彼女と復讐セッションBBS
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タイトル 4-3-14 ベイリー少年
投稿日 : 2015/06/11(Thu) 10:26:20
投稿者 魔音@GM
参照先
> 「な?、、お前、まさかベイリーか?」

 ぶんぶんと何度か頷き、幼い仕草で肯定する。


> 「ま、いっか。
>  お前さんが何者であれ、手伝ってくれるってんなら、欲しいのは情報だ。
>  手紙には何が書いてあった?
>  あと、゛事゛があった後の手紙の行方だ。
>
>  遺品の中には手紙は無かったそうだ。
>  となれば、誰かが抜き取った可能性が高い。
>  しかも、手紙の内容を知られたくない誰かだ。
>  知ってることがあれば教えてくれ。」

 少年は、何かを少し考える様子を見せ、横にぶんぶんと首を振って
「ごめんなさい。なにも、おぼえていないんです」そう答えた。


> 「名前は何て呼べば良い?
>  改めて、俺はストレイだ。」

「ベイリーです」
 少年は、自分の名前を告げて、ストレイの手を握ろうとした。
 握ろうとしたところで、少年の真っ白な手は、体にぶつかるような勢いでストレイの手をすりぬけた。
 ぶつかると思った時には、少年の姿はストレイの目の前から消えていた。


 後には、ファイナックとストレイが残された。
 ファイナックは、すっかり酔いが覚めた様子だったが、神妙な面持ちで、少年の代わりに握手を求めてきた。
「ストレイ。あんたはおかしな事を呼び寄せるみたいだな。
 悪い感触ではない。むしろ吉兆だと思うことにしよう。
 私は橋を渡った先の、ベルナック通りに住んでいる。何かあったらまた来てくれ」
 そう言って、彼もホールから立ち去った。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
魔音@GMより:
 〜( へ・`ω・´)へ 少年はベイリーと名乗り、去るのでありました。

 5-xの合流スレに進んで下さいませ。

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