タイトル | : nice pillow. |
投稿日 | : 2015/06/26(Fri) 09:33:50 |
投稿者 | : ミハイ |
参照先 | : |
赤い石から目線を離し、デイジーに背を向けたオイラは、
>「……ちっ、ちかい!」
って声を最後に、記憶が途絶えた。
* * *
(なんだ、ミラルゴ・・・?)
なんとなく、昔彷徨ってたあたりの景色を思い出す。
アコニ嬢ちゃんとは似てねえが、この女は似た雰囲気がある。
血脈ってわけでもなさそうだが。
なんでオイラを膝枕してんだ。柔らかいからいいけど。
(おい)
で、声をかけようとしたら、暗転した。
(死んじまったのか)
さっきの女が血に塗れて倒れている。
(ダセェな、女ひとりフクロにしねえと殺せねえのかよ)
石をガメたおっさんに声を投げるが、どうやら届いてねえ。
(よっぽどの術師だったのか?ねえちゃん)
ああでも、アコニ嬢ちゃんは剣の使い手だったな。
* * *
どうにも枕の感触が違うんで、もぞもぞ頭を動かす。
よし、座りが良くなった。
「・・・ん?」
目を開ける。
デイジーじゃねえか。
するってーと、さっきのはなんだ?
>「ミハイ、大丈夫? あたいのこと判る? それ以上バカになってもあたいが責任とるから」
「おう、そうしてくれ。
老後は頼んだぜ。
女に蹴られて死ぬってのも悪くねえが、まだ早えしな」
にっと笑って、アタマを上げる。
「今、その石に憑かれたんだかなんだか、変な夢を見たぜ。
アコニ嬢ちゃんみてえな女から、そいつが奪われるんだ。
そいつは、嬢ちゃん絡みのモンなのか」
背中を反って、ぴょいと跳ね起きる。
こきこき。首を鳴らす。
うし、ダメージはなさそうだ。
「にしても、何のための部屋だこりゃ。
デイジー、下手に動き回ってねえだろうな」
辺りを見回す。
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PLより:
ふう、これがラッキースケベというやつか・・・(まんぞく
ハッ!?これがニーム様の御利益!オイラ信者になる!
というわけで次の進行までの場繋ぎロールでした。
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