タイトル | : 父の祈りを… |
投稿日 | : 2015/06/22(Mon) 02:50:01 |
投稿者 | : クロエ・マキュアン |
参照先 | : |
あらかじめエリシアに頼んでいた品が手に入る。
元々は何かあった際に神殿所属と思わせて一時凌ぎにでも使えれば、
その程度の認識ではあったが、今の状況が把握出来た今、違った使い方も出来よう。
とある奇術師もいっていた。
「我々の奇術は魔術と異なり、タネがある。
そして、そのタネを仕込む様は観衆には決して見せてはいけない。
となれば、事前に用意するしかなく、それは日常にも及ぶのだ」
例え、その奇術を披露する場がなくても、それは必要な無駄というものだね…
乗り合い馬車で出逢った奇術師はそういい終え、被っていた帽子をおもむろに取っては
振ると同時に鳩が出て来た時はいたく感動したものだ。
さすが、奇人の奇を冠するだけはある、真性のあれだ。
いけないいけない、回想に浸り過ぎた…ともあれ、聖印は手に入れた。
エリシアには悪いが、多少、壊れていた方が使い勝手が良い可能性がある。
後で軽く傷を入れてみたり、あまつさえヒビなんかも入れてしまったり、
多少、土をまぶした上で血でも垂らしてハンカチーフで包んで懐にでも入れておこう。
なぁに、使わなければ、それはそれで良い、必要な無駄というものだ。
> 「神官として行動されたければ、神官服の一式を用意していますので、よろしければお貸しします」
きちんと鎧を着込んででもいれば、断ったかも知れないが、
冒険者的には割りと珍しい私服派の自分としては当然、今も私服を着ている訳で…。
「あら、お願い出来ますか? 冒険をやっていると中々、着る機会も御座いませんし…」
マーファ式の印を切り、外面だけマーファ神官やっていますアピール。
薄々、エリシアにマーファ神官でない疑惑の目を向けられている気もするが、
まぁ、あちらも確証を得る程もないし、バレないだろう。
「さて、用件が【まだ】でしたわね。
エドニ様にお逢い出来るかしら?」
まぁ、断られた所でワタクシが逢うといった以上、逢うし、
単純に相手の顔を立てる機会を与えただけという感じ?
〜PLより〜
聖印で揉めたけど、使わない気がして来た(死
さて、エドニ君にはまぁ、色々と役に立って貰おうか
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