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: 2_出発準備
: 18
: 2015/05/08(Fri) 15:00:52
: 魔音@GM
:
: 18
: 2015/05/08(Fri) 15:00:52
: 魔音@GM
:
オランでの出発準備スレです。特に書き込みする必要はありません。
備忘録のような使い方も想定してますので、他のスレッドと違って、枝を伸ばしてます。
よろしければ、2-Xの下に返信する形で使ってみて下さい。
他の進行スレと異なり、時間を巻き戻しての書き込みも、1日半程度でできることであれば、3以降でもどぞぞです。
その際は、雑談、相談スレで仰って下さいませ。
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: 2-1_盗賊ギルド
: 19
: 2015/05/08(Fri) 15:03:25
: 魔音@GM
:
: 19
: 2015/05/08(Fri) 15:03:25
: 魔音@GM
:
オランの盗賊ギルドに、ミハイがやってきた。
「よぅミハイ、羽振りがいいじゃねぇか。あやかりたいねぇ。どこの女神様の尻を拝んでくるんだ?」
オゴフの街のギルドに渡りをつけられるよう、便宜をはかることに承諾した。
オゴフの街から数時間山間に入ったところに、ちょっとした規模のマーファ神殿がある。
人々はそこに巡礼に訪れ、精進落としにオゴフの歓楽街に立ち寄るとのことだ。温泉もあり、地方の街とはいえそこそこに立派な盗賊ギルドがある。とのことだった。
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: こそこそ
: 21
: 2015/05/08(Fri) 17:11:27
: ミハイ
:
: 21
: 2015/05/08(Fri) 17:11:27
: ミハイ
:
シケた部屋だ。
見栄張ってゴージャスにしたっていいんだぜ?
見たこともねえけどお幹部サマの部屋はきっとゴージャスなんだろうしよ。
> 「よぅミハイ、羽振りがいいじゃねぇか。あやかりたいねぇ。どこの女神様の尻を拝んでくるんだ?」
「ヒヒッ、オイラは同族の女にしか興味ねえよ。
ヴァーレイトって落ちぶれ騎士のお嬢ちゃんのハナシ、知ってるか?15年前の騎士の不祥事のハナシに絡んでる」
カウンターにひょいと登り、受付の兄ちゃんに話を振る。
「下手人がオゴフとかいう街に逃げて消えたから、追いたいんだとよ。
それで、オゴフのギルドに繋ぎを付けてえってわけだ。
なんか知ってるかもしれねえしな。
ま、それ以前にオイラ、オゴフとかいう街がどんなとこかも知らねえんだけどな」
* * *
ハナシはあっさり通った。
「へえ、それなりにチカラがあるのか。
そりゃあ期待できるな。
うまいこと利用できたら、兄ちゃんにも個人的に奢るぜ」
歯を見せて、にっと笑う。
「歓楽街か。
紛れるにゃもってこいだな」
-------------
PLより:
フレーバーなつもりで。
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: 2-1-1_埃舞う中で
: 30
: 2015/05/09(Sat) 16:08:20
: 魔音@GM
:
: 30
: 2015/05/09(Sat) 16:08:20
: 魔音@GM
:
> ヴァーレイトって落ちぶれ騎士のお嬢ちゃんのハナシ、知ってるか?15年前の騎士の不祥事のハナシに絡んでる」
「ヴァーレイト嬢ね。あぁ、知ってるぜぇ。カカシのアコニーちゃんだろぅ?
っカー。あと何年かすりゃぁ、良いタマになるだろうなぁ、おぃ。ひっぱたかれてぇなぁ……、某亡国の王女様も、『剣が揮えないなら、鞭を振ればいいじゃない』って宣ってただろ。ゲヘッ。
>「下手人がオゴフとかいう街に逃げて消えたから、追いたいんだとよ。
> それで、オゴフのギルドに繋ぎを付けてえってわけだ。
> なんか知ってるかもしれねえしな。
> ま、それ以前にオイラ、オゴフとかいう街がどんなとこかも知らねえんだけどな」
ミハイよ。女じゃなけりゃ、金か。相変わらず固ぇ仕事してんな。
不祥事をしでかした男が逆ギレしてザンバラリ。挙げ句の果てに、金と共に去りぬってあれか。
そのオゴフな、先の領主がおっちんで、新しい領主がついたばかりだってんで、引っ越しの片付けも済んでないって話だな。埃臭そうだぜ」
ぶやっくしょいっ。
「血しぶきじゃなく、砂金のほこりが舞ってるってんなら、俺も呼んでくれよな」
おい、カウンターの上からグラスランナーと猫どけるのに、なんか飲み物でもやってくれ。
一通り話をしたところで、ギルドの男はちゃっかり自分の分も頼んでいる。
カウンターの端っこでは、黒猫が頭を上げて金色の一瞥を向け、迷惑そうににゃぁと一言鳴いてまた眠りに入った。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
フレーバー(・∀・)イイ!!
●オゴフには、新領主がついたばかり。
●現地のギルドもその余波でなにやらばたばたしてる
●アイシスの埋蔵金伝説(ゴゴゴ
というような話をしています。
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: 案山子
: 40
: 2015/05/14(Thu) 19:06:29
: ミハイ
:
: 40
: 2015/05/14(Thu) 19:06:29
: ミハイ
:
「案山子?」
聞きなれない言葉を聞いて、耳がぴくりと動いた。
「なんで案山子なんだ?
それはさておき、ぶったたかれんのは難しいぜ、木刀でぶちのめされるんならいけるかもな」
ヒヒッ、と笑う。
「領主の代替わりとかまた厄介だな。
当時のこと、知らねえってことじゃねえか」
やれやれ。
「ギルドも構っちゃくれなさそうだな。
仕方ねえ、なるようになるさ」
グラスをくいっと飲みほして、猫の方に滑らせた。
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: その由来
: 52
: 2015/05/19(Tue) 14:52:15
: 魔音@GM
:
: 52
: 2015/05/19(Tue) 14:52:15
: 魔音@GM
:
「案山子ってのはな、剣を持てないアコニちゃんを揶揄して、他の騎士見習いたちがつけたものさ」
案山子が本物の農具を持たないように、アコニが真剣を持てず、木刀や棍といった木製の武器しか持てないことを指しているとのことだった。
「腕はずば抜けているからな。嫉妬も混じって余計さ。男の嫉妬もこえぇなぁ。
あと、アコニちゃんはな、自分の腕も立つが、教えるのが輪をかけて上手くてな。特に、怪我をしたりして調子を崩していた騎士たちが、教えを請いに道場に通ってくるってわけさ。だからよ、練習相手の人形って意味も込められてるんだろうさなぁ」
言外に、下品な意味を臭わせて、男はグラスの中身を啜った。
「もっとも、彼女はカカシの名前を気に入っているらしくてなぁ。自分の持ち物に、案山子を意匠化したものを刺繍しているらしいぜ」
最後にそう付け加えた。
◆
黒猫は、しゅるりと滑ってきたグラスを器用に前足で受け止めると、中身を興味深そうに嗅いで、わずかな水滴をぺろりと舐めた。
そして、また元のように目を閉じ、眠りについた。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
魔音@GMより
あだ名の由来とかでっす。