タイトル | : 賭けに出る。 |
投稿日 | : 2015/06/27(Sat) 18:09:52 |
投稿者 | : エリシア |
参照先 | : |
>「我々から紹介させて頂いた者たちは、今もそちらの神殿におります。
> また逆に、施療院ではこちらに出向いて頂き、自主的に留まっておられる神官様もいらっしゃいます。
> 相互に行き来している方々については、当面はこのままで。あるいは、近い将来には、我々の架け橋になって頂ければとさえ考えています」
「それは、諜報者として、でしょうか。」
賭けのように、静かに口を開く。
証拠などはないが、これまでの違和感を思えば当然の疑問だ。
「あなた方の方法、というものが用意できていないならばなおのことです。
あなたが仰ることには道理が伴っていません。」
わたしが至高神のしもべだったなら、今この時にその奇跡を行使できたなら。
少しは事態は違ったのかもしれない。
「…わたしは、神殿である神託をいただきました。
破壊の女神。
そして、墓場に現れた死霊。
あなた方は、このいずれか…もしくは両方に関わっているのではないのですか。」
静かに、そしてできる限りの冷たい視線で、わたしはゴークと名乗った男を見る。
この男は何かを握っている。
ここで大人しく帰すわけにはいかない。
そう、本能に近い何かを感じる。
幸い、この場にはストレイさんもいる。
万が一襲い掛かってくるなら、あとはメリダさんをどう守るか。
それが問題だ。
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@PL
エリー、賭けに出ます。
ここでゴークを泳がせてもいいんですが、とりあえずはもう一押しと行きましょう。
怪しげな素振りを見せるなら、メリダを庇います。
これでエリーにこいつらの目が向いてくれればそれで十分なんですけどね。
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