タイトル | : 終幕 |
投稿日 | : 2015/07/14(Tue) 15:07:56 |
投稿者 | : ストレイ |
参照先 | : |
少女の復讐劇も予定より早く幕を降ろし、俺達はしばらく温泉町に逗留することになった。
不死者が湧いたりトラブルもあったが、まあ久しぶりにのんびりさせてもらった。組織からの呼び出しを気にすることなく、まっさらなシーツで寝るのも悪くない。
町はすっかりお祭り騒ぎだ。オランのマーファ祭りとも少し違った感じだが、シゴトを気にせず屋台を巡るのは楽しいものだ。
だが、エリーの配ってた緑色のやつは勘弁だ。あれは人の飲むもんじゃねぇ。盗賊の勘がそう言ってる。
シュタールの舌はどうなってんだ。
それに輪をかけて閉口したのは、よく分からねぇ英雄扱いだ。他の連中はどうか知らんが、俺はアコニを手伝っただけだ。
とりあえず、人目に付かない路地裏に逃げ込み、一息つく。
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「失礼」
ギルドだと聞いている小汚い食堂に入る。
あ、ミハイ。
「すまねぇ。バタバタして挨拶が遅れちまった。
オランの野良犬だ」
ギルドの幹部であろう店主に声をかけて、ミハイの隣に座る。
「ミハイ、こっちに残るんだって?
あ、俺も同じもの1杯」
まあ草原妖精のことだ残ると言っても何時までいるか分からねぇ。去ると言っても、帰って来る時も突然だ。
「オートマタって名乗るヤツを見かけたら、俺はオランにいるって伝えてくれ」
覚えてたらな。
「自由に」
杯をミハイのにぶつけて、一気にあおった。
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PL
これで締めとさせていただきます。お疲れさまでしたー!
たいまんさん、ミハイ引退とのこと重ねて、お疲れさまでした。
ありがとうございました。
7-1-3を見落としてたので修正というか一部削除
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