タイトル | : 6-A2-6 ヒーラーのゴーク |
投稿日 | : 2015/06/29(Mon) 16:43:37 |
投稿者 | : 魔音@GM |
参照先 | : |
ストレイは、引き下ろした階段で階上に上がった。
そこには、薬研を使ってシャリッ、シャリッと乾燥した薬草を砕いている男がいた。
扱うものと同じくらい、乾燥した雰囲気を纏う男だ。
今は、ストレイに背を向けるような格好で、一心に作業台に向かっている様子だった。
小柄で、線の細い男だった。
その服装は、白っぽいフェルト地の上着に、同じような色の、麻の長衣を着ている。露出した肌はなく、全て包帯で覆われていた。初夏にしては、随分と厚着だった。
その顔も例外でなく、すっぽりとフードに覆われている。
その姿は、先ほどあったゴークとは、まったく異なる外見をしているのだった。
ベイリー少年が近くにいて、ストレイに、彼がゴークだと目で伝えている。
よほど集中しているのか、来訪者にまったく気づいていない様子だが、ストレイは、単に集中しているだけでは説明のつかない違和感を感じたかもしれない。
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魔音@GMより:
無駄切りありがたでした(ノ*゚ー゚)ノww
ベイリーが主張するゴーク氏と、ご対面でっす。
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