テクラルの街では、“夜の言葉”の指す幾つかの事柄がある。
　その名を冠する食堂がある。
　あまり知られていないが、地下水路のことをそう呼ぶ者もいる。
　そして、失われた物語の一節。
　“石と転じた熱なき記憶は　夜の言葉を紡ぎだす”
　冒険者達は、その意味を知ることになるだろうか？

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
　ここは、ベゼル家の墓所に至るスレッドです。最終戦闘を予定しています。

　霊廟あるいは墓所。テクラル市では、それは議会塔の地下にある、
ベゼル家代々の当主たちが眠る場所を指す。彼の一族が旧カランシル王国の
王位を持っていた時代からの古い場所だ。

　石化した巨樹の列柱が、名も無い古代の神々の偶像のように見下す中、
一行は水草亭の地下にある、貯水槽の縁に集まっている。
　冒険者たちは水路を伝い、これからベゼル家の墓所に向かおうと
している。
　エリンが「来るがよい、ド・ジョー！」と呼ばわると、一行の目の前には、
体長５メートル以上はあろうかという、巨大な一匹の魚が現れる。
“ヌシ”とハルンが呼ぶに相応しい偉容だ。
　ハルンとこの一匹が、墓所に案内することになる。若いグラスランナー
は、その背びれに飛び乗るや、こりゃすげぇと上機嫌だ。

　　　　◇

　墓所に向かう者がこの巨大な魚につかまると、ゆっくりとスピードを
上げ、最初は水面を滑るように進んでいく。
　エリンは眠たそうだが、落ちそうになるまぶたを必死にあげて
つかまり、耐えていた。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
魔音＠GMより
　最終戦闘前の確認です。
　27日には墓所に到着する予定です。
　その間に、図とかせっせと用意します。少々お待ちくださいませ。

＋
　お魚さんからおっこちるかどうかの判定はありませぬ。ハラハラ描写は
お任せしますけれど（落ちるなよ、落ちるなよ!?：ぉｗ

＋＋
　あと水に濡れるのは不快かも知れませんが、戦闘のペナルティにも
今回はしません（とはいえ冒険者稼業はたいへんですね

追記：
・キャラクターのHP、MPについては、神官たちによって全快状態にあります。
・初期配置図らしきものを貼り付けました。ご参照くださいませ。
・キャラクターたちの上陸地点は、G2,G3,H2,H3です（赤線枠内です）。

「はー、地下がこんな風になってるなんてなあ」

酒場の地下に降りて、その光景を眺める。
マルドルさんとガラフさんは、二度目になるらしい。

柱みたいなのは、郊外でも見た、石化した樹だ。
エリンが反応しないってことは、これには精霊の力が働いてないんだろう。
郊外のもそうだって話だった。


今、目の前にいるのは異様にでかい魚だ。
どじょー、という名前が付いているらしい。

・・・。


「ねえ、エリン。
　なんで植物の王たるキミが、魚を従えてるの？」


我慢できなかったんだ。
疑問に思うのが当然だと思うんだ。


「で、これに乗って行くんだよね」


結構な速さになるんだって。
手綱とかついてないよな、当たり前だよな。


「オレが落ちたら、放っておいて先に行って下さい・・・」


オレの握力なめんな。





＊　＋　＊




GYAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!


最初は緩やかだった速度が、ぐんぐん上がる。
魚の鱗って知ってる？滑るんだよ。
ヒレだってそうだ。


つるつるぬるぬる


GYAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!


何度か落ちかける度に、誰かに掴まって、あるいは掴まえてもらってしのぐ。



オレ、体力もつんだろうか。



--------------
PLより：

はーい、最終戦闘参加しますよっ
役には立てないと思うので補助魔法と応援は任せろー（ばりばり

>「わぁ。ありがとうございます。そう言って頂くと嬉しいです。
>　えぇ。私の妹です。二人いる妹のうちの、上の子なんですよ。
>　カーツさんはクラリスとお知り合いなんですか？」

　そう嬉しそうに話すジルさん。
　やっぱりー。

「少し前にファンムに行く依頼があって、その時に知り合ったなの。
　クラリスさんの馬術も凄いよね！　7日掛かる行程を2日で移動しちゃったもの。

　クラリスさん、凄く元気そうだったなの♪」

　相変わらずお皿は割ってそうだけれども。　

――-*-――-*-――-*-――-*-――-*-――-*-――-*-――-*-―――

>「カーツ」
>「おかえり、リーダー」

　別邸へと戻り、抱き付くボクを撫でてくれるマルドル。

>「我々は霊廟へ向かうことになったよ。
>　案内はハルン。エリンと出会った水路を利用することになった」

　マルドルがボクとセリトに今後の動きを説明してくれたなの。

「よろしくお願いしますなの、ハルンさん」

　ハルンさんってグラスランナーさんだったなのね。
　知らなかったぁ。

「そして、エントのエリンさん。
　未熟な精霊使いですが、よろしくお願いしますなの」

　二人にぺこりとお辞儀する。

――-*-――-*-――-*-――-*-――-*-――-*-――-*-――-*-―――

　ハルンさんの案内で、水草亭の地下にある貯水槽へと移動したなの。
　水路からベゼル家の霊廟へ向かうみたい。

>「はー、地下がこんな風になってるなんてなあ」

　辺りを見回しながら呟くルーイ。
　あちこちに石化した樹木が見えるなの。

>「来るがよい、ド・ジョー！」

　移動にはエリンさんのお友達の、“ヌシ”と言われるかなり大きな魚、
　ド・ジョーさんが連れて行ってくれるみたい。

>「で、これに乗って行くんだよね」
>「オレが落ちたら、放っておいて先に行って下さい・・・」

「あ、ルーイ･･一応、ロープで繋いで置こうなの」

　そう言って、ボクとルーイの体を手持ちのロープで結ぶ。
　万が一滑ったとしてもロープがあれば何とかなるはず･･ハズ。

　うん、きっとセリトが何とかしてくれるハズ。

「セリトに結んでいいよね？」　


　ド・ジョーさんに全員がつかまると、ゆっくりとスピードを上げていく。
　エリンさんは何だか眠そうだけど、大丈夫かな･･　

――-*-――-*-――-*-――-*-――-*-――-*-――-*-――-*-―――

ＰＬ：合流と移動などー。
　　　彩さんの宣言通り、ジルと合流した時に松明の消火と埋め込んだ光晶石を回収したいです。

　　　ジル･クラリス姉妹の話題は適当に切り上げました（

　　　＠フレーバーでド・ジョー移動時にルーイとカーツ、そしてセリトをロープで結びますｗ　　　　
　　　きっと流れても何とかなる。

　　　セリトが流れたら三人で流れようぜな感じで！（

水草亭の地下に再び戻る。
今度は仲間達と一緒に、だ。

ハルンの話では、霊廟はこの水路の奥にあると言う。
しかし、まさかこのド・ジョーに乗って移動しようとは…。
本当に、水に縁があるなあ。

「水に濡れるが、泳いで進むよりずっとましだ」

という訳で、この水棲生物の背を借りることにする。


水を掻き分け、進む。

後ろでルーイの悲鳴が聞こえる。
カーツとセリトと一緒に、ロープで固定してたが。

「大丈夫か！？　落ちるなよ！」

かくいう私も、実は必死だ。
魚の背というものは、馬のように乗り心地がいいとはいえない。

それでも
「エリン、気をしっかり持て！」
眠気に耐える彼女を背中から支え、魚の背にしがみついた。


PL＞
緑の髪のエリンといい、水棲生物に乗って地下水脈を進むシーンといい、
上橋菜穂子さんの児童文学を彷彿とさせますなあ

マルドルもド・ジョーに必死状態なので、
セリトルーイカーツが流れたらお見送り状態に（ええええ

うそですちゃんと助けますぜｗ

エリンさんの目的の場所は、議会塔の地下にあるようです。
先へ進んで行くと、水路が見えてきました。
そこには、エリンさんと知り合いの魚の主がいます。
呼びかけると、現れました。
見た目はかなり大きく、今いるメンバーが乗れるぐらいはあります。

エリンさんが眠たそうな感じです。
今起こっていることと何らかの関係があるかもしれません。
気のせいでなければいいのですが。

奥の方へ進むと、中央部が盛り上がった広場みたいな場所へたどり着きました。
よく見ると、中央に何らかの像があるみたいですが、側に２体何かいるようです。
そのうち一体は、上位不死者によって変えられたレッサーヴァンパイアです。
もう一方、奥の階段らしき場所にも何かいますが、はっきりとはわからないです。
戦いは避けることはできないでしょう。

ＰＬ：
遅くなりました。判定の方は違うレスの方で先にやっています。

木の精霊と気のせいを掛け合わせたちょっとしたネタを入れてみましたｗ

ゾンビよりヴァンパイアやデーモンの方が（レッサーではありますが）強いので、
まず真っ先に倒すのがベストでしょうね。
魔法射程内にするために、中央の方へ少し近づいていきます。

>「ねえ、エリン。
>　なんで植物の王たるキミが、魚を従えてるの？」
「うむ。多くの者たちにとってはもっともな疑問じゃな。
　じゃが、妾の愛が、生ある全てのものの心に届いてしまうのもまた
げんぜんたるじじつなのじゃ」
　全然答えにはなっていなかったが、誇らしげにそう応じたものだった。

　　　　◇

　ヌシにしてド・ジョーと呼ばれる怪魚は、案内のハルンを頭に乗せ、
その巨体をしなやかにくねらせて水路の奥へと一行を誘う。
　エリンはそんな中、皆に礼の言葉を投げかける。
「皆には世話をかけるの。
　じゃが……、もしこの先にあるのが妾の本体であれば、妾はそなた
たちに礼の一つも言わずにこの世界を去ることになるやもしれん。
　この眠気にも似た気配から察するに、本物に近づいているのは濃厚じゃ。
　皆にはこの世の全ての葉と同じ数だけ感謝してもし足りぬ。礼を
申すぞ。じゃが、妾に出来る礼はこれくらいじゃ」
　言って、小さな袋を身近にいるマルドルに差し出す。
「団子じゃ。エシエルに食わしてやるつもりじゃったが、それは適わん
かった。石になるのを１日避けるヘンルーダで出来ておる。この石の
都では、あるいは何かの役に立つかもしれん。三口分はあろう。
　石に侵された時は生の苦みと共に蘇り、妾のことを思い出すがよい」

　エリンが言い終えるや、ハルンが叫んだ。
「みんな、30くらいは行き止めてられるよね。
　それじゃいくよっ！　３，２，１──」
　ドボン。
　怪魚はいよいよ暗渠へとその身を投じ、皆を水底へと引き込む。
　真っ暗な水のトンネル。時間の感覚は後退し、何も無い暗闇に
すべてが塗りつぶされる。
　己の境界が溶け、魂が裸になったのかと錯覚するほどの深い闇だった。

　　　　◇

「ここじゃ。間違いない」
　エリンは浮上すると共にそう呟いた。
「すまぬが暫く保たせてくりゃれ」
　弱々しく言葉を残して倒れかかり、宝石の中へ吸い込まれるように
して消えた。マルドルの手には、ドングリの形をしたその宝石が残った。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

＞エリンのお団子
　ヘンダール３服分です。賞味期限今日中とかｗ

＞家臣のド・ジョー
　ナチュラルチャームでめろめろなんですかね（爆）？　物語的要請
も！（ドングリころころ的な意味で）

＞エリンとか
　うひひ。上橋さん作品も、何となく見ちゃいます。上橋センセ軍ヲタ
だったらなぁ（
　水路とか、闘蛇のイメージのヌシなんかは、おまーじゅ！　ですｗ
　エリンは緑の髪で同じなんですが、真の元ネタは、岡野史佳せんせの
“1/2FAIRY!”という作品です。エリンというのはアイルランドという
意味もあるんですが、アイルランドカラーの“緑”という意味もある
そうで（我が神トールキン（ぁ）のエルフ語も、エリンは緑なので、
古英語でそんな単語があるのかなぁとか思ったりしてます）。

＞木の精
　まさかのミユねーさんオヤジギャグ。。。(　ﾟ　Д　ﾟ　)
　しかし、精神を扱っているところがかろうじて精霊使いクォリティｗｗ

　一行が到着したのは、巨大な円筒状の広間だった。
　天井まで吹き抜けの構造となっている。
　その底はほぼ円形の島になっており、壁をぐるりと囲む通路と
螺旋階段との間には、水路が島の縁をなぞるように走っている。


　中央の島には３体の人影が見られたが、１体は大柄な異形の者。
１体は赤い目をした人間に似た姿の男。１体は黒い石でできた像だった。
　また、螺旋階段を下ってくる人影が見える。


　ド・ジョーが浮上すると共に、ルーイが素早く指示を出した。
迷いの無いその判断は、一行が先んじて行動する自由をもたらした。
　像の前の二体が、なにやら一心に祈りを捧げていたことも手伝ったかも
しれない。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

キャラクターサイドの不意打ちです！

24　ミユ：（仮）移動＞？
18　マルドル：（仮）ザルバードに強打攻撃？
18　カーツ：
15　セリト：（仮）レッサーバンパイアに強打攻撃？
15　ルーイ：カンタマ＞マルセリ
14　敵Ａレッサーバンパイア：お祈りちう＠回避-4
14　敵Ｂザルバード：お祈りちう＠回避-4
12　ガラフ：（仮）ホーリーライト
07　敵Ｃゾンビ：階段降りてきたばっかなのに＠回避-4


　行動宣言どぞぞです。

・地図は１マス３ｍなので、参考にされてくださいませ。
・行動の調整は、メタ的に皆さんの間でしてくださいませ。
・ダイスチャットで判定された方は、達成値を教えてください。
・ダイスチャットで振らない方については、私が振ります。
・次の進行は、1/29＠24:00とします。ここから進行は1Rにつき48時間でいく予定です。

エリンは消えた。
石の中に封じ込められてたんだ。
もう会えないのか。
あっさりしたもんだけど、そんなもんなんだろう。

（キミは必ず、元の身体に戻すからね）

そう、心の中で呼び掛けた。


口からは悲鳴が出てるんだからしょーがない。




そして。
覚悟はしてたけど。
どじょーは水の中に入って行った。


（GYAAAAAAAAAAAAAAAAAA）


水中じゃ叫べないから、心の中で悲鳴を上げる。
カーツと繋がったロープが、唯一の頼りだ。




＊　＊　＊


水面に顔を出す。

と。


敵。



レッサーバンパイアとゾンビ・・・もう一体はなんだろう。
あの禍々しい姿。
怖い。
怖いけど、今は仲間がいる。
実戦も二回目だ。
落ち着け。
落ち着けオレ。


魔法使いは、常にクールであれ。


「（・・・今なら行ける、吸血鬼を見ると動けなくなっちゃうから、抵抗力を高めるよ）」


小声で話し、上陸すると同時に詠唱を開始する。


『あ・・・・あまねく魔力よ、汝を阻む防壁となれ【カウンター・マジック】』


ちょっと足と声が震えたけど、何とか効果は現れた。
よし。

ちらっとこの場を見回す。
あの階段と、連中が祈ってる像。
オレが注意すべきは、それだ。
敵はみんなに任せて大丈夫なはず。


-----------------
PLより：
上陸はH3、カウンターマジックをマルドルとセリトに。
一気に倒しちゃいましょう！
ヘンルーダってなんだろうね！なんだろうね！
魔法は発動しましたっ。
ルーイMP14/20
23:10:42 たいまん＠るーい カンタマ2倍発動　マルセリ　2d Dice:2D6[2,1]=3

暇になったら像を観察してみようと思います。

エリンは、眠そうな、それでも気丈に言葉を紡ぐ。

「礼など良い」

私は応える。

「エリンは、元いた世界へ戻れる。
　精霊使いとして、これはとても喜ばしいことだ。
　それに、我々が喚べば、いつかまた会える時もあるだろう」

もちろん、エリンと再会できると決まったわけじゃない。
物質界と精霊界の生死の観念は全く別のものだ。
それでも、環る生命の営みの中で、形を変えての再会もありうるだろう。

そして、エリンの気持ちを受け取る。
「ありがとう――出来れば、使わずに越したことは、ないんだがな」

そっと、ポーチの中へしまう。


☆


ハルンの一声で、ドジョーは水中へ没する。
思わず息を止めるが、さすがにこれは…これは！
全く、やることが荒っぽいもんだな。


闇からの浮上。


「――――ぷはっ！」

息を継ぐ。
しかし、安心はできないようだ。

エリンはここだといい、『ドングリ』に戻る。

湿気た空気に混じる腐臭――みれば、腐った死体が動き回っている。
他にもいる。一体は、ルーイが教えてくれたレッサーバンパイア。

もう一体は――ガーゴイルに似てるが――いや、
「ザルバード。魔界の悪魔だ。
　体力もあるし第三階位の魔法を使う。空も飛ぶしな」

厄介だな。

「アレは私が潰す」

預かった石剣を、ちゃりっと鳴らした。


「それから、これをエリンから預かった。ヘンルーダの団子だそうだ。
　石の病に効くらしいが、我々がこの戦いで使わぬとも限らん、な…」

「あと――エリンを――」

私は手のひらの『どんぐり』を仲間に差し出す。

「ミユかカーツに持っていて欲しい。
　うっかり落としてしまいかねんでな」

最前線で剣を振るうのだ。
何が起こるかわからん。
容易に傷ついたりせんと思うが、念のためだ。

そして、ルーイの魔法を受け。
セリトと共に、前戦へ！


PL＞
1R：ザルに通常攻撃、頭狙い。

このチャンスで気絶させるぜ！
飛行持ち・生命点25とまともにやりあうヒマはねえぜｗ
マジックユーザーの魔力温存もあるし！

と思ったけど、ごめん、外しますたorz
攻撃不意打ち頭狙い 2D6 → 3 + 1 + (7) = 11 (01/28-21:24:52)

魔剣も当たらなきゃ意味NEEEEE！
外れたのは文字通り気のせいですよと言いたいｗ

どんぐり＞
ミユかカーツに預かって欲しいです。
二人とも精霊使いなので、エリンに何かあったらすぐ分かると思うしね

あと、ヘンルーダのお団子、持ちたいと希望の方へお渡しします。
あるいは前衛陣で持ってた方がいいかしら|``)

ド･ジョーに必死の思いでしがみつく。
これから不死者と戦う事が確定しているのに、此処でまたしても水とは！
マルドルの言う通り、つくづく水と縁があるものだ…

これでもか、とばかりに試練を与え続けるラーダに対し、
不謹慎とは知りつつも、多少なりとも不満の意を述べたくなってしまう。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

ド･ジョーが浮上する。
辿り着いたのは、巨大な円筒状の広間だった。
どうやら此処が議会場地下の霊廟、ベゼル家の墓所らしい。

全身ずぶ濡れで視線の焦点も定まらないが、
螺旋階段を降りて来る人影と、
中央の島で一心腐乱に祈る人影を認める。

螺旋階段を下りてくるのは、動く死体―――ゾンビ。

祈りを捧げる一人は赤い目をした男。肌は死人の様に白い。
その姿に忌まわしい記憶が重なり、急速に吐き気に見舞われる。
間違いない、あれはルーイから聞いた下位吸血鬼だ！

いま一人は翼を有し、この世の者なら去る容姿をしている―――
その体色は、赤胴色。
文献で読んだ記憶がある。魔彫像ガーゴイルの原型となった下位魔神。
火炎魔神ザルバードだ！

機先を制したルーイが、素早く指示を飛ばす。
ザルバードは暗黒魔法を使う。長期戦は不利だ。
それに下位吸血鬼の視線も恐ろしい。
かつての仲間は、視線で自由を奪われ、精神を吸い尽くされたのだ…

マルドルはエシエルの魔剣を携え、ザルバードへと突っ込んで行った。
ルーイは前線へと赴くマルドルとセリトへと《抗魔》の呪文を唱える。

自分の役割は、不死者達を早期に排除する事だ。
あの時とは違う。今の自分には出来る事がある。
修業と冒険の日々を思い返しながら、呪文の詠唱を開始する。

―――賢明にして深遠なる星王ラーダよ、
　　　御身の輝きを以って、彼の不浄なる者共を焼き払いたまえ！―――

《聖光》の呪文だ！！

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

【ＰＬより】HP22/22　MP20/24　魔晶石2･1･1　インスピ：使用済み

投稿が滞り大変申し訳ありませんでした(>人<)

ガラフはＧ３に初期配置して《ホーリーライト》を放ちます。
此処からなら、３体全てに届きますよね？（ＶＥコンバット的解釈）

携帯からの取り急ぎ投稿なのでダイチャからの転記は出来ませんでしたが、
達成値は９、ゾンビに６点、レッサーバンパイアに８点ダメージでした。
それぞれ５点貫通かな？目潰し出来なかったのは残念(-.-;)

【追記】

ログを見直した所、達成値９はゾンビの抵抗を貫通していました。
よって、ゾンビへのダメージ決定のレートは２０になります。
出目は４なので２０に読み替えると、７点。
ゾンビへは６点貫通＋目潰し効果発生でした。
読み替えが不可能な場合は振りなおしますので宜しくお願い致します。
以下にダイスチャット２での結果を添付致します。

02:43:41 ガラフ＠テッピン 《ホーリーライト》！　2d6+5 Dice:2D6[1,3]+5=9
02:43:53 ガラフ＠テッピン …流石ガラフや。
02:44:10 ガラフ＠テッピン ダメージ決定、ゾンビ　r10+5 Dice:R10[3,1:1]+5=6
02:44:32 ガラフ＠テッピン ダメージ決定、レッサーバンパイア　r10+5 Dice:R10[3,4:3]+5=8

【さらに追記】

《ホーリーライト》を放ちながら、Ｆ３へと静止移動、
北側へ一歩踏み出します。

エリンさんが休息が必要なようで、ドングリの形をした宝石の中に入りました。
異世界である精霊界の住人であるエントの化身であるエリンさんが、
この物質界に長く実体を保ち続けるのは大変でしょう。
その宝石ですが、
「しばらくマーファさまの力に専念しますので、カーツさんにお願いします。」

一方、中央にいる相手のうち、１体はレッサーバンパイアということはわかりましたが、
もう１体は、マルドルさんの話では、ザルバードという下位魔神らしいです。
下位とはいえ、魔神ですからかなり強力のようです。
レッサーバンパイアと並んで、十分に警戒が必要な相手ですので、
離れた場所にある階段にいる敵はゾンビということです。

まずは、中央の２体を相手に対して、渾身を込めて気弾を放ちます。
「フォース！」

ＰＬ：
ドングリの形をした宝石に関しては、こちらは先ほど知り合ったばかりなのと、
今はプリーストとしての方に専念しますので、カーツさんにおまかせします。

ガラフさんがホーリーライトを使うようなので、
こちらは、唯一アンデッドでないザルバードにもダメージを与える意味合いで、
中央の２体にそれぞれフォースを放ちます。

2D6 → 6 + 4 + (6) = 16

ザルバードに対して
ザルバードの精神抵抗値は確か１４なので、かかっていますよね。
ダメージは、
KIM ： 7 (6 + 6 = 12) キーNo. : 10 (01/29-01:05:22)
KIM ： 5 (4 + 6 = 10) キーNo. : 10 (01/29-01:06:02)
KIM ： 5 (4 + 6 = 10) キーNo. : 10 (01/29-01:07:07)
KIM ： 2 (3 + 2 = 5) キーNo. : 10 (01/29-01:08:26)

7+5+5+2+6=25
１撃で瀕死までもっていきましたｗ
（確かモンスターもＬＶでダメージが減るので、１確ではないですが）
次にダメージを与えれば倒せるでしょう。

レッサーバンパイアに対して、
レッサーバンパイアの精神抵抗値は１１ですので、こちらも成功です。
ダメージは、
KIM ： 3 (4 + 2 = 6) キーNo. : 10 (01/29-01:20:38)
3+6=9
こちらは普通ですね。
レッサーバンパイアのＬＶが３ですので、６点貫通ですね。

残り精神力は、２０−（４＊２）＝１２

24　ミユ：フォース＞ザルバード（16≧14、dam25(3回Cr)-5=20　HP5/20）、レッサーバンパイア（13≧11、dam9-3=6　HP8/14）
18　マルドル：ザルバードに頭部攻撃（11≦12）　失敗
15　ルーイ：カンタマ＞マルセリ　（3）成功
14　敵Ａレッサーバンパイア：お祈りちう＠回避-4
14　敵Ｂザルバード：お祈りちう＠回避-4
12　ガラフ：（仮）ホーリーライト（11≧14　dam8-3=5　HP3/14）
07　敵Ｃゾンビ：階段降りてきたばっかなのに＠回避-4
18　カーツ：遅延ウィスプ＞レッサーバンパイア（11≧11　11（1回Cr）-3=8　レッサーバンパイア撃破　HP-5/14）
15　セリト：レッサーバンパイアに遅延強打攻撃→ザルバードに変更（10≧12-4　dam18-9=9　ザルバード撃破　HP-4/25）

　　　　◇

　上陸した冒険者たちは、すぐさま敵を認識した。像に対して祈りを
捧げる二体の敵に、次々と攻撃を仕掛ける。

　ミユの放った神の拳が、二体の敵を討つ。マーファの、カーディスの
徒を許さない断固たる裁きが下ったかに見えた。
　最初に上陸した細身のミユを、バカにしたような視線をなげかけていた
大柄な敵が、途端に驚愕の表情になり、待てといった風に手をさしのべる。
しかし、体をくの字にしてのけぞるばかりで何も言葉を発することは出来ない。
　かろうじて細身の男、レッサーバンパイアが、お前たちは誰だ？　と
誰何するも、続く攻撃に打ち消される。
　マルドルは、ミユの放った衝撃に間合い見誤ったか。精密なコントロールの
必要だった剣先は、空を切った。
　ルーイは前衛の二人の支援を行った。カウンターマジックの恩恵が、
マルドルとセリトにもたらされる。
　ガラフの祈りはラーダに聴き届けられ、閃光を発した。
　聖なる輝きが、二体のアンデッドを焼く。ゾンビは敵を認識する
ことすら出来ない状況に陥った。
　カーツは前衛の間を縫うように光の精を誘導し、レッサーバンパイアに
命中させる。そのおっとりとした光の輝きは、衝撃と共に激しく燃え上がり、
負の生命を焼き滅ぼした。
　ウィスプに先導されるようにレッサーバンパイアに迫っていたセリトは、
崩れ落ちるバンパイアの屍を蹴りのけ、苛烈な一撃を大柄なデーモンに
見舞った。その衝撃に、巨体は膝から崩れ落ち、動かなくなった。

　　　　◇

AG14ザルバード
　行動不能

AG14レッサーバンパイアLV3
　行動不能

AG7ゾンビLV1
HP13/19

AG24ミユ
HP18/18　MP14/20

AG22シナモン
HP16/16　MP29/29

AG18マルドル（魔剣）
HP19/19　MP20/20

AG18カーツ
HP14/14　MP16/18

AG15セリト
HP20/20　MP16/16

AG15ルーイ
HP11/11　MP15/21

AG12ガラフ
HP22/22　MP20/24



◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
魔音＠ＧＭ
　ナニコレ。あっという間に壊滅ですか( ﾟ-ﾟ)

　ミユねーさんKYD（空気読まないダイス）( ・`ω・´)o彡゜
　カコヨス。あっという間に戦闘が終わりそうですねｗ
　切り込み隊長効果が波及したようです。

　セリト、カーツの判定は、さのさんからメモを頂きましたので
代振りしてます。二人ともクリティカルダメージでとどめとか
できすぎですねｗ

　たいまんさんちのルーイきゅんは、センスマジックを出発前に
つかっていましたでしょうか？
　到着には10Rつかいますー。使用する場合は、MP消費と使ったぜと
教えてくださいませー。

　島は、古い巨樹の切り株で出来ていた。現界したエントの本体は、
二本の木が門様に絡み合って形作られていたらしい。
　像に目を向けると、二本の木の間に楔となって穿たれていた。
　その双眸からは、血を思わせるどろりとした赤黒い液体が沸き出している。
それは流れ落ちるに従って幾筋かの異形の根となり、二本の古株を浸食している。
　倒れ伏したレッサーデーモン、レッサーバンパイアの体にも、蛇が
獲物を狙う動きで新たな根がゆるゆると伸びつつある。
　像はまるで生きている。居合わせた一同にそう感じられたそのとき、
各々の心に直接声が流れ込んできた。

「我が微睡みを乱す者は誰ぞ？」
　溶けた金を耳から直接流し込まれたかのような苦痛。しかし同時に、
声の主と一つになりたくなる、抑えがたい欲求を掻き起こす響きがあった。
　声は、かくして一同に降りた。

「我が心を受け入れ祈りを捧げよ」
　周囲にはいつの間にか、居合わせた全ての者を寒からしめる瘴気が
たちこめている。
「さもなくば石となり、約束の最後の時を待つが良い」
　降り注ぐ声。その圧力は増しつつあるが、動けないわけではない（※）。
　一行は、降り立った島の外の風景が、ぼやけてよく見えないことに
やがて気づいたことだろう。
　この像と一行だけの空間で、どういった選択をするだろうか？

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

　戦闘終了。像とお見合いです。
※プレッシャーはすごいです。像に祈りを捧げる以外の行動をとる
　ためには、現在精神力抵抗11を突破してください。

・像から根が生えつつあって、古株（エントの本体）を浸食しつつ
　ある。という状況です。このままいけば、エントの本体をのっとる。
　というイメージです。

・像は、言うこと聞けと言っており、さもなくば石にするぞよと
　脅してきてます。

・進行は戦闘ラウンドを使って進めてますが、相談は可能です。
　この場には、一行とNPCのハルン、ヌシ、像がいます。

・センスオーラでは、島が強い植物の精霊オーラ（エントの本体）、
　＋ノーム。像はアンデッドに近い反応＋ノーム反応が見られます。

・センスマジックしてる時は、あちらこちらに反応ありです。島、像、島と
　水路の境界線。ということになります。

うおお、すげえ！


ミユの奇跡がバカみたいに魔神をぶっとばして、セリトさんがトドメ。
吸血鬼もあっという間だ。
階段とこのゾンビも気になるけど、ガラフさんの奇跡で目がつぶされたみたいだし、なにぶん水路の向こうだから今はそんなに気にしなくていいだろう。


それより問題は。


「なんだよ、このプレッシャー！
　気持ち悪い！」


あの像だ。
あれが、何かなんだ。

魔力感知の呪文を唱える。

『顕在せし魔力の姿、光となりて両の眼に映れ。【センス・マジック】』



・・・なんだよ、この辺全部、あれの影響下なのか！？



「この島全部、魔力がかかってる。
　たぶん、あいつの、この気持ち悪いプレッシャーの影響範囲が水路までなんだ」



あの像をぶっ壊しちゃえば！と叫びたい衝動を少しこらえる。
まずはあれをよく見ろ。
観察するんだ。
何かないか。
あれはなんだ。
力のないオレの仕事は、頭を使うことだ。
一歩引け。
冷静になれ！



--------------
PLより：

抵抗は成功です。
センスマジックしまーす。
それで、詠唱しながらでも像を観察しますじろじろ。
もし、魔剣で攻撃とかがマズそうなら（像が壊れたらすげえわるいもんが復活するとかね）、叫んでほかの人の行動を制止しますが、達成値が低いのでそういうプレイは出来ない予定（笑

基本的には　像→こわす　路線でいいと思うます！


勲章をうまく使うのかしら？

以下、ダイチャ2ログ転載でーす

12:00:29 たいまん＠ルーイ ≫ セージ判定　謎の像　2d+4 <Dice:2D6[4,2]+4=10>
12:00:16 たいまん＠ルーイ ≫ センスマジック　2d <Dice:2D6[5,5]=10>
12:00:02 たいまん＠ルーイ ≫ とりあえず抵抗　2d+4 <Dice:2D6[4,4]+4=12>

ミユが神速とも言える速さで《気弾》を撃ち込み、戦いが始まった。
そしてその威力たるや…大地母神が、自然ならざる者共に対する怒りを、
彼女を通して発現したかの如き凄まじさだ。
下位とはいえ、魔神を一撃で瀕死に追い込んでしまった。

ザルバードの頭をめがけて振り下ろされたマルドルの剣は、空を切る。
だが、すかさずセリトが一撃を加え、下位魔神は仮初めの肉体を滅ぼされた。
自分が放った《聖光》は下位吸血鬼に確かな痛手を加え、
カーツェナルの《光霊》で、吸血鬼は文字通り、“崩れ落ちた”―――

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

>「この島全部、魔力がかかってる。
>　たぶん、あいつの、
>　この気持ち悪いプレッシャーの影響範囲が水路までなんだ」

ルーイが叫んだ。

「島全部、じゃと…？」

足元をよくよく見れば、今我等が立っている島は、
なんと巨大な樹の断面図のように見えた。
すると、これが、エリンの本体…？

正面に座する像。
不死者達が一心不乱に祈りを捧げていたが…
像の顔面を見やる。何か赤黒いものが、流れ落ちている。
まるで、生きているようだ。

その時、頭の中に声が響いた。

>「我が微睡みを乱す者は誰ぞ？」

吐き気をもよおすような、圧倒的な圧力。

>「我が心を受け入れ祈りを捧げよ」

その声はおぞましさを孕みながらも、甘美な響きを持つ。

>「さもなくば石となり、約束の最後の時を待つが良い」

気が付けば島の周囲にはもやが立ち込めてぼんやりとしている。
まさか、この像のお陰で異界にでも飛ばされたか？

この隔離された状況で、謎の声に屈するのは不味い。
ならば自分がすべき事は。

背中に吊り下げていたリュートを、構える。
翼を失いし妖精の詩人ジュリアン。彼の遺品だ。

「ジュリアンよ、貴殿の意志の力をワシに分けてくれ！」

紡ぐのは《抵抗》の呪歌。

―――麦の如きしなやかさと、大地の如き強さを以って。
　　　立ちはだかりし困難に、立ち向かう力を我らに。

　　　鋼の如き心と、光の如き意志を以って。　　　
　　　見えざる死神の手を、振り払う力を我らに―――

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

【ＰＬより】HP22/22　MP20/24　魔晶石2・1・1　インスピ：使用済み

第２ラウンド行動宣言。ジュリアンのリュートを取り出して、
呪歌《レジスタンス》を詠唱します。
以下にダイスチャットでの結果を添付します。

14:48:52 ガラフ＠テッピン 《レジスタンス》発動。 2d6+7 Dice:2D6[2,2]+7=11
14:49:25 ガラフ＠テッピン 謎の像のセージ判定。 2d6+4 Dice:2D6[4,4]+4=12
14:49:42 ガラフ＠テッピン う〜ん………
23:11:04 ガラフ＠テッピン 忘れちゃいけない抵抗。 2d6+7 Dice:2D6[5,3]+7=15
23:11:17 ガラフ＠テッピン ばっちり大丈夫！

という訳で抵抗に成功して行動可能、《レジスタンス》も無事発動です。

たいまんさんが色々と考察してくださってますが、
取り合えずこの場面で出来る事は謎の像を破壊する事かと！
次点として、エリンが寝床にしている“どんぐり”の破壊でしょうか。
勲章を破壊した場合、魔力が暴走しそうな予感がするので…

とにかくこの場はマルドルに期待です！

中央にいる２体は、集中攻撃によって倒すことができました。
離れた場所にある階段近くにはまだ１体いるみたいですが、周囲を警戒しつつまずは中央へ進みます。

中央へ近づくにつれて、像の方から強力な精神的な圧力がかかってきました。
ですが屈するわけにはいきません。
「エシエルさん、エリンさん、それに街の人たちのためにも、
ここで、本来存在してはいけない力に屈するわけにいきません。」
どうやら、今は耐えきれたようです。
後ろでは、ガラフさんが精神を高める歌を歌いだしました。
これによって気持ちが少し落ち着いてきましたので、先ほどよりは精神的な圧力に抗いやすくなりました。
それでも、

しばらく周囲のオーラを探ってみると、
エントの力とノームの力は感じることができます。
エントはエリンさんの本体、土は石像とむき出しになっている土からです。
もう１つ、石像の方は負のオーラも感じることができます。
負のオーラと土のオーラ、もしかすると複合で持っているのかもしれません。

ＰＬ：
まずは抵抗判定ですね。
冒険者ＬＶ＋精神力抵抗ボーナス＝６あります
KIM ： 2D6 → 5 + 2 + (6) = 13 (01/31-22:09:20)
抵抗判定は成功です。

基本、このターンは移動とセンスオーラだけですね。
まだ壊すかどうかの状況もはっきりしていないですから。

それにしても、前のターンの火力（クリティカル３回）考えると、
普段温和でも怒らせると怖い（にっこり怒り）というイメージができつつありますｗ

状況的には、像を壊すのがベストでしょうか。
このままでは、エントの本体が危険でしょうから。
エリンさんは声だけでも反応できるのかな？

悪魔への攻撃を外したが、ミユとセリト二人のコンビネーションが止めを刺す。
さらにカーツとガラフの光の精と聖なる輝きが、瞬く間に敵を打ち倒した。

頼もしい！
特にミユの光の礫は、見たこともないような威力だ。

「ミユだけは、怒らせちゃならんね」

ほんの一瞬、思わず笑った。

しかし、すぐ緊張が戻る。

像の、声が響く。
まるで生きているかのような――

いや、こいつは生きている！

>「我が心を受け入れ祈りを捧げよ」

>「さもなくば石となり、約束の最後の時を待つが良い」

恐ろしい重圧が、心を潰そうとする。
取り込まれそうになる！

気力を振り絞り、跳ね除ける。
ルーイの魔法が無ければ、呑まれていただろう。

「うおおおおおお！」

振り払うように、黒い剣を声の主へ叩きつけた。


PL＞
精神抵抗 2D6 → 2 + 1 + (6) = 9 (01/31-22:41:19)
失敗、＼(^o^)／…と思ったら、ルーイのカンタマ忘れてた！
11で成功しました！

攻撃 2D6 → 6 + 6 + (7) = 19 (01/31-23:19:26)
打撃　11 = 4 (1 + 6 = 7) + 【7】 キーNo. : 14 (01/31-23:19:28)

強打+2なので、ダメージは13です！

ダイス出目逆だったらよかった（＞＜

　水の中を進んだド・ジョーさんが運んでくれたのは、巨大な円筒状の広間だったなの。
　島に到着すると、負の生命の精霊の気配。

>「ここじゃ。間違いない」
　そう言い、エリンさんはどんぐりの中へ吸い込まれるように消えたなの。

　中央の島には三つの人影。
　ひとつは魔族であるザルバード。
　ルーイの言っていたレッサーバンパイアみたいなの。

　その二体は島の中央で禍々しい気を放つ像に向かって祈りを捧げてる。

　螺旋階段から下りて来ているのはゾンビ。

>「（・・・今なら行ける、吸血鬼を見ると動けなくなっちゃうから、抵抗力を高めるよ）」

　ルーイが的確に指示を出して、魔法を掛けてくれたなの。
　とっても頼もしい。

　マルドルからエリンさんの眠るどんぐりを預かる。

　ルーイの指示で皆の攻撃が次々に島にいる二体へと向かう。　

　ボクはエリンさんを大事に手にし、青白き光を放つ者、ウィル・オー･ウィスプを呼び出し、
　地に膝を付いているレッサーバンパイアを放ったなの。

　セリトは銀フレイルを大きく振りかぶり、ザルバードにトドメをさしたなの。

――-*-――-*-――-*-――-*-――-*-――-*-――-*-――-*-―――　　　

　螺旋階段の上で、ガラフの放った聖なる光によって視界を奪われたらしいゾンビはうろうろするばかり。

　島に居た2体は倒れ、残ったのは先程の禍々しい像だけとなったなの。
　
>「我が微睡みを乱す者は誰ぞ？」
>「我が心を受け入れ祈りを捧げよ」
>「さもなくば石となり、約束の最後の時を待つが良い」

　その禍々しい気は強大な圧力となり、声を響かせた。
　目からは血のような、赤黒い液体がどろどろと沸き出てる･･･
　流れ落ちる先を見れば、それは異形の根のような物になっていて、この島を侵食しているみたい。

　先程倒した二体にもその根は絡み付き、取り込もうとしている様にも見えるなの。

>「この島全部、魔力がかかってる。
>　たぶん、あいつの、この気持ち悪いプレッシャーの影響範囲が水路までなんだ」

　この空間に掛かっている魔法の力を読み取るルーイ。

>「ジュリアンよ、貴殿の意志の力をワシに分けてくれ！」

　精神を高める歌を歌い上げるガラフ。


　この島は、植物の精霊の力が強い。
　これが、きっとエリンさんの本体･･･

「ねぇ、ハルンさん。
　勲章を少し貸して欲しいなの。

　エリンさんを･･･どんぐりを、みどりのぼうしの寝床に寝かせてあげたいなの」

　シュタールさんが、危険な行動をしてまで持ち出したどんぐり。
　バルタークさんが、議長引継ぎに必要な物なのに持ち出そうとしたみどりのぼうし。

　二つを、きっとあわせなきゃいけないんじゃないのかな？

――-*-――-*-――-*-――-*-――-*-――-*-――-*-――-*-―――

ＰＬ：カーツもセリトも抵抗成功。(ダイス結果はNo.320)
　　　間に合えばマルドルの像攻撃の前か、同時くらいにでも二つを合わせたいかな。

「そいつがエリンの身体から魔力を吸い取ろうとしてるんだ」


魔力感知で、魔力の流れが見える。
切り株から、魔力を吸い上げる像。
みんなにそれを伝えなきゃ。


「エリンを解放するのは、そいつをぶっ壊したあと」


厭なプレッシャー。
厭だ、怖い。


魔剣でぶっ壊せなかったら、
魔法も効かなかったら、
何やっても効かなかったら―――


その時は、その時考える！



--------------
PLより：
とりあえず像破壊に目を向けてればいい感じなお答えをいただいたので情報共有日記！
セリト＞ゾンビ破壊でいいと思いまーす。
像の破壊条件が、魔剣関係なく単に構造物破壊的な感じであれば、次ラウンドからはエネルギーボルトとか使います。

勲章とぼうしが合体してなんか起こるかな？かな？（わくわく

AG12ガラフ
HP22/22　MP20/24
抵抗成功＞呪歌レジスタンス

AG24（遅延）ミユ
抵抗成功＞センスオーラ＆移動
HP18/18　MP14/20　生命抵抗+1/精神抵抗+1

AG18（遅延）マルドル（魔剣）
HP19/19　MP20/20　生命抵抗+1/精神抵抗+3
抵抗成功＞攻撃6ゾロ　dam13>像HP10　像破壊

AG18（遅延）カーツ
HP14/14　MP16/18　生命抵抗+1/精神抵抗+1
抵抗成功＞どんぐりとぼうしをセットに

AG15（遅延）セリト
HP20/20　MP16/16　生命抵抗+1/精神抵抗+3
抵抗成功＞ゾンビ射撃開始

AG15（遅延）ルーイ
HP11/11　MP15/21　生命抵抗+1/精神抵抗+1
抵抗成功＞センスマジック

　　　　◇

　ガラフの声が、皆の抵抗力を活性化させる。ガラフ自身が得体の
知れない像を前にして心を保ち続けられたのは、ジュリアンのおかげ
だっただろうか。
　レジスタンスの恩恵を受けた者も、ガラフの低い声に重なる澄んだ
歌声を聞いたかもしれない。
　ミユはセンスオーラで状況を把握する。精霊を見る目には、エントを
浸食しようとする像と、その力に抗すべく、エリンの小さな手が本体に
絡みつく根を果敢にふりほどこうとする姿が見える。それは、破壊神
カーディスの残留思念と、現界する精霊王との衝突だと見えた。
　そんなミユは、抜き身の剣を手にしたマルドルと、目が合った。
　精霊を見る目を持つマルドルは、ミユの目に何かを読み取っただろうか。
　ルーイとガラフの歌の力に守られ、際どいところで己をつなぎ留めた
マルドルが、石の刃と一体化して迷いなく像へと向かう。
>「そいつがエリンの身体から魔力を吸い取ろうとしてるんだ」
　その背を、ルーイの助言が後押しする。
　そして、一閃。マルドルは剣を振り抜いた。
　刹那、一声の大気をつんざく叫び声が上がる。
　ルーイの目には、像の中でも最もマナの集まる心臓の位置を貫いて、
マルドルの石の剣が神性の殻を切り裂いたのがわかった。
「──さぬ赦さぬ赦さぬユルさぬゆる──」
　叫び声はやがて怨嗟の呟きとなり、暫くこの場に漂っていたが、
その呪いはもはや力を伴わない。魔力の糸もほつれ、はがれ落ちて
ただの泣き声になり、セリトの強弓の弓弦の音に呑まれて消えた。
　像は、暫くゆらゆらとその場で震えていたが、幾筋もの割れ目が
表面を覆ったかと思いきや、赤黒い液体を撒き散らしながら四散して、
煙となって消えた。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

　像破壊を先ず行う方針は、間違ってない感触があります。
　像は、石の部分を破壊して、その後剥き出しになった殻を……
とか思ってたんですが、6ゾロ命中でいきなり到達ということに。
ハラハラドキドキ抵抗のあとって、大概KYD発生しますよね（ヲソロスｗ
　というわけで、像も破壊されましたー。展開はやすぎて描写が
追いつきませぬ（汗）。どんぐりと勲章を合わせるシーンは、
もそっとお待ちくださいませ。

　ハルンから勲章を受け取ったカーツは、殻斗の形をした勲章と、
どんぐりの実の形をした宝石を一つにした。
　４年に一度、人間とエルフの交流を伝える祭りでしか行われて
こなかった形式的な儀式が、エントの本体の上で、現実の力を伴った
形で再現される。
　エントに寄生していた邪神の像は一行によって排除され、障害に
なるものはな何もなくなった。さきほどまでたちこめていた重苦しい
空気が祓われ、ベゼル家の霊廟には清涼な空気さえ漂い始めている。
それは、始原の大樹が纏っていた生命の息吹を思わせるものだった。

「お、おぬしらとは、かような土地でまた会うとは奇遇じゃな」
　マルドルの服の裾を握った姿で、エリンがひょっこりと現れた。
　さきほど、別れかも知れないと言って消えたのをなんとなく気に
しながら、気恥ずかしそうに先を続ける。
「森のすべての葉の数をあわせてもまだ足らぬ感謝を」
　姿勢を正してぺこりとお辞儀をした。

「500年の時を経て、妾の寝床を手にする半エルフが現れたというのも
また何かの巡り合わせであろうか」
　エリンは、遠くを見る眼差しで過去の誰かとカーツを重ね見た。
　彼女は今、古風な白い長衣に身を包んでいて、蔦を思わせる銀の
シンプルな腕輪をしている。
　一方、カーツは古代語の魔術師がどんぐりを手にすることの意味を、
実感している。
　その昔、この小さな魔導器はエントを従え、その膨大な魔力を
エルフの王国の為に使役するために使われた。
　その力が自分の手に委ねられている。そのことを直感で悟った。

「──して、ヌシ様よ、妾に何をお望みか？」
　その緑色の目は、一行を信頼しつつも、命令に縛られた身の上故に、
その作法は他人行儀だ。
　エリンの意識はおそらくエシエルに向けられているのだろう。
　この場に居合わせる誰もが、彼女の漏れ出る思念を感じ取り、目を
閉じさえすれば、低く飛ぶ鳥の視点で、エシエルを視界におさめることが
できるのだった。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

　戦闘終了。そして、像の拘束からも解けたエントが目覚めます。
　目下のところはこのどんぐり＋ぼうしのマジックアイテムを通すと、
ほぼフルの力が出るとかいうイメージです。
　カーツを通し、エリンを動かすことが出来ます。許可を与えれば、
先ずエリンはエシエルのところに飛んでいくでしょう。
　そして……？　といったところです。エリンにさせておきたいことがあれば、
ここで伝えることが出来ます。

　というわけで、ほぼほぼ物語は終了です。あと一息ですね(ﾉ*ﾟｰﾟ)ノ

ガラフさんの呪歌が響いて、マルドルさんの一撃が像をバラバラに砕いた。
魔力の流れが途絶える。
像から怨嗟の声が聞こえる。

カーツは、今のうちに勲章を完成させようとしていた。


砕けて、霧散した像のあった場所に歩いていく。
かけらでも持って帰ろうかと思ったけど、何もない。
このどろどろしたのを持って帰るのはごめんだ。


『お前は一体、何だったんだ』


古代語でそう呟いて、


『エシエルさんは、返してもらうよ』


しゃがみこみ、その液体に言った。




「マルドルさん、かっこよかったです。
　急所だったみたいですよ、狙った場所が」


物語の主役は剣士だ。
それはもう、大昔からの決まりごと。



＊　＊　＊



カーツが組み合わせた紋章が力を見せて、エリンは再びオレたちの前に姿を現した。


「さっきと恰好が違うね。
　キミはどっちが好き？」


エリンに笑いかけて、そして、カーツに向く。


「あとは任せるよ、カーツ。
　キミが望むことを言えばいいんだ」


彼女なら間違えない。
オレだったら、たぶん、自分のために何か願っちゃうと思うんだ。
今はそうじゃないけど、身に余る力を、実際に手の内に収めたら。
自制できる自信はあんまりない。


「すごい経験だよ、精霊の王に命令出来る機会なんてあるもんじゃない！」


笑って言う。



エリンは、勲章から解放されたらオレたちの手の届かない、届くべきじゃない、そういう存在になる。


今くらい、こんな風に他愛なく笑っててもいいじゃないか。




-----------------
PLより：

ここで誰かが「ぎゃるのぱんてぃおくれー！」とか言い出す！（ドッギャアアアン

さておき、カーツにお任せシーンです。
ルーイは、結局この像の中身がなんだったのか、検証してようと思います。

これでエシエルが治れば、大団円だ！

　エシエルさんの黒曜石の刃を持つ魔力の篭ったシミター。
　そして、マルドルの研ぎ澄ました感覚による一撃によって、エントを侵食しようとしている像は破壊されたなの。

>「──さぬ赦さぬ赦さぬユルさぬゆる──」

　像から発せられる怨嗟は暫く続いたけれど、それもやがて掻き消え、
　幾筋もの亀裂を正面に現すと、赤黒い液体を辺りに撒き散らしながら四散し、その姿もまた消えたなの。　

　辺りを覆っていた魔力も同時に消え失せた。


　ハルンさんが快く勲章を貸してくれた。
　手にしたどんぐりと、勲章を合わせる。

　その瞬間、立ち込めていた重苦しい空気が祓われ、清涼な空気が漂い始めたなの。
　エントの、植物達の持つ浄化作用だったのかもしれない。

>「お、おぬしらとは、かような土地でまた会うとは奇遇じゃな」
>「森のすべての葉の数をあわせてもまだ足らぬ感謝を」

　ひょっこりと顔を出したエリンさん。
　姿勢を正して皆にぺこりとお辞儀をしたなの。

>「500年の時を経て、妾の寝床を手にする半エルフが現れたというのも
>　また何かの巡り合わせであろうか」

　エリンさんの視線はボクへと向けられ、遠い昔の誰かと重ね合わせて見ているようだったなの。
　――植物の王であるエントを従える力を持つ、魔導器を操るハーフエルフ。

　思い出す。
　悲しい箱庭の、巨大な魔晶石に蓄えられた膨大な魔力･･･

　箱庭を維持する為に作られた魔晶石。
　エルフの王国の為に作られた魔導器。

　――閉じ込められた存在。


>「──して、ヌシ様よ、妾に何をお望みか？」

　エリンさんの思念は、エシエルさんに向けられてる。

>「あとは任せるよ、カーツ。
>　キミが望むことを言えばいいんだ」　　

　ルーイが声を掛けてくれる。
　きっと、ルーイもこの魔導器からの魔力を感じてるんだ。

　――――。

　無限とも言える強大な力。
　これなら、きっと。　


「エリンさん。

　ボク達が望む事は三つ。

　一つは、隠蔽の呪いを解いたように、
　エシエルさんの石の呪いを、解いてあげて欲しいなの」

　彼女になら、出来る。
　彼女も、そうしたい筈。

　シュタールさんも。
　バルタークさんも。

　街の皆も。

「もう一つは、テクラル郊外にある石化した森･･･
　可能であれば、貴女の力で元の緑豊かな森へ再生して欲しいなの」

　最後の願いは、皆の願い。

「そして、三つめ。
　　
　魔導器･みどりのぼうしから、深緑の王であるエント、エリンの解放を」

――-*-――-*-――-*-――-*-――-*-――-*-――-*-――-*-―――

ＰＬ：みっつのお願い。

　　　さすがマルドルのＫＹＤだじぇー(ﾟw ｡)
　　　今回は色々とダイスが唸ってるね！ｗ　　　

石剣は――まるで吸い込まれるように、『そこ』へ向かう。
邪気ごと像を分断し、さらにその奥の心臓部分が真っ二つになった。

手ごたえは、ありすぎるほどあった。

『殻』は――心臓部分あったそれは、
瞬間、劈くような悲鳴を上げた。

>「──さぬ赦さぬ赦さぬユルさぬゆる──」

呪いの言葉も、意味を成さず。
時をおかずにセリトの弓に沈黙した。


液体を飛び散らし、それも消えた『それ』を見届け、
全てを終えた、という感傷を得た。

>「マルドルさん、かっこよかったです。
>　急所だったみたいですよ、狙った場所が」

「――礼を言う、あんたの魔法が無かったら、あの『気』に呑まれていた」

ルーイに笑いかけた。
私一人が剣を振るったところで勝てなかった。
いつも、だれかの助けを受けて私はここにあるのだ。


☆
>「お、おぬしらとは、かような土地でまた会うとは奇遇じゃな」

おや？と振り返ると、そこにエリンがいる。
ちょっと気恥ずかしそうなのは、分かれの形が違ったからなのだろう。

「ああ、再会は何度でも嬉しいものさ」

照れくさそうな彼女の背をそっと押し、カーツの前へ連れて行く。

カーツの手には今まさに、紋章と『どんぐり』がある。
半妖精と緑の王と紋章。
今まさに、不思議なえにしで結ばれた『彼ら』の物語が
再び繰り返されようとしている。


「カーツ、あんたの望むとおりにして良いよ」

ルーイに続いて、私も声をかける。

彼女に全てを任せよう。
間違いなく、カーツの望みはエリンの望みであり、
ここにいる我々の望みであるのだから。


PL＞
KYD！KYD！ ( ﾟ∀ﾟ)o彡←自分で言うなよ
すんませんなんかすんません（土下座
でも良かった！エリンに再会できてヨカタ！

カーツの願いに、あとは全てを託します。

像が破壊されることにより、周囲を覆っていた気の圧力が消え去りました。
大きな力は普通にノームとエントの力、あと水路にはウンディーネの力があるぐらいです。

そのエントですが、どんぐりと勲章という２つのアイテムが合わさったことで、
エントであるエリンの本来の力を取り戻したようです。
街の方の事後処理はまだあるでしょうが、
一番の元凶が取り除かれ、本来の状態に戻りました。

とはいえ、この２つのアイテムはどうやら制御も兼ねているようで、
心悪しき人が所持すると、再び今回のようなことにもなりかねません。
分担して所持するのがいいのでしょうが、１つはエシエルさんが持つとしても、
もう１つをどうするかが問題ですね。

エントとなったエリンさんから、何を望むかを伝えてきました。
本来は、エシエルさんが近くにいるのがベストでしょうが、
エシエルさんに何らかの手段で伝わっているらしく、
こちらとエリンさんとエシエルさんの間で伝達できるみたいです。
わたしたちは、話し合った結果、カーツさんが代表して伝えることになりました。

ＰＬ：
終わりに近づいてきましたね。
エントの力を発現するには、エリンさんを含めれば３つセットで、、
街の方で分担して所持するのがいいでしょうが、
その１つであるエリンさんは、エシエルさんの側にいる方を望むのかな？

ルーイの助言に従い、マルドルが魔剣を振るう。
裂帛の気合いと共に振るわれたそれは、石像を貫いた。
どうやら、偶然急所を捉えたらしい。
いや、偶然ではない。
マルドルの、この場に居合わせた全員の気持ちが結果を引き寄せたのだ…

呪詛の言葉を繰り返しながら、像は消滅する。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

カーツェナルが“みどりのぼうし”と“どんぐり”を合わせる。
再び現れるエリン。

「古の伝説の再現か…我々は今、歴史的瞬間に立ち会っておるのじゃのう」

感慨深いものだ…

カーツェナルはエリンに願いを伝える。
それは皆の願いと、きっとエリンの願いとも同じものだろう。

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

【ＰＬより】HP22/22 MP20/24 魔晶石2･1･1 インスピ：使用済み

ガラフは状況の推移を見守ります。
速やかに事態が収拾したのはひとえに皆さんの行動とダイスのお陰ですね。
大感謝であります。