[戻る]
新着表示

タイトル
記事No
投稿日
投稿者
参照先
1-3_応答2
15
: 2015/05/08(Fri) 13:30:05
魔音@GM

@ジョージの角無しミノタウロス亭

>「在り来たりな事をいうようですが、
>殺された両親、また、亡くなられた方々がアナタの復讐を望んでいるのでしょうか?
>復讐というもの得てして自己満足という面が強いものですよ?」
 アコニは、クロエの言葉に、黙って頷く。

「はい。あの、ドーンと行きますけど、バーンとするのは慎重になりたいと思います」
 永久に不滅ですと言い残して引退した、伝説の騎士ロングアイランド卿のようなクロエの表現に、アコニは刹那、緊張を解いたものだったが、仇討ち許可証の行使については、慎重に考えているらしい。

>「人を殺めてしまえば、良くも悪くも取り返しはつきませんわよ?」
「そう、ですね。胆に銘じます。
 ……、申し訳ないのですが、その点は、皆様の力もどうぞお貸し下さい。
 無論、最後の判断はわたしが下します。今は、判断するための材料が欲しいんです」
 彼女の心が、未だ揺らいでいのは確かだろう。

    ◆

> 「そのアイシスの親父ってのはどうなったんだ?
> 他に家族は?
> ・・・いや。それよか、今はゴールの方が大事か・・。
>……
> だから、助太刀。これは、まああるかも知れねぇ。
> だけど、普通ここは留めは自分が、とか条件がつかねぇか?」
>……
>「殺るなら自分の手で、っとか思わねぇのか?
> お前さん、本当は親父さん達の死を確認したいだけなんじゃねぇか?」
「これだけ大事なことなのに、どこか、他人事のように聞こえる。というのは、判ってます」
 ストレイの言葉に、アコニ自身もあまり意識していないだろうが、反発らしき色が滲む。それは、事実を突かれた痛みでもあるのだろう。

「その上で、現時点で見える終着点は、仇であるアイシスの命でしか購えないと思っています。
 仇の消息を辿ることで、家族が死んだことの実感を持ちたい。というのも事実です。でも、それだけでは済まされない。と、思ってます」
 おそらく、何度か繰り返しただろう自問自答。確認したいだけなんじゃないか? というストレイの言葉は、彼女の心に刺さるのだろう。襟元のしっかりした上着にスカーフを巻いた胸元でぎゅっと右手を握りしめ、先を続ける。
「とどめは、自分でできれば、それに越したことはないです。でも、わたしがとどめを刺そうと刺すまいと、死は死だと考えます。
 せめてそこに立ち会わせて頂ければと希望しますが、絶対とまでは申し上げません」
 とどめについては、こだわりはないと返事をした。

「アイシスの父親は、いよいよアイシスが逮捕されるという日、病のために死んでいたのが見つかったようね」
 ストレイの、アイシスの親父はどうなったか? という問いに、シュタールが答える。
「当時、他に家族は、いなかったわ」
 そして、簡単な説明を加える。
 アイシスの出身であるエガタホン家は、元々は薬を売ることを生業としていた。
 商売人としての腕はよかったらしく、かなり財を成していた。
 しかし、アイシスの父親の代で家は傾き、母親とは離婚。他の兄弟は母親に引き取られた。
 その父親は病を患い、アイシスは、家財をはじめとするあらゆる者を売り払って、薬代に変えていた。
 そんなことを、淡々とした口調で語った。

    ◆

>「領主への交渉は、神殿を通じて何らかの手立てを打つことはできるのではないかと思います。
>……
> これから先、人を殺めたという事実を背負って生きていかなければならない、その覚悟が貴女にはあるのですか?」
「マーファ神殿と近い土地ですしね。オゴフの領主様との交渉の際は、お願いします」
 エリシアの申し出に、アコニは頭を軽く下げる。

「覚悟、ですか」
 続く問いに、彼女は立ち会いの相手を見据えるように、やや顎を引いて応じた。
「──、今は、あるとお答えできます」
 短く、そう返事をした。
「わたしは、剣を生業に生きていこうと思っています。業の深い道だと思います。
 人を殺めることを背負っていく覚悟はできています」
 覚悟のほどを言葉にした。

>「それに、万が一期限の1ヶ月以内で目的が達成されなかった場合についてはどのようにお考えなのでしょうか。
> 一切の手がかりを掴めなかった場合もそうですが、調査がある程度進み、それでも目的を達成するのに時間が足りなかった場合です。
> 更に期間を延長して、わたし達を雇うのですか?
> それとも、その時点で諦めるおつもりですか?」
 それを答える段になると、アコニは先ほどの勢いを失って、やや俯く。
「そこでこの仕事は契約終了よ。雇用期間の延長はないわ」かわって口を開いたのは、シュタールだった。
「一ヶ月というのは、仇討ち許可証の有効期限よ。そして、アコニがお父上の家の名を継げるかどうかの期限でもあるというわけ」
 アコニの、騎士としての価値に投資していることを、商人は言外に伝えた。

    ◆

>「ぶっ殺す、で1000ガメル、ってことだな?」
「今の時点では、そんな風に考えています」

 続くミハイの受領の言葉に、よろしくお願い致しますと、アコニはぺこりと頭を下げたものだった。

>「で、話を聞くに、オランじゃそのラクラクホンとかいうやつの情報はこれ以上集められねえってことでいいんだな?」
「オランの中でできることは、騎士たちと、アコニの父・グラント氏の友人たちが、十分に調べたということになるわね」
 シュタールが、ミハイの質問を受けて応じた。

    ◆

>「今のところはそれでかまわない。できるだけ最善はつくす。」
「ありがとうございます。
 それでは、ラキアードさんは、この話を受けて頂けるということでいいかしら?」
 ラキアードの言葉を、シュタールは依頼を受けてもらえたものだと解釈したようだった。

「みなさんもいいかしら?
 よろしければ、一ヶ月、どうぞよろしくお願い致します」

 契約が成れば、アコニがあらためて礼をし、前金の500ガメルを、50ガメル金貨10枚で渡すことになる。
 出発は明後日、商人のキャラバンと一緒にオゴフの街に向かうことになる。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
魔音@GMより
 応答その2であります。
 お返事描写になんか時間がかかってしまいましたが(駄)、アコニとしては、復讐するぜっ。と動き始めたものの、殺しに行く覚悟はしつつ、色々と確信がなくてまだ悩んでいる。
 というのが現状になります。

    ◇

 クロエさんが予想以上に優しくて泣きかけた件!(爆
 ってか、探偵的な台詞にドキドキしています。
 慈悲無しww dodoさんにはご自愛あれであります。。。現実というかリアルヲソロス。

 平賀さんちのストレイせんせが熱いっ。とどめの辺りのレスは、悩みどころでした。うむぅぅ。こんな感じでしょうか。

 ゆきふぇるさんには激しく出だしおつつでありますw&遠征おかかかー。
 ゆきさんちのエリーせんせと併せて、ストレイきゅんにも微粒子レベルで反発してますが(爆)、こういう感じで人間関係のスタートを切ってます。
 GMは気が小さいので書きながら、ストレイきゅんとか、エリーせんせに怒られんかドキドキですが、日記では容赦なくガシガシとおつきあいください(へこへこ

 ラクラクホンっ。
 たいまんさん大胆予想がやべぇ。また展開を読まれているのか、あるいはっ(ノ*゚ー゚)ノ

 はんくさんちのラキアードせんせがクールやでっ。
 手紙は、現物が手元になくて内容がわからないのは、文面考えるのがめどかったわけでは決して(ry
タイトル
記事No
投稿日
投稿者
参照先
手紙と意図
14
: 2015/05/08(Fri) 07:25:10
ラキアード


>オゴフの街は自治領だから、あまり無茶をすると厄介なことになるわね。
「今のところはそれでかまわない。できるだけ最善はつくす。」
当然、向こうはほかのやり方をする可能性もあるわけだが、
そこは自分たちが護衛として防止することでいいだろう。

だが何よりも気になるのは、
その手紙が今頃になって差し出され、しかも名前が書かれていないということは、
いわゆる密告とか誘い出しの可能性もある。
だが、現段階では書かれている内容が、正なのか偽なのかは判断が難しい。
とはいえ、何らかの意図をもって書かれたのは確かだ。
とすると、行動を起こせば何らかの反応はあるはず。

「大体の討論はしたが、現段階では推測にすぎない。
やはりオゴフの街での情報収集が必要だろう。」

PL:
まずは手紙内容が正か偽かを判断する材料が、現在のところ推測にすぎませんね。
盗賊ギルドでもある程度は入手できるかもですが、
やはり現地に行ってそこで情報収集するほうがいいでしょうね。
タイトル
記事No
投稿日
投稿者
参照先
直近の予定とか(`・ω・´)
13
: 2015/05/07(Thu) 13:10:54
魔音@GM

‘‘)今晩〜明朝には、アコニの覚悟、ゲーム時間内での一月縛りのレスを投下する予定です。
タイトル
記事No
投稿日
投稿者
参照先
詰め詰め
12
: 2015/05/07(Thu) 12:55:19
ミハイ

>「そのようで。
> ミハイも元気そうだな。」

愚問だな。
ストレイへの返事の代わりに、にっと笑う。


* * *


>「そのゴールは、仇である元騎士の男に、命で購ってもらうこと。ということになります」

「ぶっ殺す、で1000ガメル、ってことだな?」

念押し。
こりゃあおあしを頂くのは難しそうだな。
だがよ、人間のお嬢ちゃんがやる復讐とやらには興味がある。
このお嬢ちゃんの心の動きを観察するのは面白そうじゃあねえか。

「オッケー、タダ働きのつもりでやってやるよ。
 必要経費はもらうぜ。裏稼業は金がかかるんだ」

アコニお嬢ちゃんに、歯を見せて笑う。
依頼受領ってわけだ。
タダより高えものはねえんだぜ、ヒヒッ。


* * *


>「ありがとう、ミハイ。
> 仇の名前を知りたくなる程度には、仕事に興味を持ってくれたっていうことで良いかしら?」

「そうだな、実入りはまったく期待できねえけど、面白そうだ」

商人のお嬢ちゃんに口角を上げる。
オイラが今裕福だから言える台詞だぜ?
道中の寝食は保障付みてえだしな。
ついでに言うと、こういう仕事は、やべえと思ったらオイラはとっととトンズラするしな、ヒヒッ。

「で、話を聞くに、オランじゃそのラクラクホンとかいうやつの情報はこれ以上集められねえってことでいいんだな?」

当局が追ってダメだったんなら、ダメだと思うしかねえだろ。
元騎士サマだぜ?
そいつが逃げおおせたってんなら、もうパンピーには無理だろ。
オランじゃねえ自治領なら話は別ってことだな。
亡命ってやつだな。オイラよく分かんねえけどな。

「とにかく、オゴフとかいう街に着いて最初にやるべきは、そのオクトパス卿とかいうおえらいさんのとこに顔を出すことだな。
 シュタールお嬢ちゃん、お前さんは顔が利きそうだけどよ、そのおえらいさんへの繋ぎはあるのか?
 繋ぎのあるなしじゃ苦労が億万倍違うぜ」


* * *


>「領主への交渉は、神殿を通じて何らかの手立てを打つことはできるのではないかと思います。

「そりゃいいな。
 何のツテもねえとかいう酷え状態だったら、お嬢ちゃんに頑張ってもらおう」


復讐とかいう言葉からは大陸の端から端より離れてそうなお嬢ちゃん――エリシアって言ったか。
結構ドライでいいじゃねえか。


クロエにしろなんにしろ、お嬢ちゃんの覚悟を聞いてるんだろうが、そんなもんどうでもいいんだよ。
金になるか、ならないか、だ。
タダ働きのつもりでとか言ったが、そんなつもりはまったくねえ。
こいつは、金になるぜ。
間違いねえよ。

ヒヒッ。



----------------
PLより:

アイシスは実際に証言通り殺してなくて、その辺の真相が手紙にしたためられてるとかそういう展開を予想。ひねくれ方向で(笑

オランでやることはないとか言いつつ、ミハイは盗賊ギルド方面に顔を出そうと思いマース。
オゴフのギルドに繋ぎを取ってもらおうとかそんなことを考えてます。
GMが特にオランで時間を費やす予定はないようでしたら、この辺はさらっと一行二行で済ませていただいても全然オッケーです!
タイトル
記事No
投稿日
投稿者
参照先
覚悟の程は?
11
: 2015/05/06(Wed) 09:19:34
エリシア

いつまでものんびりしてはいられない。
最近は現金での収入もやや心許なくて、しっかりとした仕送りが出来ていないことも気にかかる。
わたしは、相変わらず仕事を探してミノ亭に足を運んでいた。
丁度、ジョージさんが新しい依頼を貼り出すところだった。

『復讐の手助けを求める』

物騒な言葉に、思わず眉をひそめる。

>「よかったら、話を聞いてみねぇか?」
>「復讐って聞くとぎょっとするかもしれねぇが、イタレリツクセリじゃねぇか。な、な?」

確かに、依頼としては至れり尽くせりだと言えるだろう。
経費の一切を先方が支払ってくれるというならば、報酬の面だけを見れば充分な話だと思う。
けれど、復讐とは…恨みが恨みを呼び、負のサイクルを産み出してしまうのではないだろうか?

―・―・―・―・―・―

などと、悩んでいるうちに強引にメンバーに加えられていたらしい。
奥の部屋に通されて、話を聞く羽目になっていた。

>「15年前に父と母が殺されて、5年前に兄が旅先で亡くなり、この間祖母も病で逝き、家族が誰もいなくなって、でもせめて新たに判ったところから、わたしの家族の死を辿ってみようと思ったんです。
> それが私の、今になって復讐をしようと思った理由です」

家族がいなくなった、という部分に僅かに共感するものはありながらも、私の胸の中に苦い思いが広がる。
でも、それでも、貴女にはつい最近まで家族というものがいたのでしょう?
その温もりを、貴女は知っているのでしょう?と。
だが、これは単なる個人的な感傷だ。

詳しく話を聞けば、その仇の事情も察するに余りあるところはあるが、罪は罪だ。
更に大きな罪を重ねたことで、彼は仮に官憲に捕まったところで死罪になるだろう。
実際にオランから許可状が下りているならば、その点は間違いがない。
ならば、彼女が覚悟を決めて自らの手で裁く、と言うならばそれもやむを得ないのかもしれない、とは思う。
闇の世界の一部を垣間見た経験から、わたしは聖職者らしからぬとは思えど、それを受け入れる覚悟は出来ていた。

ただ、引っ掛かるところはあった。
クロエさんとストレイさんが指摘したことがまさにそうだ。
自己満足、はとりあえず再認識してもらうとして、彼女自身の覚悟。

「領主への交渉は、神殿を通じて何らかの手立てを打つことはできるのではないかと思います。
 わたしもまだ未熟ながら、マーファさまの神官ですから。
 少なくとも、会談の機会を得ることくらいまではできるのではないかと考えます。
 けれど、全ての準備が整ったと仮定して、ストレイさんが仰るように、仇討ちと言うのならば、貴女自身の手で相手の命を奪わなければならない、ということです。
 これから先、人を殺めたという事実を背負って生きていかなければならない、その覚悟が貴女にはあるのですか?」

彼女自身の覚悟を今一度確認するように、彼女の目を見ながら言葉を紡ぐ。
例えば、この後見らしいシュタールさんにそそのかされているだけではないのか、などと勘繰ってしまうのだ。

「それに、万が一期限の1ヶ月以内で目的が達成されなかった場合についてはどのようにお考えなのでしょうか。
 一切の手がかりを掴めなかった場合もそうですが、調査がある程度進み、それでも目的を達成するのに時間が足りなかった場合です。
 更に期間を延長して、わたし達を雇うのですか?
 それとも、その時点で諦めるおつもりですか?」

━━━━━━━━━━
@PL

導入にどう入ろうかと悩みまくってドロ沼してましたw
質疑応答が始まったので、巻き込まれたことにします。
盗賊ギルドの粛清にまで立ち会ったことがあるので、彼女が本気ならPCの覚悟は出来ていますよ!

まずは彼女の覚悟を確認せねば。
何やらまだ躊躇している様子が見えてしまうので。
そして、期間内に目的が達成できなかった場合の考えについて聞きましょうかね。
タイトル
記事No
投稿日
投稿者
参照先
ゴール
10
: 2015/05/05(Tue) 19:52:07
ストレイ
http://bbs.swordworldweb.net/pc-list/read.cgi?no=503
「そのアイシスの親父ってのはどうなったんだ?
 他に家族は?
 ・・・いや。それよか、今はゴールの方が大事か・・。
 
 アコニさんよ。
 アンタ、本当にアイシスってのをぶっ殺す・・
 のが、ゴールでいいのか?

 アンタからは、どうも復讐に燃えるって臭いがしねぇ。
 
 一対一では勝てぬかも知れねぇ。
 だから、助太刀。これは、まああるかも知れねぇ。
 だけど、普通ここは留めは自分が、とか条件がつかねぇか?」

仇討ちに普通もなにもないかも知れんが。

「殺るなら自分の手で、っとか思わねぇのか?
 お前さん、本当は親父さん達の死を確認したいだけなんじゃねぇか?」

真相・・なんてないのかも知れねぇ。
だけど、アコニはまだ家族を失った”実感”がねぇんじゃないだろうか。

===================
PL ほぼ台詞のみ
タイトル
記事No
投稿日
投稿者
参照先
Revenge:A Love Story…
9
: 2015/05/04(Mon) 15:19:07
クロエ・マキュアン

「ふむぅ」
一旦、間を取って頷いた後に忠告だけはしておく。

「在り来たりな事をいうようですが、
殺された両親、また、亡くなられた方々がアナタの復讐を望んでいるのでしょうか?
復讐というもの得てして自己満足という面が強いものですよ?」
自身が復讐しなければ…こういう思いに囚われている人間は
思いの外、自身の思い込みに気付いていないパターンが多い。

「まぁ、仇討ちの許可証があるのでそこはまぁ、司法のお墨付きがあると考え、
ドーンと行ってバーンで良いんじゃないかしら?」
司法も司法で許可証出すのではなく、自身で裁けよ、と思わないでもない。
上得意様の案件でない限り、機関は腰が重過ぎる。

「人を殺めてしまえば、良くも悪くも取り返しはつきませんわよ?」
最後に他人事ながら警告を放つ。
復讐相手が誤りだった、とか真犯人が他にいたとか目も当てられない。



〜PLより〜
書き込んだつもりがどうやら夢の中だったようだな!
睡眠時間なんてあるようなないような生活してると混沌として来るゼ!

人を殺めるのを諌める奴が他セッションでバシバシ、短刀ぶっ刺して殺していたあれ
―――この世に慈悲はない…
タイトル
記事No
投稿日
投稿者
参照先
1-2_応答1
8
: 2015/05/04(Mon) 14:18:58
魔音@GM

@ジョージの角無しミノタウロス亭

>「あの、質問しても良いですか」
 ハトハの問いに、アコニが「お願いします」とその問いを促す。

>「どうして、今になって復讐しようと思ったんですか?」
「そう、ですよね」
 両の掌をきゅっと握り、その掴んだものを見つめるように視線を落とた。
「それ以外に、わたしと世界のつながりがなくなってしまったから。です」
 アコニは呟くように答えた。
 答えてしまうと、はっと我に返ったように手元からハトハに視線を上げた。そして、あぁ今のはナシですと、閉じていた両の掌をハトハ向け、ぶんぶんと左右に振ってみせる。
「わわ、ごめんなさい、馬鹿みたいでしたね」
 残像になった沢山の指が、一緒になって、幼稚な言葉を謝っているかのようだ。

「15年前に父と母が殺されて、5年前に兄が旅先で亡くなり、この間祖母も病で逝き、家族が誰もいなくなって、でもせめて新たに判ったところから、わたしの家族の死を辿ってみようと思ったんです。
 それが私の、今になって復讐をしようと思った理由です」

    ◆

>「ミハイだ。
> ハナシを聞くぜ、お嬢ちゃんがた」
 アコニは会釈をし、シュタールは微かに笑みを浮かべた。

>「ゴールをはっきりさせとこうぜ。
> その方が、お互い幸せだ。
> みんなで幸せになろうぜ、ヒヒッ」
「──ミハイさん」
 アコニは、ミハイに向き直った。
「そのゴールは、仇である元騎士の男に、命で購ってもらうこと。ということになります」
 ミハイを、彼女の黒い瞳がまっすぐと見据える。
 17歳にしては大人びているが、年相応にもろさも見て取れる目だった。たとえ彼女の挙動が、剣術師範として、達人の域に踏み出そうとしているほどに見えたとしても。
「仇とはいえ、人の死を理想とするのは、正直、怖いです。でも、それは事実だから、ミハイさんのおっしゃるゴールを見据えた時、目を逸らすわけにはいかないと思います」
 彼女は、そう言い切った後で、目を伏せた。

「この一ヶ月で、その男の消息を辿り、可能であれば見つけて、討ち果たす。
 父の友人たちが、死後10年の間は、その仇を求めてオラン国内を探してくれたのですが、消息はついに掴めませんでした。どこかでのたれ死んだか、手の届かない外国に落ち延びたか。と、あきらめていたのです。
 それを、このひと月で為そうというのですから、無理であることは承知しています。
 その無理を承知で、ご協力を願います」

 そう結んでアコニが頭を下げたところを、
「ありがとう、ミハイ。
 仇の名前を知りたくなる程度には、仕事に興味を持ってくれたっていうことで良いかしら?」
 同伴するシュタールがにっこりと笑みを浮かべて継いだ。
「アイシス・エガタホン。それが、あたしたちの求める男の名前よ」

 促されれば、シュタールはその15年前の事件をかいつまんで話すだろう。
 アイシスと、アコニの父・グラント氏は、騎士団の同僚であり、友人だった。
 アイシスは、軍資金を横領していた。アコニの父・グラントは、そのことに気づいた。そこで、アイシスを友人のよしみで自宅での食事に誘い、自首をするようにすすめた。その席で、アイシスはグラントとその妻を殺害した。
 凶漢が押し入って、夫婦を殺害したのを発見したが、犯人には逃げられてしまった。とアイシスは証言したが、グラントの用意していた手紙(資料)から、アイシスの罪が露見した(自首をすすめる、等)。
 追っ手がかかったが、アイシスはオランを脱出していて、その後の足取りは途絶えた。
 アイシスは、重い病を抱えていた父親の治療費のために横領を重ねていたらしいことが、その後の調査で判っている。

    ◆

>「その手紙とやらの内容は?
> 差出人とか分かってんのか?」
「はい、手紙のことですね」アコニは、ストレイに向き直る。
「残念ながら、内容も、差出人のこともわかっていません。兄の遺品の中にもありませんでした。
 ただ、その手紙を持ってきた使いの者によると、オゴフの街で預かったということ。また、油紙に包まれたその紙には、薬草の臭いが染みついていた。と、祖母が死ぬ直前に教えてくれました。
 誰か、仇についての情報提供者と、人の集まる巡礼先で会うつもりだったんじゃないか? とも言い添えて。
 兄は、父の友人たちがあきらめたあとも、仇を追うことをやめようとしていなかったんです。
 でも元々祖母は、仇討ちには消極的だったんです。そんなことをしたって、死んだ者が生き返るわけではないって。当時のわたしに手紙のことを話したら、わたしまで行ってしまうかもしれないってことが、嫌だったんでしょうね」
 5年前、アコニの祖母が兄のベイリーに渡した時のことを、今際の際に話してくれたとのことだった。

    ◆

>「了解した。まずはその町へ向かえばいいのだな。
>どういう方式でやるかは、具体的にその町に到着して情報を集めてからだな。
>ただし、卑怯な手段をとらないようにはするべきだな。」
「そうね」シュタールが、ラキアードの言葉を受けて口を開いた。
「オゴフの街は自治領だから、あまり無茶をすると厄介なことになるわね。
 オランからは仇討ちの許可証はとっているのだけど、仮に仇討ちを実行するにあたっては、当地の領主である、ズレッド家のオクスタム卿の許可を得る必要があるの。
 仕事を受けてもらう時には、改めて、注意をお願いするわね」
 卑怯な、というのを、シュタールはそんな風に受け取ったようだ。

 アコニも、縦に首をひとつ振った。その仕草は、異郷の地での探索に、気合いを入れ直しているようにも見えた。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
魔音@GMより
 徐々にレスなど。ハトハ、ミハイ、ストレイ、ラキアードへの依頼人sの反応って感じです。
 各書き込みにレスをつけようとも思ったんですが、散らばったら何がどこにあったか判りにくくなるかなぁと思い、まとめてみました。

 アコニは必死に応えつつ、シュタールは、一行を依頼にひきこみにかかるてすつっ(ウヒヒ)。

 たいまんさんちのミハイ節がカコ(・∀・)イイ!!
 キャラクターの思ったことは、よゐこのSWWWVの範囲で、あれこれぶつけてみるのも面白いかと( ・`ω・´)o彡゜
 その結果シナリオの穴がみつかったら……そのときは皆様におすがりします(ぁ

 また、アコニの剣の腕ですが、5レベル超であると見積もれます。
 ただし、そのレベルは一般レベルであって、冒険者レベルは0として計算します。そのあたりが、たいまんさんちのミハイの目には、脆く映るポイントのひとつになるかもです。
 ルール的には、例えば、攻撃力、打撃力には技能レベルと能力値Bが加算されるけど、生命/精神力抵抗は2Dになるという感じです(守ってあげて下さい><)。

 ちなみに、シュタールについては、SWWWV(無印)>冒険者の日常>“NPC一覧”に登録してます。個人的には、アルフレーデと名乗っています(たいまんさんに覚えてもらってたヽ(*゚∀゚)ノ)。

++
○登場人物/地名の一覧です:近日中に資料スレッドを準備するつもりです
 ●アコニ・ヴァーレイト:依頼人。17歳。剣術師範。一般技能・剣術師範レベル5↑(冒険者レベルではない)
 ●シュタール:商人。アコニの友人/後見人。
 ●ベイリー・ヴァーレイト:アコニの兄。5年前にオゴフの街で喧嘩をし、死亡したとされている。
 ●グラント:アコニの父。元騎士。アイシスの横領に気づき、妻共々殺されたとされている。
 ●アイシス:グラントの友人。グラントとその妻を殺害したとされている。依頼人が求める仇。元騎士
 ●オクスタム・ズレット:オゴフの街の領主
タイトル
記事No
投稿日
投稿者
参照先
剣術と復讐と
7
: 2015/05/04(Mon) 04:19:35
ラキアード

ミノタウロス亭で、あるの依頼をこなる人員の募集があった。
復讐か。
内容も気になるので、応募してみる。

そしてすぐに人員が集まった。
その中で、マーファ神官のエリシア、シーフ&精霊使いのストレイ、シーフ&レンジャーのハトハ、
この3人とは一度は一緒に依頼をこなしたことのある顔見知りだ。
残り二人は初めて会う。
一人はグラスランナーで天性の素早さと器用さ、そして
正確も典型的な
もう一人は、一見古代語魔法使いに思えるが、それ以外の技術もありそうだ。

まずは自己紹介。
「俺はラキアード。見ての通りの太刀使いだ。」

ジョージの説明によると、依頼人は剣術師範であるそうだ。

剣術とはいっても、実際に扱う武器にもよるし、それぞれ流派もあるだろう。
俺の場合は、太刀や小太刀を主流とする。
もちろん戦場で戦うのに必要な槍や弓の扱いも身につけてはいるが、
あくまで主流は刀だ。

依頼の内容は簡単に言えば、復讐の手助けをしてほしいとのことだ。

今になって相手がわかったというのも、なんとなく違和感を感じる。
もちろん実際に本当にそうなのかもしれないが、
もしかすると何者かの策略が混じっているかもしれない。
とはいえ、あくまで推測なので今すぐに判断するのは避けるべきだ。

「了解した。まずはその町へ向かえばいいのだな。
どういう方式でやるかは、具体的にその町に到着して情報を集めてからだな。
ただし、卑怯な手段をとらないようにはするべきだな。」

PL:
では皆様よろしくお願いします。
今になって見つかったというのも多少違和感を感じますが、
まだ推測にすぎないので、心に留めておくだけにしておきます。
タイトル
記事No
投稿日
投稿者
参照先
復讐の方法
6
: 2015/05/02(Sat) 20:11:56
ストレイ
http://bbs.swordworldweb.net/pc-list/read.cgi?no=503
『復讐の手助けを求める』

仕事を探しに久しぶりに角なし亭に足を運ぶと、一風変わった依頼が目に入った。

>「よかったら、話を聞いてみねぇか?」

聞けば、まあ条件は悪くない。

>「復讐って聞くとぎょっとするかもしれねぇが、イタレリツクセリじゃねぇか。な、な?」

復讐は何も生み出さない。なんて、無粋だな。

「ああ、話し聞かせてもらうよ」

*************
指定の時間に集まると、見慣れた顔もあった。
>「なんだ、まだ生きてたか」

「そのようで。
 ミハイも元気そうだな。」

マルチで永遠の新人クロエの姐さんも来ている。

「ラキアードの旦那は、久しいな」
獣人村の一件以来か。

>「アコニ・ヴァーレイトと申します」
>「こちらはシュタール。わたしの後見を務めてくれます」
>「シュタールです。どうぞよろしくお願いします」

依頼人は女か。後見人がいるとは、貴族の出か?

>「つまり、一対一の決闘とかってんじゃなく、暗殺だろうがなんだろうが、その誰だか言う名前も知らねえやつを見つけ出してぶっ殺すのが仕事ってことか?」

確かに、「復讐」と「仇討ち」ではニュアンスが違うな。
復讐のほうが、ドロドロしてるがシンプルだ。
仇討ちってなら果たし合いの場にも条件があんだろうな。

>「どうして、今になって復讐しようと思ったんですか?」

「その手紙とやらの内容は?
 差出人とか分かってんのか?」

=================
PL 
互いに致命傷を追うほどの喧嘩ってのも気になりますが、
まずはここからお願いします。
質問)手紙の詳細おしえて!
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 | 32 | 33 | 34 | 35 | 36 | 37 | 38 | 39 | 40 | 41 | 42 | 43 |

- WebForum -