タイトル | : 6-A6-1 別館での再会 |
投稿日 | : 2015/07/09(Thu) 19:00:21 |
投稿者 | : 魔音@GM |
参照先 | : |
@神殿区域の一角にある、領主の別館
ミハイとデイジーは、アルバたちのやってきた通路を辿っていく。
採石場の跡地には、いくつかの横穴はあったが、基本的には大きな通りになっていて、迷うことはなかった。
墓場へと続く崩落場所を通り、さらにそこまで来たのとほぼ同じ距離を歩いたあとで、昇りのスロープに来た。
ゆるい坂道を上がると、古い石材の残る部屋は、丘の斜面を削って作られた、トンネルの出口になっていた。
開け放たれた開き戸は外へと続いていた。
外にはまだ霧がたちこめていて、はっきりと見通すことが出来ない。それでも、一歩外に出れば、この小さな丘の上に建つ塔と、それに付随する屋敷が見えた。
この場所は、領主の別館の敷地の中にあるようだ。
屋敷の方へと続く舗装された道がある。
歩いて行くと、屋敷の方角と、荘園本館へと続く三叉路に出た。
そこで、ミハイとデイジーは、エリシアに再会した。
◆
エリシアが馬を飛ばしたのは、神殿の方角だった。
音のした方角に、冒険者としての勘が働いたのかも知れない。
霧に霞む中、神殿と、付随する僧房が目に入ったが、それらの横を素通りした。
エリシアが馬の首を向けたのは、小さな丘の上に立つ塔と、付随する屋敷だった。
屋敷の門は開け放たれ、障害は何もなかった。
ゆるやかな斜面に続く道は、正面と左手に分かれる三叉路になっていた。
エリシアは、そこでミハイとデイジーの二人に再会した。
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魔音@GMより:
たいまんさんちのミハイきゅんと、ゆきふぇるさんちのエリシアせんせは、ここで合流です。
石切場の跡地は、領主の別館の敷地内に続いていました。
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