タイトル | : 7-2-2 魔晶石 |
投稿日 | : 2015/07/16(Thu) 21:40:11 |
投稿者 | : 魔音@GM |
参照先 | : |
> 「あの…差し出がましいお願いなんですが…魔晶石なども手に入りますか…?」
「少し時間をもらえたら、間違いなく手に入れるわ」
シュタールが応じた。
> 「最初は、生意気なことを言って、申し訳ありませんでした。
「こちらこそ、わたしの煮え切らない態度は、失礼だったかと思います」
アコニは自嘲的な笑みを浮かべて見せた。
> 最終的にはアコニさんご自身で決着をつけられたこと、わたしも嬉しく思います。
> ですが、今回の一連の真相は、アコニさんのこれからにとっても、重要なことになると思います。
「エリシアさんのおかげです。今思えば、あの言葉で、覚悟ができた気がします」
> 何か、お手伝いができることがあれば、是非相談に来てくださいね。」
「──えぇ、是非お願いします。
あの、わたしも、何かできることがあったら是非呼んで下さい」
アコニは、そうしてエリシアの肩を武人らしい手で抱き返してきた。
◇
アウレリア神殿で手伝いをしていたエリシアを、アコニとシュタールが訪問した。
「おつかれさまです、エリシアさん。
お約束の品です。案外早く手に入ったので、どうぞお納め下さい」
「その魔晶石を使い切るまでには、また会いに行くね」
アコニが魔晶石の入った袋を差し出し、シュタールがそんなことを言い添えた。
アコニが荘園領を継ぎ、オゴフの継承者の指名を受けた。そんなことを、暫くあとになって、メリダからの手紙でエリシアは聞いたかも知れない。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
魔音@GMより:
魔晶石どぞぞであります!
+後日談などなど。
- WebForum -