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物騒な依頼
5
: 2015/05/01(Fri) 10:37:28
ミハイ

「なあ、なんかねえの?」

金はあるが、街をぶらぶらしてるのも退屈だ。
あんまり何にもねえと旅に出ちまうぞ、オイラ。
とか思って、ジョージに話しかけたら、おかしな仕事があったぜ。


> 「よかったら、話を聞いてみねぇか?」

「剣術師範?
 そりゃまたお堅そうな依頼人サマだな?」

金貨20枚程度の仕事だが、小遣い稼ぎにはなる。
少なくとも、スリなんぞで稼ぐよりははるかにな。

「復讐ね。
 道場のカンバンでも持ってかれたかね、ヒヒッ」

肩を揺らし、オイラはハナシを聞くことに決めた。



* * *



「女か。こええな。
 ツレは、ありゃあ商人か?タニマチってやつかね」

店に入ってきた二人組をきょろりと眺め、にっと笑う。


「ミハイだ。
 ハナシを聞くぜ、お嬢ちゃんがた」


ひょいひょいと身軽に近づき、笑いかける。
ハーフエルフはもしかすっとオイラより長生きしてるかもしれねえな。


ほどなく、奥の部屋に通された。


「なんだ、まだ生きてたか」


ストレイとクロエに目線をやり、口角を上げる。
こいつらは前にミイラ退治をやった仲だ。
どんな仲だかな。


あとは街やギルドで見かけた連中かな。


そして、一通り話を聞いた。


「助太刀?」


片目をぎょろりと見開いて、アコニお嬢ちゃんを見る。


「つまり、一対一の決闘とかってんじゃなく、暗殺だろうがなんだろうが、その誰だか言う名前も知らねえやつを見つけ出してぶっ殺すのが仕事ってことか?」


こいつはただの確認だ。
仕事の達成条件があいまいだぜ。


「あんたは果し合いの場とか言うが、そもそも見ず知らずの仇野郎が果し合いを受ける、なんて前提がおかしいだろ?
 殺しが目的なら納得いく、が、お嬢ちゃん、あんた、多分そうじゃねえよな」


目を細めて、口角を上げる。


「ゴールをはっきりさせとこうぜ。
 その方が、お互い幸せだ。
 みんなで幸せになろうぜ、ヒヒッ」


--------------------
PLより:
二番!
とりあえずジャブでございます。
皆様どうぞよろしくお願いいたします、楽しくやりましょう!
ミハイは色々失礼なやつなので、気に障ったら遠慮なくお知らせください、お詫びもしますし訂正もします!中の人は小心者。


GMに質問です!
・アコニの見た感じのお年頃は?
・アコニの身のこなしなんかで実力の片鱗くらい分かりますか?
・あるふれーで!!!!(質問じゃない


オゴフって街とヴァーレイトって騎士についての噂、聞いたり判定してみてもよさそうですね!
(ミハイはそういうのしないのでお任せします、誰もしないならやりますがw)

あと、ベイリー兄ちゃんが刺し違えた相手の家族から仇討って狙われる可能性もありそうですね?
楽しそうですね??うきうき。
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剣術師範の女性
4
: 2015/04/30(Thu) 20:38:00
ハトハ

トントンと階段を降りると、ちょうどジョージのおじさんが掲示板に新しい依頼を貼っているところだった。

『復讐の手助けを求める』。

そんな、今まで見たことがなかった内容の依頼だ。

「復讐?」

誰が誰かを憎んでいる。それの手助け。
と言うか、どちらかと言うと私は復讐される方だった。

>「よかったら、話を聞いてみねぇか?」

ジョージのおじさんが言うには、その依頼人は剣術師範らしい。
実力はありそうなのに、それでも手助けが必要な復讐なのか。
報酬は空っぽの財布しかない私には中々だと思えたし、行ったことのない場所だったから興味もあった。
道中の必要経費は出してくれると言うし、うん。

>「復讐って聞くとぎょっとするかもしれねぇが、イタレリツクセリじゃねぇか。な、な?」

「うん、分かった。話は聞いてみる」

だから、私はそう答えた。


◇ ◇ ◇


依頼人は女の人だった。
動きやすそうな格好をしているけれど、剣術師範と聞いてごつい男の人を想像していた私にすればびっくりだ。

>「アコニ・ヴァーレイトと申します」
>「こちらはシュタール。わたしの後見を務めてくれます」
>「シュタールです。どうぞよろしくお願いします」

「ええと、ハトハです。」

すごく綺麗な礼をされて、慌てて私もぺこりと頭を下げた。
礼儀作法なんて知らないから、勘弁してほしい。

>「仇の相手というのは、騎士だったわたしの両親を殺害した同僚の男で、剣の腕は立つと聞いています。
> でも正直のところ、わたしには、仇についての記憶がなく、幾つかの情報が手元にあるのみで、その情報も、15年よりも前のものになります。
> わたしの仇討ちは、そんな相手へのものなのですが、どうか皆さんのお力を貸して頂きたいのです」

「あの、質問しても良いですか」

右手を顔の横に上げて、アニコさんの返事をまつ。
質問しても良いと言われたら、聞いてみよう。

「どうして、今になって復讐しようと思ったんですか?」

そんな事を。
あと、依頼を受けることになったら、道中で手合わせして貰えないかなってことも。
―――――――――――――――――――
P柑橘より
一番槍貰ったぁ!!
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開始します
3
: 2015/04/30(Thu) 18:21:30
魔音@GM

お待たせしました。こちらのBBSでの書き込みを解禁します。

++
当セッション募集掲示板
http://bbs.swordworldweb.net/session-boshu/read.cgi?no=796
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1-1_はじまり
2
: 2015/04/30(Thu) 18:19:26
魔音@GM

@ジョージの角無しミノタウロス亭

 ジョージが新たに貼り出した仕事の募集に『復讐の手助けを求める』ものが加わった。

「よかったら、話を聞いてみねぇか?」
 募集に興味を示すと、うなる牛のような声でジョージが声をかける。
 剣術師範である依頼人が直接現れて、事件について説明をするのだそうだ。

 その出発は、依頼人に会って話をする日の明後日、2日後を予定しているとのことだ。
 1ヶ月程度の期間を区切った仕事となる。
 移動日を考えれば、実質の期間は最大でも3週間あまりとなる筈だ。
 報酬は一人1000ガメル。うち500ガメルは前渡しとなり、旅費と宿泊費、その他経費は依頼人が支払うとのことだった。
 目的地は、エストン山脈の南の端に位置するオゴフという街であるとのことだ。
 移動は馬車で3日とのことで、条件が折り合えば、話をした後で正式に契約をすることになっている。

「復讐って聞くとぎょっとするかもしれねぇが、イタレリツクセリじゃねぇか。な、な?」
 勧めるジョージは、テーブルを拭く手を忙しく動かしたものだった。

    ◇

 約束の通り、依頼人は昼過ぎに現れた。
 姿を現したのは、人間とハーフエルフの若い女性たちだった。
 人間の女性は、黒い髪を結い上げていて、短剣を佩いている。
 という以外には、動きやすそうだ。という以上の印象が残らない地味な装いだが、愛嬌のある目で冒険者の店の雰囲気を時折キョロっと観察している。
 連れのハーフエルフは、切りそろえた金の髪が、華奢な肩にかかっている。
 黒髪の人間とは対称的な体格をしていて、仕立ての良さそうな装いと、いかにも商人といった雰囲気を纏っている。

 背の高い方がぺこりとジョージに礼をし、その連れは、集まった冒険者たちと目が合えば、目礼を残して奥へと消えた。
 そして、「さぁ入った入った」と、ジョージがせきたてるように誘った。

    ◆

「アコニ・ヴァーレイトと申します」
 依頼人である黒髪の少女は名乗り、辞儀をした。柔らかな雰囲気だったが、稽古の開始を思わせるめりはりのきいた礼だった。
「こちらはシュタール。わたしの後見を務めてくれます」
「シュタールです。どうぞよろしくお願いします」続いてハーフエルフが挨拶をする。

「えぇと、早速ですが、依頼の話を致します」
 皆に飲み物が行き渡ったのを見計らって、アコニが口を開く。

「わたしの仇討ちのために、皆さんの力をお借りしたく、集まって頂きました」
 続く話は、具体的な手助けの内容となる。
 それは、仇の相手を見つけ、果たし合いの場に助太刀として参加してもらう。というものだった。

「仇の相手というのは、騎士だったわたしの両親を殺害した同僚の男で、剣の腕は立つと聞いています。
 でも正直のところ、わたしには、仇についての記憶がなく、幾つかの情報が手元にあるのみで、その情報も、15年よりも前のものになります。
 わたしの仇討ちは、そんな相手へのものなのですが、どうか皆さんのお力を貸して頂きたいのです」

「その仇相手の調査は、オゴフという街で行います」
 と、シュタールはアコニの言葉を継いだ。
 街は、マーファ神殿と保養地で、ちょっと名前の知れた土地である。
 5年前になるが、仇を求めて旅に出たアコニの兄・ベイリーが、この土地で亡くなった。
 当地の衛士と喧嘩になり、互いに致命傷を負った。とのことだった。
 この土地を調査の目的地として選んだのは、先日亡くなった祖母の、今際の際の言葉によるものだった。
 曰く、実は(仇に関する情報についての)手紙がそのオゴフから送られて来たために、兄は街に向かった。とのことだった。
 そこで、改めて街を調べることにすることにしたらしい。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
魔音@GMより
 セッションスタートです。まずは恒例の質問、挨拶等々でしょうか。
 どうぞよろしくお願い致します。

++
 セッション会議所にも書きましたが、相談スレをこの進行BBSに設けます。
 やりとりは、全てこのツリー掲示板で進行する予定です。共有BBS、相談BBSは、何かあった時のバックアップ用に。と考えています。
 使いにくい時は仰って下さいませ。対策を考えまする。
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雑談、相談スレッド1+登場人物
1
: 2015/04/30(Thu) 12:23:28
魔音@GM
http://bbs.swordworldweb.net/kyouyou-soudan/wforum.cgi?mode=allread&no=14588&page=0
セッション用会議室から、相談用もこちらに移します。
 相談、雑談用に、どぞぞぞ。
 開始時に、また書き込みをします。

 リンクは前スレです。


+参加PCとNPCのリストです(すいません。リンクは“h”を足して下さいませ;

◎参加プレイヤー/キャラクター
 ○ゆきふぇる@エリシアさん
ttp://bbs.swordworldweb.net/pc-list/read.cgi?no=517

 ○たいまん@ミハイさん
ttp://bbs.swordworldweb.net/pc-list/read.cgi?no=529

 ○dodo@クロエさん
ttp://swordworldweb.net/cgi/pc_list/read.cgi?no=117

 ○平賀@ストレイさん
ttp://bbs.swordworldweb.net/pc-list/read.cgi?no=503

 ○はんく@ラキアードさん
ttp://bbs.swordworldweb.net/pc-list/read.cgi?no=480

 ○柑橘@ハトハさん
ttp://bbs.swordworldweb.net/pc-list/read.cgi?no=515



○登場人物/地名の一覧です:
 ●アコニ・ヴァーレイト:依頼人。17歳。剣術師範。一般技能・剣術師範レベル5↑(冒険者レベルではない)

 ●シュタール:商人。アコニの友人/後見人。

 ●ベイリー・ヴァーレイト:アコニの兄。5年前にオゴフの街で喧嘩をし、死亡したとされている。学院に通っていたが、魔術師の素質はなかった。

 ●グラント:アコニの父。元騎士。アイシスの横領に気づき、妻共々殺されたとされている。

 ●アイシス:グラントの友人。グラントとその妻を殺害したとされている。依頼人が求める仇。元騎士

 ●オクスタム・ズレッド:オゴフの街の領主(次男でオンナ)

 ●セータル・ズレッド:オゴフの街の前領主

 ●エドニ・ズレッド:オゴフの街の前領主の長男。学院に通っていたが、病となり退学した。現在はサンニーム荘園の施療院で暮らしている。

 ●ゴーク:エドニつきのヒーラー。

 ●サレム:オゴフの街のシーフギルド・ギルドマスター

 ●パネ:オゴフの街の郊外にある、アウレリア・マーファ神殿の神官

 ●デイジー:アコニつきのグラスランナーのメイド。

 ●メリダ:エリシアのオランでの修行仲間。アウレリア・マーファ神殿に赴任してきている。

 ●ガザニア:グラスランナーの元衛士。5年前、ベイリーと喧嘩をし、死亡したとされている。

 ●アルバ:衛視長。ガザニアの元相棒。


○地名とか:
 ●オゴフの街:今回の調査の目的地。マーファ神殿の巡礼地/保養地でもあるらしい。。

 ●アウレリア・マーファ神殿:オゴフの街の郊外にある大きな神殿。

 ●シーフギルド:とある食堂にあります。ギルドマスターはサレム。
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