タイトル | : 4-3-12 少年は願う |
投稿日 | : 2015/06/06(Sat) 17:38:43 |
投稿者 | : 魔音@GM |
参照先 | : |
> 「ああ。そのつもりだ。
> 受けた依頼は復讐だが、
> アコニは、肉親の死と、その真実に向き合おうとしている。俺はその手伝いをしてぇと思ってる。
> 彼女には未来も将来もある。だが肉親の死の謎が、その歩みを止めてるんだ。
> 復讐するしないはともかく、俺は彼女の枷を外してやりてぇ」
その答えを聞いた少年の表情から、緊張が解けてぱっと明るくなった。真っ白な頬に、赤みが差したかのように思えるくらいだった。
大人びているが、十歳を過ぎたばかりの、年相応の幼さの残る笑みが浮かんだ。
「ありがとうございます。
僕も、アコニを助けられたらって思ってます」
どの程度理解しているのかはわからなかったが、ストレイの、アコニへの好意を噛みしめるように下を向いて、結んだ小さな拳にぎゅっと力を込める。
> 「ん?すまねぇ
> よく聞こえなかったんだが
> 何が少年だったんだ?」
「さっき僕は、『ゴークさんからの手紙を受け取ったのは僕だった』って言ったんです。
ストレイさん、僕にも手伝わせて下さいませんか?」
お願いしますと頭を下げる少年だった。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
魔音@GMより
伝説のスキル、スマホコピペ!
思った範囲を選択したり、間違った場所に貼り付けする魔音です(滅
あぁでも、スマホのエディタで作って、貼り付けするのはかなり慣れてきましたw
- WebForum -