て死ぬんです」
 ちっとも迫力がなかったが、彼の話はルーイが調べた事柄と一致した。
 ただし、エシエルはまだ当主ではない点が矛盾する。

「そうなんです。僕はまだ“次期当主”だってところが不思議ですよね。
 “呪いにのみ認められた当主”だなんて、かっこよすぎて照れて
しまいます」

※(情報が薄すぎて以下省略>欄外に飛ばしました:爆)

    ◇

>「そうだ、ユーグネルって名前、知ってますか。

「カーディスの一派として知られる一派じゃな」
 ジェイドは声を潜めて応じた。

>今回の件に関係しそうなら、注意しなきゃいけませんよね」
「彼らが浸透していることは、僕も把握していますが、はっきり
しません。
 別の土地になりますが、彼らが起こしたとされる事件のことを
聞いたことがあります。
 爪のある大樹の紋章は、彼らの好む印で、あからさまに犯行を
告知するとき、その紋章と、爪で裂いたような跡の残る殺人を
行うそうです」

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
 ジェイドとの会話は分けましたが、エシエルも乱入したので、
分ける必要があったのかどうか微妙ですねw

 ジェイド、エシエルの、ユーグネルに対する反応はこんな感じです。

 ここでの内容は、石にまつわる話@No.45のコメントの通りです。
 調子に乗って描写しましたが、従って情報密度は低い罠です(駄



「──はっ。先生、大変です。僕は大変な問題に行き当たってしまいました!」
 何かを思い出したように、エシエルは言葉を継ぐ。
「なんじゃ?」と対するドワーフの髭が揺れる。
「この状況から導き出される結論からすると、ベゼル家の次期当主は
イシコロってことになってしまいます!」
「エシエル。石は喋らないというところが、ワシは気に入っておる」
「えぇっ。先生への尊敬の念を言葉で伝えられないなんて。
 ……あ。まさかこれが本当のイシん伝心だなんていうオチが。。。

 そうだ先生、話ついでに、ずっと思ってたお願い事が、一つ
あるんです」
 エシエルの声に「なんじゃ?」とジェイドが再度髭を揺らす。
「僕が完全に石になったら、あの石の森の一柱として、飾ってもらう
わけにはいきませんか?!」
 よほど自信のある提案だったのか、目がきらきらと輝く。
 けれど、
「エシエル。お主と同じ形をした石など、魔除けにするにも役不足じゃ。
ましてや軽すぎて漬け物石にも劣る。つまり、たちまちに埋めるだけの
ことじゃ」
 ジェイドのにべもない言葉に、「ちぇーっ」と舌打ちするエシエルだった。
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石の呪い
51
: 2011/12/16(Fri) 18:05:41
ルーイ

ジェイドさんと話していると、エシエルさんが来た。


・・・・なんか、すごい軽いんだけど。
どういうことなの。


死病を患いながらも、明るく生きる。
この人は、すごく強い人なんだ。
街をひとつ統治しようって人は、やっぱり違うな。


「ごめんなさい、こそこそしちゃって。
 直接病のことを聞くのは悪いかなと思って。
 エシエルさんは強いんですね。
 尊敬します」


そして、疑問をぶつける。


「その呪いみたいなものを、代々受け入れてきたんですね。
 当主の証っていうのは、あるんでしょうか。
 それか、当主の座を破棄する儀式のようなものは?」

呪いなんて、そんなに臨機応変にかかるものじゃない。
例外なんてないはずだ。
つまり、エシエルさんは、今、べゼル家の当主である、はずなんだ。

「他の二つの家でも、似たようなことがあるんですか。
 それとも、べゼル家だけ、そんな呪いが?」

そこまで聞いて、はたと気付く。
これは、オレなんかが踏み込んでいい問題じゃないだろ。
呪いを解消出来る方法があるなら、もうとっくに誰かがやってるはずなんだ。


「・・・ごめんなさい。
 ずけずけと」


頭を下げる。
そして、ふん、と気合いを籠めた。


「勲章は無事戻ってきます。
 オレ、頑張りますよ!」


この人の力に、なろう。



------------
PLより:
“石と転じた熱なき記憶は 夜の言葉を紡ぎだす”
石化した過去の当主たちのことかと思いましたが、ルーイが発言するのもおかしいなーと思って聞いてません。

エシエル軽すぎwww
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継承者
66
: 2011/12/20(Tue) 03:19:34
魔音@GM

>「その呪いみたいなものを、代々受け入れてきたんですね。
> 当主の証っていうのは、あるんでしょうか。
> それか、当主の座を破棄する儀式のようなものは?」
 そう言われてエシエルは、首をかしげ、次いでジェイドの方を
じっと見た。
 ジェイドは首を横に振る。綺麗な編み込みのされた髭が一緒に
揺れた。子どもたちが結ったものか、中には、女の子のリボンが
かかった房もある。エシエルの目がその髭の先を追いかけ、一瞬、
嬉しそうに笑った。
 ルーイに視線を戻し、ベゼル家の次期当主は言った。
「……わからないというのが現在のところの回答ですね。血による
継承が、ベゼル家当主の唯一の正当性であるかと思います。
 血の他に私が父から継いだものと言えば、一振りの剣くらい
なものです。
 とは言え、剣が継承者の証だなんてことは、聞いたことがないですねぇ。
 議会塔の地下に眠る、我が父祖たちを叩き起こすことができれば、
何か聞けるかも知れませんけれど」

    ◆

>「他の二つの家でも、似たようなことがあるんですか。
> それとも、べゼル家だけ、そんな呪いが?」
「私の知る限りでは、ベゼル家だけですね」
「ワシも、他に聞いてはおらんですじゃ」
 二人の回答は、ベゼル家だけだろうとのことだった。

    ◆

>「・・・ごめんなさい。
> ずけずけと」
「いや。それだけ関心を持って下さるのは、ありがたいことです」
 ルーイの配慮に感謝の言葉を返すと、エシエルは手招きして、
耳打ちするように言った。
「ルーイ。あなたは強いと称してくれましたが、僕はとても
臆病で弱い人間なんです――でも、僕にとって幸いだったことは、
死ぬことが一番怖いことじゃないってことでした。
 けれど、誉めて下さるのはとても嬉しく、力になります。
ありがとう」
 ルーイに握手を求めるエシエルだった。

>「勲章は無事戻ってきます。
> オレ、頑張りますよ!」
「もはや無事ではないですけどね!」言って微笑み、
「信頼しています」そう応じて、エシエルは退出した。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
 ルーイ探偵風味だだだだだっ。聞き込み( ・`ω・´)o彡゜聞き込みw

 なんか気づくといつも軽いですねww
 重々しくて渋いおっさんキャラとか扱ってみたいものです(爆)。

 議会塔が云々といのは、広場にある塔のことです。教会の地下墳墓
に、埋葬されてる。というイメージです。

 歌とかー *ノノ)GMやってるとこのての恥ずかしさに耐性がw
 でも、折角ですし、こっち方面もちょろっと。
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その意思
75
: 2011/12/20(Tue) 12:14:09
ルーイ



「エシエルさんには、自分の命よりも大事な物が、あるってことですね」


それが何かは聞けないけど。


「オレにも、いつかそんな物が出来るかな」


命より、だいじなもの。

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石にまつわる話
45
: 2011/12/16(Fri) 07:55:23
魔音@GM
http://swordworldweb.net/adventure/session_bbs.html
>「わかりました、別に変なところはないってことですね」
「変なところがあったんだと思うな……あくまでこれは想像なん
だけど」
 ルーイの言葉に、エシエルは合の手を入れた。

    ◆

>「石の賽子ですか、面白いな。
>なんか由来とかあるんですか?」
「ふふ。昔話があってね。この土地にやってきた人間が、元々この
土地にいた住民と、土地を巡って争ったんだそうだ。結局、最後は
1つだけのサイコロを使った変則半丁博打で決めようって話に
なり……あれは、その名残なんだとか」

 エシエルは、人間たちがサイコロ勝負を持ちかけ、住民がそれに
応じた。とても振れないサイコロを用意すれば勝ちだと思った人間が、
巨大なサイコロを用意した。対して地元の民は、巨人となって軽々と
サイコロをふり、今の丘まで投げ飛ばした。人間は、巨人よりも
早くサイコロにたどり着き、出目を確認。結果は巨人側のものだったが、
人間は出目を書き換えて勝利。この土地を得た。という話を披露した。

「転じて、勝負事を始めるとき、あの場所で願掛けする習慣のある
市民は多い。かくいう僕もその一人だったんだけどね」
 楽しげに話をしてみせた。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
 クイックレスです。
 何かあったというエシエルの推測は、予想通り、話をもちかけてきた
ギルドの内情を意図しています。

 詰められるところは詰めておきます(せっせせっせ)。

たいまん@ルーイさんへのメモ返しです ( -`ω´-)っ◇

・エシエルの病気のこと:
 ベゼル家の当主に伝わる呪い。当主がハーフエルフの時に必ず発病
してきた。
 ただし、エシエルが発病している点は、この時点では次期当主で
あるという点と矛盾する。
 発揮される効果から、石になった木にかけられたのとと同じ系統
である可能性は高い。


・呪いとの関連
 不明。元を辿っていけば、同じところに辿り着くという感触はある。


・他に同様の病気持ちはいないか
 (ジェイドリポート&エシエルの話)
 ベゼル家の半エルフの当主は、100%この呪い/病で死亡している。


・べゼル家の次点以降の跡継ぎ
 ジェイドは、いないと応じて口を濁す。
 この私塾の一角を占領している老人たちに話をすれば、エシエル
をとりあげた産婆が生きていることを伝える(@郊外のカランシル・
マーファ神殿)。
 歩くと片道1時間はかかる。


・バルタークとエシエルの友好関係
 バルターク→エシエル:バルタークはエシエルを恐れている節があり、
遠ざけている。表面的には、養生させるために、万全を尽くしている
ように見える。
 エシエル→バルターク:勲章の一件、自分への呪いを巡って、
自分がしっかりしていれば、負担をかけずに済むのに。と思っている
(呪いが、逆説的にエシエルに正当性があると告げているようなもの
だという市民たちの噂がある)


・エシエルの母親のエルフの消息
 エシエルは両親とも人間。取り替え子である(ルルブp.20)。
 ベゼル家がエルフの血を引いていることの証左とされている。
 母親は、エシエルを産んだときに死亡している。


・忌み子のハーフエルフであるエシエルに対する評判
(後半は街に出て酒場辺りで聞いた方がいいかも)
 半エルフであることは、ベゼル家においては正当な当主の証という
意味もあって、それなりに丁寧に扱われていた。これに加え、本人の
性格とも相まって、多くの市民に愛されている。病の全快を祈って、
ラーダ神殿を兼ねる私塾、周辺の祠には、参拝、花が絶えない。
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立会いの準備
63
: 2011/12/19(Mon) 14:39:13
マルドル

通された部屋に荷を解き、一階で食事を摂る。

>「わぁ、美味しそうなの。 頂きます♪」

「ああ、これはうまいね」
カーツの歓声にうなずいた。

旅中の飯もいいが、やはり椅子に座っての温かい食事は良いものだ。

食事の後、面会したエシエルの印象に戸惑は隠せなかった。
ジョージの言葉では、もっと元気な青年という印象があったのに、
目の前の彼は重病人だ。

――いや、賢者とのやりとりの妙な軽さに、その認識を改めるべきか…。

「マルドル。見ての通り剣士だ。よろしく頼む」
エシエルに、仲間と共に挨拶をする。

石皮病に似た病気が、当主にかけられた呪いとなれば…。
解呪は神の領分だ、寄付金に困らぬ名家が放置してきたとは思えん。

「失礼だが、代々その呪いを解く方法は試されてきたのだろう?
 それでも解けぬとなれば、相当な力だと思う。
 ベゼル家はこの街で最も古い血筋と聞く、エルフの血も流れている、と」

それが関係するのだろうか。

「いやしかし、それよりも――」

ああ、そうだ。
聞き込みは仲間に任せよう。
彼女達・彼らなら、きっといろいろ判明させてくれるだろう。

今、私に出来ることは――

「私は、早まった紋章の立会いの準備をしよう。
 日没までとなれば、早めに手を打ったほうがよいだろうし」

取引を行うことは、ベゼル家とギルドで確定しているのだ。

「ギルドには、我々が立ち会うことの了解をとっているのかい?
 冒険者が押し寄せることになるのだ、先方の機嫌を損なわせてはならんしな」

「取引場所だが、身を隠したい時など、そのような場所はあるだろうか。
 なかなかに面白そうな場所だが、ジルの口ぶりだと万が一を考えずにはおかれんでな」
我々の仕事に含まれた、取引を妨害するものの排除に備えよう。

この街は、不思議な魅力に溢れている。
エシエルや神殿、精霊のことは仲間に任せて、
私は実務的なことを引き受けよう。


PL>
間が空いての投稿なので、短めな上
みんなの書き込みを拾いきれてない、ごめんなさい(><
「これ、考え違いだよ」って時は遠慮なく言ってくださいね

マルドルは立会い兼警護の準備を進めようと思います
テクラルは不思議いっぱい秘密いっぱい!
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丘の様子など
68
: 2011/12/20(Tue) 04:25:50
魔音@GM

>「失礼だが、代々その呪いを解く方法は試されてきたのだろう?
「そうですね。試したことだろうと思います。
 無論、私も試しました。オランにいたころ、神殿にお願いを
したものです」

> それでも解けぬとなれば、相当な力だと思う。
「ですね。でも、今では絆なのだと思うことにしています」

> ベゼル家はこの街で最も古い血筋と聞く、エルフの血も流れている、と」
「仰る通りです。記録が本当であれば、古代王国崩壊時にまで遡ることが
できると聞いています。
 エルフの血は、こうしてたまに現れるようです」
 自分を指してエシエルは言った。

>「ギルドには、我々が立ち会うことの了解をとっているのかい?
> 冒険者が押し寄せることになるのだ、先方の機嫌を損なわせてはならんしな」
「えぇ。了解済みです。立ち会いのこと、よろしくお願いします」

>「取引場所だが、身を隠したい時など、そのような場所はあるだろうか。
「丘には、腰下の高さの下生えがある他には、立方体の巨石がある
だけですからねぇ……。身を隠す場所というのは、思いつきません。
もともと岩がちな丘なんですよ。
 とは言え、隠密にたけた人間であれば、下ばえの中を這うことで、
隠れるに十分かもしれませんけれど。」

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
(`・ω・´)ざざっと質問に答えるエシエルの図。です。
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よすぎるタイミング。
93
: 2011/12/22(Thu) 00:41:26
ガラフ

賢者ジェイドは我々を、手料理で篤くもてなしてくれた。
炊事をこなすその姿は正直不釣合いだが、
それが却って彼の人柄を偲ばせ、好感を高める。
野菜のスープをすする。胃に優しい。

「これは…旨いですな」

心遣いに対し、自然と感謝の言葉が漏れる。

食事が一息ついた所で、車椅子に乗ってエシエルが現れた。
彼は一見して病魔に侵されていると分かる、半妖精の青年だった―――

>「座ったままの非礼をお許し下さい」

>「遠いところを皆さんには感謝します。私がエシエルです」

>「適当な宿を確保できなくて申し訳ありません。お聞き及びのこと
> かもしれませんが、一週間後に控えた祭りで、宿が一杯でしてね。
> 少し賑やかなところですが、こちらでご寛恕下さい」

「エシエル氏よ、丁重なご挨拶痛み入ります。
 ワシの名はガラフ。オランのラーダ神殿に籍を置く者です。
 この度は、同じ神を仰ぐベゼル家に助力する機会を頂き、
 感謝しておりますぞ。星王ラーダよ、この出会いに感謝を」

印を切り、短く祈りを捧げる。

「就きましては、高司祭様よりバルターク様宛に書状を預かっております。
 どうかお納め頂きますよう」

と述べ、懐から高司祭に認めて貰った紹介状を差し出す。

***********************************

>「到着早々申し訳ありませんが、アシナート商会の使いの者がやって
> きて、取引を早めたいと言ってきました。早速対応をお願いします」

エシエルは早くも予定変更を告げた。
場所は、郊外にあるという巨人の賭場という場所らしい。
聞けば、取引相手が予定より早く帰って来たらしい。

>「一日空けて機会を逃したくないのは、こちらも、そしてあちらも
> (取引相手)も同じというわけですね」

「なるほど。確かによい取引きは早く成立するに越した事は
 ありませんからな…しかし、何やらきな臭いのう」

我々の到着とほぼ同時に、取引きの先倒しの報が入る…
何者かが我々の動きを見越しているように思えてならないのだ。

***********************************

>「私は、早まった紋章の立会いの準備をしよう。
> 日没までとなれば、早めに手を打ったほうがよいだろうし」

マルドルが提案する。
エシエルが言うには、盗賊ギルドに対し、
我々の立会いについては話は通してあるらしい。

「それは助かります。迅速な対応、感謝致しますぞ」

>「取引場所だが、身を隠したい時など、そのような場所はあるだろうか。
> なかなかに面白そうな場所だが、
> ジルの口ぶりだと万が一を考えずにはおかれんでな」

マルドルが取引き場所について質問する。
その心配は、尤もな事だ。

>「丘には、腰下の高さの下生えがある他には、立方体の巨石がある
> だけですからねぇ……。身を隠す場所というのは、思いつきません。
> もともと岩がちな丘なんですよ。
> とは言え、隠密にたけた人間であれば、下ばえの中を這うことで、
> 隠れるに十分かもしれませんけれど。」

エシエルの回答。どうやら隠れる場所は乏しいらしい。

「技術の問題もありますが、魔法でも使えば姿を隠す事位どうとでも
 なりますからな…安心は出来ますまい」

感想を述べる。魔術師の役割が重要なものとなりそうだ…

「ワシも立会いの準備に同行致しましょう。
 マルドルの言う通り、あらゆる事態を想定せねばなりませんでな」

それに、自分が居れば、有事の際の被害を多少なりとも減らせる筈だ。 

===================================

【PLより】

公私共々に滞り、投稿が大幅に遅れて申し訳ありませんでした。
圧倒的な情報量に溺れそうですが、少しずつレスして遅れを取り戻して
行こうと思いますので、何卒ご容赦くださいませ。

石化病の<知識>判定を行いました。以下に結果を添付しています。
結果は失敗です。ルーイに教わった事にしますね。

09:38:52 ガラフ@テッピン <知識>判定、石皮病。目標値14。 2d6+4 Dice:2D6[5,3]+4=12
09:39:13 ガラフ@テッピン 残念!ルーイに教わります。

エシエルにオラン神殿の高司祭様の紹介状を渡します。
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紹介状の行方
107
: 2011/12/23(Fri) 06:10:20
魔音@GM

>「就きましては、高司祭様よりバルターク様宛に書状を預かっております。
> どうかお納め頂きますよう」
「叔父上に面会を求めるおつもりですか?」
 エシエルは、紹介状に目を落としてガラフに尋ねた。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
 バルタークへの面会予約でしょうか?
 単に渡しておく。ということかもですけれどっ。確認です。
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出来るものならば…
115
: 2011/12/24(Sat) 00:48:14
ガラフ

>「叔父上に面会を求めるおつもりですか?」

エシエルからの質問。

「バルターク氏はご多忙とは思いますが、可能であるならば。
 ただ、これは一介の冒険者としてでは無く、
 星王の神官としての願いになりますが。

 尤も、今からハルン氏の護衛に向かいますので、
 ワシ自身の都合がつくのが取引きの後になってしまいますな」

喋りながら、自分にも存外時間が無い事に気付く。
出来る事なら、全て事を為してから、
ゆっくりと信仰について語りたいものなのだが…

===================================

【PLより】HP22/22 MP23/24 インスピ:未使用

GMの確認の取り方に妙な不安を覚えますが、
此処はバルタークとの面会を希望しておきます!
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面会の予約
140
: 2011/12/27(Tue) 18:46:05
魔音@GM

> 「バルターク氏はご多忙とは思いますが、可能であるならば。
>  ただ、これは一介の冒険者としてでは無く、
>  星王の神官としての願いになりますが」
 頷くエシエル。

>  尤も、今からハルン氏の護衛に向かいますので、
>  ワシ自身の都合がつくのが取引きの後になってしまいますな」
「そうですね。では、話は通しておきます。
 ただ、多くは期待しないでください。勲章が盗まれたのが相当ショック
だったとかで、叔父上は会いたがらないんです。適うならば、ガラフ殿も
話を聞いてやってください」
 そう言って、ガラフを送り出した。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
 妙な不安とか気のせいですよ(にょほほ:ぉ)。
 それでは、現当主のバルタークに面会希望を出しておくということで。
 面会のタイミングは、テッピンさんにおまかせです。あるいは、私と相談などいたしませふ。
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たいていはバーにいる
121
: 2011/12/24(Sat) 15:18:16
シナモン・ペパー

すたすた歩いて俺は言われた飯屋に向かう
ちょっと遅いくらいだけどもまぁ、旅人が到着して顔を出す位には違和感がない時間だろう

楽器も・・持ってるな、旅荷物・・ってか普段と変わんねー
まぁ普段の洋服が入ってる分だけちょっと分厚い位か
よしおけー

店に入る前に周囲を悟られないように見回す。
見張りとかいんのかなぁ?やだなぁ〜なんだかこわぁぃ
俺は店に入ると愛想笑いを浮かべながらカウンターへ座る
「あてちは旅の吟遊詩人だわさ
今度こっちに来たからよろしくねー夜に歌いに来てもいいかしら?
あ、注文はタコウィンナーね、ハサンにつけといて」

最後は小声で言う

さぁて何が出てくんのかなぁ〜
俺は吟遊詩人よーと愛想を振りまきながら周囲を見つめ
その顔を出来るだけ覚えるように努めた
**************
PLより:まずはつなぎをつけます

聞き出したい情報としては
1.イヨギーテの詳しい情報
2.ユーグネルの奴らがよく現れる所の情報
3.ハルン・ホルトについて知ってること全部
情報量は言われるがまま出します。
ここの主が入手したいと思っている情報についても同様に聞き出したいと思います

記憶ダイスと周囲ダイスとかに使ってください置いておきます

--------------------------------------------------------------------------------
朱里@シナモン : 2D6 → 3 + 1 = 4 (12/24-15:16:29)
--------------------------------------------------------------------------------
朱里@シナモン : 2D6 → 5 + 1 = 6 (12/24-15:16:27)
--------------------------------------------------------------------------------
朱里@シナモン : 2D6 → 2 + 6 = 8 (12/24-15:16:24)
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たいていはバードいる(12/28修正)
127
: 2011/12/25(Sun) 14:43:15
魔音@GM

 食堂をちらと見回したシナモンは、正面の出入り口、裏口とそこに
至る細い通りに居座る乞食たちの姿を認めた。
 どこかぴりぴりしているのは、気のせいではないだろう。姿は
見えないが、隣近所から、出入り口を見張っている者もいるかもしれない。

 意を決して中に入ると、先ず短い廊下と小部屋のあいのこのような
明るい空間があり、両側の壁に大きな肖像画が飾られていた。正面には
すぐにまた扉があって、食堂へと続いている。
 カランコロンと鈴が鳴って、シナモンを迎える。
 昼過ぎの食堂は、灯りがやや落とされて暗かった。影と、喧噪の去った
けだるさが沈殿していたが、そこに止まっている男たちも、この時間に
しては多かった。
 彼らは、カタギに見える特徴のない者から、鈎状の傷が顔にあるいかにも
という者、貴族然とした家柄の良さそうな男も居て様々だが、共通して
言えるのは、彼らはまだこの食堂から去りそうにないということだった。

>「あてちは旅の吟遊詩人だわさ
>今度こっちに来たからよろしくねー夜に歌いに来てもいいかしら?
>あ、注文はタコウィンナーね、ハサンにつけといて」
 注文を受けたボーイは、カウンターの中から「へい」と怪訝な声で
答えてカウンター奥の厨房に入る。
 間もなく、エプロン姿の男が厨房から出てきた。
 背の高い人間の男で、調理帽の中に、銀色の髪をまとめている。
 その暗紫色の半眼から、射貫くような視線をシナモンに走らせると、
「生憎、出入りする楽師には事足りててな。
 ──が、料理人の手が足りていない。お前、皿洗いくらいはできる
だろう? 来いよ、ちょうど片付けをしてるところだ」
 言って、厨房に誘った。

    ◇

「よく来たな、ミズ・シナモン」シナモンの姿を一瞥し、言葉を継ぐ。
「俺がアンリだ。ハサンから聞いているな。
 ──話を聞こうか」
 アンリは、夕食の仕込みの所為か、ジャガイモの皮を剥いたり、
肉を解体するなど作業をしながらシナモンの話に受け答えしていく。

>イヨギーテの詳細情報
・ベゼル家がバルターク卿の代になってから、塩の輸送の半分以上を
 引き受けるようになった。
・その出自はよくわかっていない。
・西の方から流れてきた商人のようだが、その才覚が認められたの
 だろう。多生強引だが、傾きつつあるベゼル家の影響力を止めている
 のは、彼の働きがあると言える。
・短期間の逗留者がイヨギーテを訪問しているのも確認されている。
・本人は、ジェイに勲章をスリ盗られた日から、ベゼル本家から出てきた
 様子がない。
・ベゼル家に放っているメイドはイヨギーテの部屋に近づけないでいる。
 バルタークとイヨギーテの世話は、イヨギーテが連れてきた使用人
 だけがしている為である。


>ユーグネルの出現情報
・イヨギーテから勲章をスリ盗ったジェイを、喧嘩の末殺したロブが、
 牢内で殺された。この犯行は、ユーグネルのものであることを思わせる、
 猟奇的な証拠がある(かぎ爪の傷と、血染めの、爪を生やした大樹の印)。
・ロブの殺害後、郊外のマーファ神殿が、奇蹟の扱える神官の殆どを、
 街の祭りの儀式と称して郊外のカランシル神殿からこの街に送り
 出してきた。
・次の議長職につくフロネア家まわりの商人たちが、マーファ神殿に
 働きかけ、それに応じたというのが表面的な動き。
・素早い行動だったので、マーファ神殿もある程度は察知していたと
 考えられる。
・夏の終わり頃から、街の警邏隊に、マーファの神官戦士団あがりの
 男たちが浸透しつつあって、仕切り始めている。
・神官戦士団上がりの男たちは、傭兵崩れだが、狂信的なまでの勤勉さ
 と熱意、疲れ知らずの体力で仕事をしている。
・アンリは、そのうちの一人を拘束している。酒に酔っていた所為か?
 手がつけられないほど暴れていた所為なのだそうだ。暴れた男は現在、
 目を覚ましているが、所持していた大地母神謹製“力水”と称する物を
 しきりに要求している。それは、麻薬中毒患者の症状に似ている。
・3大貴族家・グリンデール家の庇護にあるファリスの巡礼団にも
 動きがある。ジェイの死体を最初に発見したのは、偶然ではないと
 アンリは見ているが、つてもないし人手もたりないので、まだ接触
 していない。現在、客として居座っている一人が、巡礼団の一人で
 あることは確認したところなので、どうしたものかと思案中。


>ハルン・ホルト
・シナモンと同じグラスランナーのシーフ・レンジャー。気分屋だが、
 気が向けば、どこにでも道案内ができ、その仕事は信用ができる。
 「お前もそうであってほしいものだな、シナモン」byアンリ
・水草亭という食堂が実家で、テクラル市にいるときは、そこで
 出会える可能性が最も高い。
・母親はエシエルの乳母で、エシエルとは幼なじみ。

    ◇

 本来ならエシエルにつけておいてもいい金だが。と言って、
情報量に金貨12枚、600ガメルをアンリは受け取った。
 去り際、アンリはシナモンを止める。
「──待て。お前、歌ができると言ってたな。
 ハザード川の船乗りの歌を何かしてるか? あれば弾いていけ」
 オランの水上交通の要として知られるその川にまつわる歌の中から、
シナモンが一曲披露すると、アンリは椅子に腰掛け、目を閉じて聴いた。
 歌い終わると、アンリは自分の懐から、金貨の入った袋を手渡した。
「時間があれば、歌も頼む。これは手付けだ」
 袋には、金貨5枚・250ガメルが入っている。
 彼はまた、「昼飯はまだか?」と、タコ状に加工した
ソーセージを、ナンのようなものと共にシナモンに出して、自分も
食べる。「この中にあるものなら、適当につまんでいい」とのことだった。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
 外の観察4、中の観察6、演奏8を用いました。
 極力形容は避けて、箇条書きで情報を列挙しました。
 この時間は、一行がお昼を食べているのと同じとします(それほど
厳密に時間管理をしていませんが、シナモンは一手多く使える。
くらいな感じです)。
 質問など、あればこの枝の下か、相談スレでお願いします(ノ*゚ー゚)ノ

 +シーフギルドの情報@記事No111参照です
http://dorotora.com/wforum/wforum.cgi?mode=read&no=111&reno=69&oya=69&page=0#111
++
 い? ん??ww

 風邪の様子だったとか。その後だいじぶでしたでしょうか?
 お大事になさって下さいませよー。

※12/28修正
 すいませんー。マーファ神官戦士団あがりの男たちが浸透しつつあるのは、
×自警団(市民が構成している兵士)、○警邏隊(貴族、議会お抱えの兵士)です。申し訳ありませぬ。
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チャランランラララランララン
135
: 2011/12/26(Mon) 20:55:07
シナモン・ペパー

「ほー。これがタコウィンナーかぁ〜」
勧められるままに口にほりこむ
!!!!
そうだ・・・こいつも燻製・・・
美味い、しかし、こいつよりもきっともっと美味いんだ
なんたって奪い合われる燻製・・・・っ!
素材は何かな?鳥・・?豚・・?いあいあ最高級燻製ここは牛
牛脂に包まれた最高級な牛の柔らかぇお肉をこれまた最高級のチップで燻製にしました特製品。
最高級燻製!!
(【シナモン脳内劇場第一部】
男A「おお、この香り、まさしく最高級燻製ではないか!!」
2階の窓から姿を現す最高級燻製(縦巻きロール)
男B「まてー!最高級燻製は俺のものだー!」
男A「なんだとー!!」
ワーワー
燻製「ああ、およしになって・・・!私の為に争わないで・・」(きらめく涙)
知らんグララン「っふ、お嬢さん、君に涙は似合わない。俺と逃避行しよう」
燻製「あーれー」
【脳内劇場一部終わり】)

しまった、ヨダレたらしながら複雑な顔してた

ふと我に帰って何をしようとしてたのか思い出す。
「ああそうだおっちゃん!」
俺は去ろうとする背中に声を掛ける

「居座ってる巡礼団の奴はいつごろ来るよ?
それとさ、アンリが捕らえてる奴からちょいと話聞ける?
もし巡礼団のやつが夕方以降なら先にアンリが捕らえてる奴からちょいと話を聞きたいんだけどさ!」

そう言いながら俺は華麗にポージングする
チャランランラランランラランと音と共に後ろから鮮明なライト!
が照るわけもなく口でチャラチャラいいつつ
服をポイポイ脱いでいく訳で
スッポンポンになってなぜかこう、落ち葉が舞い散ったりして
元のシナモンの姿に戻る
「美少女シナモンは世を偲ぶ仮の姿・・・」
じゃじゃんじゃんじゃんじゃじゃん!!
「シナモン・ペパー!参上!!キリッ」
決まった・・・ッ
この上なく満足感にニヤニヤしながら置いてけぼりの周囲に説明をする
「あー、あれな、一応めくらまし、おいちゃんまで騙してるとあれだから一応ばらしておくのと、ファリス巡礼団やらの方にはこっちの姿で接触したほうが良いだろうと思ったからさ」

そういったあと俺は顎の下に指を置いて言う
「俺の全てをさらけ出したんだ。おっちゃんも全部さらけ出してもらうぜ・・・?」
「いあ、脱ぐんじゃなくてな。こっちのギルドの話ー
どうなってんのよ、怖くて動けないの困るのよ。
ちゃんと協力すっから教えてチョー」
______________________
PLより:
今回は暴走回のようです。
行動としては、アンリが捉えている奴からマーファの内部の情報収集と、潜り込む手段を聞き出すことと力水をどうやって手に入れていたかの聞き込みをしたいと思っています。

巡礼団の方にはそのあと近づいて双方の協力できる範囲を話し合ってみたいとそう思っております。

追記でギルド内部の忌憚のない情報を求めてみました
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タコの足が繋ぐ幻想
151
: 2011/12/29(Thu) 07:26:57
魔音@GM

 燻製は、この後いったいどうなってしまうんだ……?
 ……そもそも燻製って一体。。。っていうか第二幕があるのか?
 第一部が幕を下ろした後も、暫しの間、アンリは【シナモン脳内劇場】
の中に居た。
 実在するはずのないそれだったが、確かな存在感をアンリの脳内に
焼き付けたのだった。

    ◆

>「ああそうだおっちゃん!」
「何だ?」
 アンリは立ち止まり、向き直る。

>「居座ってる巡礼団の奴はいつごろ来るよ?
>それとさ、アンリが捕らえてる奴からちょいと話聞ける?
>もし巡礼団のやつが夕方以降なら先にアンリが捕らえてる奴からちょいと話を聞きたいんだけどさ!」

「あぁ。昼飯を食いに来て、そのまま店にいる。あの浮いた姿勢で
茶を啜っている女がそうだ。レアルデといって、連中のリーダーらしい」
 厨房からそっと覗けば、茶を前に背筋をピンと伸ばして座る、
一人の貴族然とした女性の姿をシナモンは見ることができる。
 アンリはその人物が、巡礼団の一員であることを確認したそうだ。
「あれだけ浮いた奴が、まぐれでここに行き当たることはないだろう。
 こちらと直で話がしたいのだろうことは、明白だ。連中の望みと
こっちの思惑が合致すれば、手を組んだって構わない。
 シナモン。奴らと話をつけてくる気があれば、委細は任せる。
 こちらとしては、例の取引を成立させればそれでいい」
 やれそうなら、ファリス方面は任せるとあっさり言った。

「捕らえている男のことなら、注意をしろ。クソ力で暴れたところを、
やっとのことで椅子に縛り付けたんだ。
 それに、まともな受け答えができなくなりつつある。多くは
期待できない」
 男の尋問については、許可を出すが、有益な情報はつかめそうに
ないと考えているらしい。

    ◇

 アンリは、服をぽいぽい投げ捨てていくシナモンに対し、いつの
間にやら隣室に移動して、
 チャランランラララン♪
 ハープシコードで伴奏を始めていた。
 居合わせた他のギルドメンバーたちは、唖然とするばかりで事の
成り行きについてこれない。

>「あー、あれな、一応めくらまし、おいちゃんまで騙してるとあれだから一応ばらしておくのと、ファリス巡礼団やらの方にはこっちの姿で接触したほうが良いだろうと思ったからさ」
「シ、シナモンのアニキ……その、ファリスの野郎たちには、
全裸で接触するんで?」
 下っ端のギルドメンバーの誰かが言った。
「そうか、これが本当の裸のつきあいってやつか!」
 別の誰かが感動の声を上げる。
「「「さすがシナモンアニキ!」」」周囲がひとつになりはじめる。

>「俺の全てをさらけ出したんだ。おっちゃんも全部さらけ出してもらうぜ・・・?」
「「「「「押忍! 男磨かせてもらいやす!!!!!」」」」」
 一斉にズボンを下ろす鉄砲玉たち。
>「いあ、脱ぐんじゃなくてな。こっちのギルドの話ー
「良いからお前らあっち行ってろ」
 アンリが手下の退出を促し、改めて向き直る。

>どうなってんのよ、怖くて動けないの困るのよ。
>ちゃんと協力すっから教えてチョー」

「いいだろう」アンリは、コップに水を汲んで一杯煽り、状況を語り始める。
「手元に残った使える奴は、あいつらだけだ。信用はできるが、
頭を使った交渉事は全く不可能と言って良い。
 使える奴らも、それぞれの持ち場の情報収集でてんてこ舞いと
きている。と言うのも……」
 そう言って切り出したアンリの話は、ギルドを裏切ったと考えられる
幹部たちに移る。
 カランシル・マーファ神殿、商人ギルド、自警団の担当者だった
三人が、目下進行している事件の背後にいるのだろうとのことだった。

 ×カランシル・マーファ神殿:補給物資の調達担当者アルザ
  ●ロマールなどで傭兵をかきあつめてきた。その後、カランシルで
   神官戦士団としてまとめあげた。
  ●大神官を拘束し、カランシルを仕切っている。
  ●市に派遣されてきている神官戦士たちは、事態に気づいていない。

 ×商人ギルド:市議会議員の一人シケル
  ●フロネア家を引き込んで、警邏隊にマーファ神官戦士団員
   あがりの狂信的な信徒たちを入隊させた。現在も、魔法の
   使えない神官戦士たちを掌握している。
  ●ユーグネルの浸透から危機感を煽り、商人を中心とした
   議員たちを束ねている。神官戦士団の中核(魔法を使える者たち)
   呼び寄せた(その直後に、アルザはカランシルを掌握した)。

 ×警邏隊:警邏隊の副隊長ピリー
  ●元傭兵隊長。警邏隊を指揮下においている。現在、議会塔を
   その管理下に治めている。

  簡単に裏切りを伝えた。

  これに対し、まだ連絡の取れるメンバーとして、

 ○カランシル・マーファ神殿:料理人ケイツ
  ●料理人として神殿の厨房を仕切っている。

 ○三家の使用人(ベゼル家、フロネア家、グリンデール家)
  ●ベゼル家:バルターク、イヨギーテには近づけない。
  ●フロネア家:ユーグネルを思わせる犯行に浮き足立っている。
  ●グリンデール家:家の門を閉じて、事態を静観している。

 ○議会塔:書記官セレンギル
  ●議会塔の様子を伝えてきている。

 ○エルフの集落:エルフのアルス
  ●エルフの宝石の照会に、エルフの集落に向かっている。

 ○街の情報収集:掃除人のアイロチリク
  ●乞食やその他おしゃべりな人々から、情報を収集している。

 ○元ギルドマスター:ノルン・ホルト
  ●水草亭の女将。先々代のシーフギルドマスター。
  ●ハルンの母親。
  ●いざとなれば、案外頼れるかもしれない。

 ○その他の手下:20人の構成員たち

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
 シナモンセンセー、チャランランララン……ポール・モーリアの、
オリーブの首飾りが繰り返し脳内再生されてて止まりません(脱衣音楽! 爆

ファリス方面
・ファリス巡礼団の交渉担当(リーダー)が直接店にやってきていて、
 お茶飲みながら待機してます。
・シナモンが同意すれば、ギルドの担当者としてファリス方面を
 仕切ってくれ。と要請されます。

ギルド内情
 裏切りった元幹部たちが、市のあちこちで暗躍しているとのことです。

 カランシル・マーファ神殿
・潜り込む手段として、料理人のケイツ、情報を使うことが考えられる。
・力水:
 「俺たちの代わりに泣いてくれるマーファ様の涙を、お祈りの時に分けてもらう」
 「飲むと疲れが吹き飛び、幸せな気分になれる」
 「はやく水をくれ!」としきりにせがみます。
 という感じです。>尋問した際は、2d6を振っといて下さいませ。
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3度目の正直
155
: 2011/12/29(Thu) 21:12:10
シナモン・ペパー

厨房の漢祭り
煮え滾る男達の宴になるかと思いきやおっちゃんのあっさりした一言で終わった

>手元に残った使える奴は、あいつらだけだ。信用はできるが、
>頭を使った交渉事は全く不可能と言って良い。

「あーだわなぁ〜」
バックの中から男物の方を取り出して着ながら言う

「任せてくれんのね、サンキュー
 ああ、捕らえてる奴の方は一言聞くだけでいいから大丈夫、短時間で終わるわ
 それ終わったら交渉行くから、レアルデに俺の名前と
 イケメングラスランナーだって伝えといて」

女物を手早くカバンに詰めて俺は捕らえた男のもとへ向かう

**********
聞くことは単純だった。むしろシンプルにも程がある
「その力水が受け取れる場所教えれよ。どうせ大衆の面前じゃ渡されないんだろ?
 お前が欲しがってるから取りに行こうかと思ってるんだけどさーくれないんだよ〜
 欲しいだろ?んじゃそいつがある場所を教えれ」

**********
実にシンプルに聞き込みを終えると俺はレアルデの元に向かう
もちろん周囲は警戒する

____________________
PLより:
2回時間超過で消したんだぜ
だからメモ帳に書けってあれほど(ry


朱里@シナモン : 2D6 → 2 + 6 = 8
--------------------------------------------------------------------------------
朱里@シナモン : 2D6 → 1 + 6 = 7
--------------------------------------------------------------------------------
朱里@シナモン : 2D6 → 5 + 1 = 6
タイトル
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何度でもよみがえ(ry
163
: 2011/12/30(Fri) 18:56:59
魔音@GM

 シナモンが見たのは、落ち込んだ眼窩、無精髭の影がこけた頬を
強調するいった、典型的なアヤシイ風貌の男だった。
 狂気に捕らわれた目は、シナモンと同じ世界を見ているのかもはや
定かではなかったが、うわごとのように繰り返す言葉の中から、
郊外の神殿にある、兵舎つきの礼拝所が、配布場所なのではないかと
判断できそうだった。

    ◇

 レアルデは、近づきがたい雰囲気でその身を鎧っていたが、現れた
シナモンに一礼すると、
「レアルデと申します。第一秘書官を勤めております」
 そんな挨拶を寄越した。
 切れ長の目に結い上げた濃紺の髪が、シナモンの出方を測るべく
神経を注いでくる。
「作法を弁えない無礼をお許し下さい。マーファ神殿の出方に
思うところがあり、何かできないものかと罷り越しました」

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
 シンプル尋問と、ファリス巡礼団との接触シーンです。
 彼女たちはマーファ神殿の情報を求めています。提供できると
考えているのは、カーディスの一派であるユーグネルの情報と、
戦闘を想定した戦力ということになりそうです(交渉次第でしょうけれどっ)。
 03_取引までの行動スレッドに時系列的には入ってきてますが、
ファリスとのやりとりが終わるまでは、こちらでつづけませふ。

 >< 時間切れ激しく南無でありました;;;
 自分で注意書きを書いておきながら、僕も何度かアレレな事にw
 なんか、意地になってテキストエディタ使わへんわ! って感じに
なりますよね!(アハ
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真面目の限界
167
: 2011/12/31(Sat) 11:20:52
シナモン・ペパー

「礼拝所ね・・オーケー」
時間があるなら行ってその力水とやらを盗ってこよう
調べりゃ怪しいモンが出るだろーこんだけ気持ち悪いようになんだから。
「おいちゃん、こいつ殺さないように気を付けていて」
物証と証明人が居ることは十分な証拠になるだろう
あれだ、ファリスのやつか誰かにカミサマお願いーって
ナントカ言う呪文かけてもらったら毒抜ける奴あるだろ
それ掛けてあいつが正気に戻れば毒と判定も出来るし
力水ほしがる図が完成したらそれで悪の証明にもなるし
なんか便利な魔法もあるだろ。こいつ悪い奴(ピキーン)ってやつ
カミサマって便利だわー俺にも便利パワーくれねーかなー

んなこな考えつつレアルデのところに行く

「シナモンです、イケメングラスランナーです(キリッ)」
礼節をパーフェクトに弁えた自己紹介をしつつ隣に座る
周囲に聞かれないように考えながら提案していく
「こっちにある手札は今んところひとつだ、
手札を揃える手伝いなら出来る。」

様子を伺いながら提案する
「こちらは情報を貰って、
そっちの手札に出来そうなカードをそちらに渡す。
それでどう?
変に貸し借りもなくなるし、それでそちらがどう動くかは
そっちに任せる。
ああもちろん、ここのギルドに手出しはやめてくれよ。」

おおっぴらに盗賊ギルドと手を組みましたー!なんて言えやしないだろう
えーっと、フェリスだったっけ?
そのカミサマを信じてるって奴はやたらと俺を怒ると記憶している
なので多分あれだ、ダメだったはずなの!!

「もちろん、こちらは奴らを許容していない。」
(俺はどうでもいいと思ってるけどな!)は省く
「よって、必要ならそこらへんの情報をこちらから渡すこともできるよ」

ェーだってぇー燻製がもらえたらぁー変な水飲んで気持ちよくなってる
おっさんの集団とヵーどうでもいいしぃー
その本音が出ないよう必死にキリッとした表情をキープしつつ
俺は交渉を続けるのである
____________________________
PL:あぶないよ!シナモン君の真面目パワーが限界だよ!!

提案したのは
1.情報のやり取り
2.とってきて欲しい情報or物証を提示すれば盗み取ってくること
3.その情報によってファリスがどう動くかは任せること
4.このギルドの目溢し
5.目溢しの代償に裏切り者の情報を必要であれば提示する事
です!
日本語難しねー
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真面目な人々の行動予定
170
: 2012/01/02(Mon) 06:00:14
魔音@GM

>「シナモンです、イケメングラスランナーです(キリッ)」
 目礼であらためて応じたレアルデは、“イケメングラスランナー”
についてセージチェックをしたが失敗。致し方なくイクメングラスランナーの
次項目に、保留とタグ付けしてそっと分類した。

>「こっちにある手札は今んところひとつだ、
>手札を揃える手伝いなら出来る。」
 新たな茶碗へお茶を注ぎ、隣に座ったシナモンに差し出す。

>「こちらは情報を貰って、
>そっちの手札に出来そうなカードをそちらに渡す。
>それでどう?
>変に貸し借りもなくなるし、それでそちらがどう動くかは
>そっちに任せる。
「それは望外の申し出です。感謝します」

>ああもちろん、ここのギルドに手出しはやめてくれよ。」
「ふふ。当方は命知らずで通っておりますが、ギルドと事を構える
ほど無謀ではありませんよ」
 言って、レアルデはボーイを呼び、小金を渡して席の後ろにある
小さな排水路の堰を解放させた。
 やがて水の流れる音が二人の会話を包み、隣り合わせでなければ
会話は聞こえなくなった。

「こちらの店の名・夜の言葉とは、こうして水路に包まれた言葉なのですか?」
 良い名前だな。鉄扇を取り出してシャラリと広げると、レアルデは
口元を覆って話し始める。
「私は、ユーグネルを追いかけている。その中で得た経験から、彼らの
やり口は、大きく分けると2パターンがあることが判っている。
 これらの中で、心当たりがあれば教えて頂きたい」告げて、指折り
話した。

 また、レアルデは、巡礼団がユーグネルのスポンサー、もしくは
当地のユーグネル首謀者として、市の有力者である3人に候補対象を
絞っていることを伝える。そして、戦闘になってしまったときに、
巡礼団が返り討ちに合わなければ、殺害してしまう可能性を伝えた。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 レアルデは、シナモンの申し出を受け入れ、以下のようなことを
話します。

1.ユーグネルに関する従来のパターンから見た動向
 A 雇われて、資金、コネクションを拡大する活動をしている。
 B 主たる行動として、破壊活動を行っている。
  ●A、Bの共通点としては、特殊な薬物を使って狂信的な兵士を作り、
   破壊活動を行う。また、デーモンを使った暗殺を行うことがある。
  ●Bの具体的な手口としては、Aの破壊活動を陽動に、より大きな
   破壊計画を進行させるというもの。

 ○このパターンから、ユーグネルを思わせる情報があれば、
  教えて欲しい。とのこと。


2.上記1.で想定するA、Bのどちらにせよ、彼らのスポンサー、
 あるいは首謀者が、街の有力者であるケースがある。彼らと交戦に
 至った結果、巡礼団が勝利し、殺害してしまう可能性があり得る。
  不都合な場合は、理由、交戦の条件を教えて欲しい。とのこと。

 ○スポンサーの候補者としては、ベゼル家のバルターク卿、エシエル卿、
  市議会議員のシケル氏の三者のうちの誰か。あるいは全員。という
  ところまで内偵を進めている。と伝える。
  ●バルタークは商人イヨギーテと何かを画策している。
  ●エシエルは、冒険者たちを呼び寄せて、何かを画策している。
   ・ベゼル家別邸に行かなかったシナモンについては気づいていない様子です。
  ●シケルは、商人たち、マーファ神殿を扇動し、何かを画策している。
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流水
175
: 2012/01/02(Mon) 23:06:00
シナモン・ペパー

「えっそういう意味なの?」
俺は素直に驚いた
ジョージのおっさんの極寒ギャグ的なものかと思ってたのに・・
ここのオヤジ、なかなかロマンチストだな!

「心当たりはある。
協力体制だから包み隠さず伝えるよ」

俺は俺の頭の中を整理しながら話す
「まず、エシエルと冒険者はユーグネルと関係ない。
被害者の立場だ。」
俺は覚えている依頼内容を話す
「燻製を盗られたから穏便に取り返したいと言う依頼できてる。
俺もその仲間の一人だ。
俺は裏方で動いてんだ、オランのギルドだって暗黒の奴らが好き放題暴れるのはうれしかないしね」

「あと一つ、俺からも聞きたいことがある。
これ、俺の鼻が正しけりゃただの燻製の取り合いじゃないだろ」

俺はほっぺをポリポリ掻きながら言う
「後ろから掘られるのは趣味じゃねーんだ。グリンデールはどう動くつもりだ?」

敵じゃなきゃいい、手出しするつもりじゃなくても、まぁいい、後ろから撃たれるのは困るからな

「ベゼル家の内情は俺もまだ知らない。俺の仲間は知ってるのかもしれないが
俺、屋敷すらいってねーからな。あんたなんか知ってる?」
俺は笑う
「それは今晩にでもつなぎに行くとき確かめるわ。
でもまぁ、燻製って大層なモンなんだろ?それを大金で冒険者雇って買い戻す
ってなりゃまぁ、ユーグネルとしてそういう行動する意味わかんねーし
大々的にスポンサーって訳じゃねーと思うよ」

「で、次だ。
フロネアの周りにいる男達だが――」

俺は伝えられた裏切りを簡単にまとめて伝える
・カランシルのマーファ神殿は牛耳られている、牛耳った男アルザと言う名
・狂信的な信徒達を束ねているのがシケルだということ
・牛耳られるに至った経緯

「簡単に考えてフロネアが怪しい本丸だとは俺は思うが――
どーも、イヨギーテやバルタークは俺もわからん。
ベゼルって家のかんやかんやと関係はありそうな気はすっけどな
まーでも、エシエルってやつが本丸ってのはねーだろー
わざわざ部外者呼ぶわきゃねーしさ」

流れる水の音
寒い季節
俺はお尻がムズムズするのを我慢しつつ言った

______________________________
PL:じょーうほーうこうかーん
流れる水の音をずっと聴いてるとムズムズしますよね。
主にお花を摘みに行く方面に
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情報交換
182
: 2012/01/04(Wed) 05:18:46
魔音@GM

 レアルデは、シナモンの話をじっと聞き、時折相づちをうっては小さな
質問を挟むことで、勲章の取引を含め、状況を把握していく。
>「オランのギルドだって暗黒の奴らが好き放題暴れるのはうれしかないしね」
「利害が一致するのは嬉しいです。
 また、これでエシエル卿への疑いは消して良いでしょうね。
 ほっとしました」言うや、仮面のような眉の張りをやや緩め、
微笑みを浮かべた。

>「あと一つ、俺からも聞きたいことがある。
>これ、俺の鼻が正しけりゃただの燻製の取り合いじゃないだろ」
「匂いますか?」言って実際にくんくん鼻を鳴らして先を続ける。
「──そう。貴方の鼻より数段劣りますが、私にも匂います。
 明らかにユーグネルも欲しがっているものなのですから、よほどの
ものだと思って間違いなさそうです。
 先の議長を務めた際、グリンデール家で行った鑑定では、ミスリル製
であることが判明しています。つまり、古代王国製の品であることは
間違いないでしょう。とすれば、見た目通りのものとは思えません。
 そう考えると……とても美味しそうですね」


>「後ろから掘られるのは趣味じゃねーんだ。グリンデールはどう動くつもりだ?」
「これで心置きなくグリンデール家は、エシエル卿を支援することに
なります。主に個人的な理由で。
 巡礼団は、その要請を考慮しますが、無論、ファリスの教義から
外れることはありません。
 支援の理由については、至極シンプルです。グリンデール家
当主・フレデリカは、エシエルの婚約者なのです。このことは、ベゼル家
前当主とグリンデール前当主との間に交わされた約束事なので公には
されてませんが、近々発表があることでしょう。
 ついでながら、私とフレデリカはアノスの聖都ファーズで知り合った
学友で、以来親交があります」

>「ベゼル家の内情は俺もまだ知らない。俺の仲間は知ってるのかもしれないが
>俺、屋敷すらいってねーからな。あんたなんか知ってる?」
「そうですね。私も大したことは判っていませんが、その人となりを
分析する為に、彼らの生い立ちについては調査をしました」
 よく手入れのされた、肉厚で力強い武人の指が、項目を指折り
挙げていく。

 ●現当主バルターク:
  ・前当主ハスフェルの弟だが、血を分けた兄弟ではなく、オラン
   南部の港町にある、とある名家から養子として迎えられた。
  ・前々当主がバルタークを後継者に指名したこと。また、前当主
   ハスフェルも、納得していた(結果としてうまくいかなかったが、
   これはベゼル家に伝わる呪いを回避する為の方法であらしい)。
  ・神官位を持っており、現在3階位にある。ここ数年の間、
   その奇蹟は確認されていない。

 ●商人イヨギーテ:
  ・バルタークの実家とつながりのある交易商出身で、バルターク
   とは幼なじみ。
  ・バルタークが当主になったときに呼ばれた。
  ・商人としての評価は決して高くはないが、相対的にベゼル家の
   力は弱まっていても、家として現状を維持しているのは、
   イヨギーテの功績と言える。

 ●エシエル:
  ・バルタークに子供がいない為、次期当主に指名されている。
  ・オランの騎士団で一軍を率い、辺境で数々の武功を挙げるも、
   石皮病に似た病を発症。退役する。
  ・未発表だが、グリンデール家当主フレデリカの婚約者。

「お役に立てればいいのですが、こんなところです」
 そう締めくくった。

    ◆

 フロネア家まわりの説明をうけて納得し、
「エシエル以外のベゼル家周辺、バルタークとイヨギーテについては、
もう少し調べる必要がありそうですね」
 感想を口にする。

 彼女も、話しながら腕をさすり、「あなたもいりませんか?」と聞いて、
温かいものを追加で注文した。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
 交換( ・`ω・´)o彡゜交換

 次の標的などあれば、03_取引までの行動 スレにどぞぞでありまする。

 ちょろちょろな水流は、くすぐったい感じが確かにしますよねー。
 海辺の波の音とかどうでしょうかっ。僕的には、違う気がしてます。
水量の違いなんですかねぇ。あぁでも、波が引くときのしゅわしゅわ
音は、こそばゆい感じが似てますな ‘‘)

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