タイトル | : 6-A3-3 虎児? |
投稿日 | : 2015/06/22(Mon) 14:17:21 |
投稿者 | : 魔音@GM |
参照先 | : |
> 「おいデイジー、お前はエリシアんとこに戻れ。
> オイラが墓場に向かったことだけ伝えろ。
> オイラが戻らなかったら、しくじったってことだ。
> 忘れてそのまま帰れ」
「いやだ!」
デイジーは、神殿の荘厳な雰囲気そっちのけで、ミハイの言葉を全力で拒否した。
早晩そうなるだろうと予測していたようだったが、ついにその時が来たことに、反発しているようでもあった。
「あたいは、戻らない。
それに、あんたはこれが危ない仕事なんだってわかってんだろ?
そんなところにあんた一人を残して帰れるかよ!!」
俯き、顔を赤らめながら叫んだ。
「あの……、ってか、別にあんたのこと心配してるわけじゃないんだからな。
あんたひとりじゃ……、その、頼りないし、まだ手がかりだってろくにつかめていないんだろ?」
決心したように、デイジーは少し顔を上げて、ミハイを睨む。
「あたいには、秘策があるんだ。
メクラマメデッポウ(盲滅法)かなんかで、地下だかどこかをウロウロするだけじゃ、爺さんになってそこいらに埋まってる骨とかわらなくなるんだから!」
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魔音@GMより:
虎女子が唸っております(
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