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駄々
26
: 2015/05/08(Fri) 20:14:54
ミハイ

「うん?
 家を継ぐのとカタキ討ちは別のハナシだろ?
 カタキを討とうが討つまいが、家は継ぐんだよな」

何を気にしてんだかわかんねえな。

「エリシア、お前さんがカミサマの使いだから色々面倒なのはまあ理解するぜ。
 だからよ、とりあえず、領主サマの繋ぎだけは頼むわ。
 殺す殺さねえなんてハナシに関わらなくてもいいからよ。
 融通利かそうぜ。
 お前さんはお前さんの仕事を済ませたらのんびり観光でもしてりゃあいいさ」

くるりとアコニお嬢ちゃんに向く。

「お二人さんもそれでいいだろ。
 マーファ神官に殺しの代役をさせようなんざさすがに罰当たりってもんだ」

罰当たりとかどの口が言うのか、笑っちまうな。ヒヒッ。

「そも、ぶっちゃけ案件としちゃあ人探しだけで1000、殺しはその3倍は払うべきところだぜ?
 こんくらいの駄々は聞いてもらわねえとな」



-------------
PLより:
エリーの背中を押してくれと頼まれたので押す。

ある程度関わらせれば後には引けなくなるんじゃないですかね!フヒヒ。
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承服しかねます。
25
: 2015/05/08(Fri) 19:40:03
エリシア

覚悟を問い質した質問に対する答えは、わたしの予想を遥かに越えていた。
もちろん、良くない意味で、だ。

「事情はわかりました。
 ですが、理解できかねます。
 貴女が自身で剣を振るえないというならば、何故剣の道で生きていくと言い切れるのですか。
 何故、仇を討とうなどと思えたのですか。
 普通の剣は無理だとしても、その短剣が振るえるのであれば、貴女自身の手で、その短剣で、仇を討つべきだと思いますが、いかがですか。」

語気が強くなるのが自分でもわかる。

「今のお話でしたら、わたしがお手伝いできるのは、貴女の仇である人物の調査までです。
 自らの手を汚す覚悟もなく、全てを任せるというのは、あまりにも短絡的、かつ自分本意です。」

ぴしゃりと言い放ち、アコニさんとシュタールさんの反応を伺う。

「もちろん、家の名を継ぐという目的があるならば、それを果たしたいという気持ちはわからないではありません。
 ですが、他人の手で仇を討ち、家を継いだとして、それで貴女は満足ですか?
 誇りをもって、その家の名を名乗れますか?」

少し、声音を和らげて、わたしは言葉をつなぐ。

━━━━━━━━━━
@PL

ごめん、シナリオ崩壊させるつもりはないのですが、エリーが納得できない。
譲歩できる範囲として、調査までなら、という条件付きでなら引き受けます。
それによって報酬が下がるというのであれば、エリーはそれを受け入れます。
もしくは、メンバーが取りなしてくれたらついて行くでしょう。

エリーが納得できない二点。
・剣が振るえないのに騎士ってどういうこと?
 それに投資するのは何故?
 (むしろ呪いであってくれた方が良かった、解除すれば剣で生きられるということが確定するから)
・家を継ぐための仇討ちならなおのこと、自分で止めささなきゃダメなんじゃ?

抜けたい訳じゃないんじゃよー。
そこだけはわかってほしい!

※補足
刀傷がトラウマ的なもので云々の可能性ももちろんPLは視野に入れてます。
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1-4-1_呪い?
24
: 2015/05/08(Fri) 17:50:34
魔音@GM

>「剣が持てねえ?なんだそりゃ。
> 木剣は持てるのか?」
 こくりとアコニが頷く。
 短剣を佩いていることから、短ければ問題ないのかもしれない。


>「神殿で呪いかどうかとかは確認してあるんだろうな?
「はい。神殿の見立てでは、呪いの類ではないそうです」とアコニは答えた。

> で、アコニお嬢ちゃんは親が死んだときに現場にいたってことか?
> 兄貴もそうか?
「はい。わたしは現場にいたようです。記憶にはありませんけれど。
 兄は、幸いにしてその晩はでかけていたそうです」
 淡々とした口調で話した。

> なんでお前さんは生かされたんだろうな?」
「何故でしょうね?」感情を押し殺した乾いた声。
「それこそ、神のみぞ知る。ということなんでしょうね」
 ミハイを真似て、口角をあげてみようとするが、自嘲的な歪みにとどまった。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
魔音@GMより
 プチレス。限定的な話題なんで、こっちは1-4関連ってことで。
 カースではないことは確認済みです。
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1-3-1_繋ぎ(補足)
22
: 2015/05/08(Fri) 17:40:51
魔音@GM

@ジョージの角無しミノタウロス亭

>「とにかく、オゴフとかいう街に着いて最初にやるべきは、そのオクトパス卿とかいうおえらいさんのとこに顔を出すことだな。
> シュタールお嬢ちゃん、お前さんは顔が利きそうだけどよ、そのおえらいさんへの繋ぎはあるのか?
> 繋ぎのあるなしじゃ苦労が億万倍違うぜ」

>「エリシア、がんばれよ」

「あ。ごめんなさい、そうそう、言い忘れてた」
 あくびれずに、出されていた茶を啜って言葉を継いだ。

「あるわよ、繋ぎなら。でも、エリシアさんほどじゃないから、どちらにしても頼りにしたいわ」
 そして、さらに思い出したように、唇に微笑みを浮かべる。
「それに、オクトパスって言い得て妙ね。ま、どっちかっていうと、彼女はサラマンダーだろうけれど」
 オゴフの領主について、そう評した。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
魔音@GMより
 すいません(ノ∀`)コピペ忘れてますた。付け足しです。

 そしてあくびれ→わるびれ (゚-゚ )))彡←(ヒレ:ぁ
 dodoさんご指摘ありがたた!
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こそこそ
21
: 2015/05/08(Fri) 17:11:27
ミハイ

シケた部屋だ。
見栄張ってゴージャスにしたっていいんだぜ?
見たこともねえけどお幹部サマの部屋はきっとゴージャスなんだろうしよ。


> 「よぅミハイ、羽振りがいいじゃねぇか。あやかりたいねぇ。どこの女神様の尻を拝んでくるんだ?」

「ヒヒッ、オイラは同族の女にしか興味ねえよ。
 ヴァーレイトって落ちぶれ騎士のお嬢ちゃんのハナシ、知ってるか?15年前の騎士の不祥事のハナシに絡んでる」

カウンターにひょいと登り、受付の兄ちゃんに話を振る。

「下手人がオゴフとかいう街に逃げて消えたから、追いたいんだとよ。
 それで、オゴフのギルドに繋ぎを付けてえってわけだ。
 なんか知ってるかもしれねえしな。
 ま、それ以前にオイラ、オゴフとかいう街がどんなとこかも知らねえんだけどな」


* * *


ハナシはあっさり通った。

「へえ、それなりにチカラがあるのか。
 そりゃあ期待できるな。
 うまいこと利用できたら、兄ちゃんにも個人的に奢るぜ」


歯を見せて、にっと笑う。


「歓楽街か。
 紛れるにゃもってこいだな」



-------------
PLより:
フレーバーなつもりで。
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んー?
20
: 2015/05/08(Fri) 16:33:48
ミハイ

領主サマへのツテは無し、か。
ここが一番大変なんじゃねえの?

「エリシア、がんばれよ」

ぽん、とエリシアの背中を叩く。
肩は手が届かねえんだよ。


* * *


「剣が持てねえ?なんだそりゃ。
 木剣は持てるのか?」


真剣が持てねえ剣術師範とか笑うしかねえじゃねえか。


「神殿で呪いかどうかとかは確認してあるんだろうな?
 で、アコニお嬢ちゃんは親が死んだときに現場にいたってことか?
 兄貴もそうか?
 なんでお前さんは生かされたんだろうな?」


わけわかんねえな。
ふたり殺しゃ四人殺したって大差ねえだろ。
どうせ極刑だよ。


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PLより:
軽く反応をば。

カースじゃないことは確認済みか、という質問です。
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2-1_盗賊ギルド
19
: 2015/05/08(Fri) 15:03:25
魔音@GM

 オランの盗賊ギルドに、ミハイがやってきた。

「よぅミハイ、羽振りがいいじゃねぇか。あやかりたいねぇ。どこの女神様の尻を拝んでくるんだ?」
 オゴフの街のギルドに渡りをつけられるよう、便宜をはかることに承諾した。
 オゴフの街から数時間山間に入ったところに、ちょっとした規模のマーファ神殿がある。
 人々はそこに巡礼に訪れ、精進落としにオゴフの歓楽街に立ち寄るとのことだ。温泉もあり、地方の街とはいえそこそこに立派な盗賊ギルドがある。とのことだった。
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2_出発準備
18
: 2015/05/08(Fri) 15:00:52
魔音@GM

 オランでの出発準備スレです。特に書き込みする必要はありません。
 
 備忘録のような使い方も想定してますので、他のスレッドと違って、枝を伸ばしてます。
 よろしければ、2-Xの下に返信する形で使ってみて下さい。

 他の進行スレと異なり、時間を巻き戻しての書き込みも、1日半程度でできることであれば、3以降でもどぞぞです。
 その際は、雑談、相談スレで仰って下さいませ。
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1-4_傷跡
17
: 2015/05/08(Fri) 14:38:09
魔音@GM

@ジョージの角無しミノタウロス亭

「最後に一つ、皆様にお伝えしておかなければならないことがあります」
 この仕事をはじめる前に、アコニは皆に伝えることがある。と、口を開いた。

「道場で師範という立場でありながら、わたしがみなさまの手を借りなければならない理由が、若輩者故に経験がない。という以外にもうひとつあります」
 言いながら、スカーフを解き、きちっりと留めていた襟元のボタンを外す。
「わたしは、真剣を手にすることができません。その為に、どうしても助太刀が必要なのです」
 言うと、襟を開いて見せる。
 そこには、喉元から両乳房の間の点を結ぶ、体の中心に穿たれた刺し傷の跡が露わになった。

「剣を手にすると、この傷が耐えがたいほどに痛んで何も出来なくなってしまうんです」
 また元のようにボタンを留め、封印をするようにスカーフを巻いて、アコニは言った。 実戦経験がなく、道場でのみ木剣、模擬剣を揮ってきたこと。護衛としての役割も必要である理由を告げた。
 両親が殺害された時に生じた傷であるらしい。

「こんなわたしですが、皆様のご助力を頂けませんでしょうか」
 深々と礼をして、依頼に応じてくれることを願うのだった。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
魔音@GMより
 こちらは、ミノ亭での依頼を受けてもらえるかどうかの確認です。
 必ずしも日記として表明する必要はありませんが、雑談、相談スレッドににでも表明をお願いします。

 ミノ亭での依頼を受けないけど、セッションにはこのまま進行するぜっ。とおっしゃる場合は、別導入要相談(汗)。
 やっぱりおやめに……とかでも、相談スレorメールをお願いします(滂沱)・゚・(つД⊂)・゚・三(つд・` )チラ 。
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のちほど進行スレッド2を作ります
16
: 2015/05/08(Fri) 13:37:59
魔音@GM

1-3、1-4まで投下しましたが、調整します。

 オランで1日準備する進行スレ2-Xをのちほど作ります。
 お話の中で契約OKということになれば、その後、出発。オゴフ到着の3-Xとなります。
 様子を見て進行予定です。

 依頼を受けた旨、表明して頂けたら、準備でき次第、3に進んで頂くことになります。

 なお、ミハイ@たいまんさんと、ラキアード@はんくさんは、依頼を受けたものとして理解してます(ぶひひ)。
 ジョージのミノ亭で依頼を受けずに、セッションに別切り口で参加する方法は要相談で、条件が合わぬ! という時もまた相談しませふ。
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