タイトル | : 見えぬ剣を抜く者 |
投稿日 | : 2015/07/13(Mon) 11:56:10 |
投稿者 | : ストレイ |
参照先 | : |
>「王のいない盤上にチェックメイトとは、滑稽だな」
「ああ、全く茶番ってやつだ」
転がってるアイシスを引き起こし、ふん縛る。
>「兄妹は、やり遂げたか]
「ま、これから最後の締めってやつだが、
二人はやり遂げるだろうよ」
通行証を受け取り、興味を無くしたかのようなエドニに声をかける。
「アンタも自分にできることをやんな」
癒し手を失ったエドニはもう長くはないだろう。
それでも残された時間はある。
「じぁな」
施療院には本館からの使いが来ていた。
***************
領主館でも一悶着あったようだ。
衞士達が集まり、少し興奮気味の様子を見せている。
「ヘイ、お待ち。
注文の品だ」
刀を一振り、縄を切る。
身まで切ったかも知れんが、まあご愛嬌だ。
アコニの決闘が始まる。
>「行ってきますね」
「存分に。
ベイリーも見守ってる」
多分、実際に来ているだろう。
アコニは長剣の持てぬまま、決闘に臨む。
アイシスは心理戦で凌ごうとしてるらしい。
浅はかだな。
>「……私には、おまえの胸に刺さる刀が見える。
> それを抜いてやれるのは、私だけなんだぞ……?」
それはお前さんの役目じゃねぇよ。
まだ生きのあるらしいアイシスを足蹴に、アコニに声をかける。
「ご苦労さん」
けりは付いた。
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PL
お疲れさまでしたー
また後で報酬受領と締めを書きます。
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