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1-1_はじまり
2
: 2015/04/30(Thu) 18:19:26
魔音@GM

@ジョージの角無しミノタウロス亭

 ジョージが新たに貼り出した仕事の募集に『復讐の手助けを求める』ものが加わった。

「よかったら、話を聞いてみねぇか?」
 募集に興味を示すと、うなる牛のような声でジョージが声をかける。
 剣術師範である依頼人が直接現れて、事件について説明をするのだそうだ。

 その出発は、依頼人に会って話をする日の明後日、2日後を予定しているとのことだ。
 1ヶ月程度の期間を区切った仕事となる。
 移動日を考えれば、実質の期間は最大でも3週間あまりとなる筈だ。
 報酬は一人1000ガメル。うち500ガメルは前渡しとなり、旅費と宿泊費、その他経費は依頼人が支払うとのことだった。
 目的地は、エストン山脈の南の端に位置するオゴフという街であるとのことだ。
 移動は馬車で3日とのことで、条件が折り合えば、話をした後で正式に契約をすることになっている。

「復讐って聞くとぎょっとするかもしれねぇが、イタレリツクセリじゃねぇか。な、な?」
 勧めるジョージは、テーブルを拭く手を忙しく動かしたものだった。

    ◇

 約束の通り、依頼人は昼過ぎに現れた。
 姿を現したのは、人間とハーフエルフの若い女性たちだった。
 人間の女性は、黒い髪を結い上げていて、短剣を佩いている。
 という以外には、動きやすそうだ。という以上の印象が残らない地味な装いだが、愛嬌のある目で冒険者の店の雰囲気を時折キョロっと観察している。
 連れのハーフエルフは、切りそろえた金の髪が、華奢な肩にかかっている。
 黒髪の人間とは対称的な体格をしていて、仕立ての良さそうな装いと、いかにも商人といった雰囲気を纏っている。

 背の高い方がぺこりとジョージに礼をし、その連れは、集まった冒険者たちと目が合えば、目礼を残して奥へと消えた。
 そして、「さぁ入った入った」と、ジョージがせきたてるように誘った。

    ◆

「アコニ・ヴァーレイトと申します」
 依頼人である黒髪の少女は名乗り、辞儀をした。柔らかな雰囲気だったが、稽古の開始を思わせるめりはりのきいた礼だった。
「こちらはシュタール。わたしの後見を務めてくれます」
「シュタールです。どうぞよろしくお願いします」続いてハーフエルフが挨拶をする。

「えぇと、早速ですが、依頼の話を致します」
 皆に飲み物が行き渡ったのを見計らって、アコニが口を開く。

「わたしの仇討ちのために、皆さんの力をお借りしたく、集まって頂きました」
 続く話は、具体的な手助けの内容となる。
 それは、仇の相手を見つけ、果たし合いの場に助太刀として参加してもらう。というものだった。

「仇の相手というのは、騎士だったわたしの両親を殺害した同僚の男で、剣の腕は立つと聞いています。
 でも正直のところ、わたしには、仇についての記憶がなく、幾つかの情報が手元にあるのみで、その情報も、15年よりも前のものになります。
 わたしの仇討ちは、そんな相手へのものなのですが、どうか皆さんのお力を貸して頂きたいのです」

「その仇相手の調査は、オゴフという街で行います」
 と、シュタールはアコニの言葉を継いだ。
 街は、マーファ神殿と保養地で、ちょっと名前の知れた土地である。
 5年前になるが、仇を求めて旅に出たアコニの兄・ベイリーが、この土地で亡くなった。
 当地の衛士と喧嘩になり、互いに致命傷を負った。とのことだった。
 この土地を調査の目的地として選んだのは、先日亡くなった祖母の、今際の際の言葉によるものだった。
 曰く、実は(仇に関する情報についての)手紙がそのオゴフから送られて来たために、兄は街に向かった。とのことだった。
 そこで、改めて街を調べることにすることにしたらしい。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
魔音@GMより
 セッションスタートです。まずは恒例の質問、挨拶等々でしょうか。
 どうぞよろしくお願い致します。

++
 セッション会議所にも書きましたが、相談スレをこの進行BBSに設けます。
 やりとりは、全てこのツリー掲示板で進行する予定です。共有BBS、相談BBSは、何かあった時のバックアップ用に。と考えています。
 使いにくい時は仰って下さいませ。対策を考えまする。
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剣術師範の女性
4
: 2015/04/30(Thu) 20:38:00
ハトハ

トントンと階段を降りると、ちょうどジョージのおじさんが掲示板に新しい依頼を貼っているところだった。

『復讐の手助けを求める』。

そんな、今まで見たことがなかった内容の依頼だ。

「復讐?」

誰が誰かを憎んでいる。それの手助け。
と言うか、どちらかと言うと私は復讐される方だった。

>「よかったら、話を聞いてみねぇか?」

ジョージのおじさんが言うには、その依頼人は剣術師範らしい。
実力はありそうなのに、それでも手助けが必要な復讐なのか。
報酬は空っぽの財布しかない私には中々だと思えたし、行ったことのない場所だったから興味もあった。
道中の必要経費は出してくれると言うし、うん。

>「復讐って聞くとぎょっとするかもしれねぇが、イタレリツクセリじゃねぇか。な、な?」

「うん、分かった。話は聞いてみる」

だから、私はそう答えた。


◇ ◇ ◇


依頼人は女の人だった。
動きやすそうな格好をしているけれど、剣術師範と聞いてごつい男の人を想像していた私にすればびっくりだ。

>「アコニ・ヴァーレイトと申します」
>「こちらはシュタール。わたしの後見を務めてくれます」
>「シュタールです。どうぞよろしくお願いします」

「ええと、ハトハです。」

すごく綺麗な礼をされて、慌てて私もぺこりと頭を下げた。
礼儀作法なんて知らないから、勘弁してほしい。

>「仇の相手というのは、騎士だったわたしの両親を殺害した同僚の男で、剣の腕は立つと聞いています。
> でも正直のところ、わたしには、仇についての記憶がなく、幾つかの情報が手元にあるのみで、その情報も、15年よりも前のものになります。
> わたしの仇討ちは、そんな相手へのものなのですが、どうか皆さんのお力を貸して頂きたいのです」

「あの、質問しても良いですか」

右手を顔の横に上げて、アニコさんの返事をまつ。
質問しても良いと言われたら、聞いてみよう。

「どうして、今になって復讐しようと思ったんですか?」

そんな事を。
あと、依頼を受けることになったら、道中で手合わせして貰えないかなってことも。
―――――――――――――――――――
P柑橘より
一番槍貰ったぁ!!
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物騒な依頼
5
: 2015/05/01(Fri) 10:37:28
ミハイ

「なあ、なんかねえの?」

金はあるが、街をぶらぶらしてるのも退屈だ。
あんまり何にもねえと旅に出ちまうぞ、オイラ。
とか思って、ジョージに話しかけたら、おかしな仕事があったぜ。


> 「よかったら、話を聞いてみねぇか?」

「剣術師範?
 そりゃまたお堅そうな依頼人サマだな?」

金貨20枚程度の仕事だが、小遣い稼ぎにはなる。
少なくとも、スリなんぞで稼ぐよりははるかにな。

「復讐ね。
 道場のカンバンでも持ってかれたかね、ヒヒッ」

肩を揺らし、オイラはハナシを聞くことに決めた。



* * *



「女か。こええな。
 ツレは、ありゃあ商人か?タニマチってやつかね」

店に入ってきた二人組をきょろりと眺め、にっと笑う。


「ミハイだ。
 ハナシを聞くぜ、お嬢ちゃんがた」


ひょいひょいと身軽に近づき、笑いかける。
ハーフエルフはもしかすっとオイラより長生きしてるかもしれねえな。


ほどなく、奥の部屋に通された。


「なんだ、まだ生きてたか」


ストレイとクロエに目線をやり、口角を上げる。
こいつらは前にミイラ退治をやった仲だ。
どんな仲だかな。


あとは街やギルドで見かけた連中かな。


そして、一通り話を聞いた。


「助太刀?」


片目をぎょろりと見開いて、アコニお嬢ちゃんを見る。


「つまり、一対一の決闘とかってんじゃなく、暗殺だろうがなんだろうが、その誰だか言う名前も知らねえやつを見つけ出してぶっ殺すのが仕事ってことか?」


こいつはただの確認だ。
仕事の達成条件があいまいだぜ。


「あんたは果し合いの場とか言うが、そもそも見ず知らずの仇野郎が果し合いを受ける、なんて前提がおかしいだろ?
 殺しが目的なら納得いく、が、お嬢ちゃん、あんた、多分そうじゃねえよな」


目を細めて、口角を上げる。


「ゴールをはっきりさせとこうぜ。
 その方が、お互い幸せだ。
 みんなで幸せになろうぜ、ヒヒッ」


--------------------
PLより:
二番!
とりあえずジャブでございます。
皆様どうぞよろしくお願いいたします、楽しくやりましょう!
ミハイは色々失礼なやつなので、気に障ったら遠慮なくお知らせください、お詫びもしますし訂正もします!中の人は小心者。


GMに質問です!
・アコニの見た感じのお年頃は?
・アコニの身のこなしなんかで実力の片鱗くらい分かりますか?
・あるふれーで!!!!(質問じゃない


オゴフって街とヴァーレイトって騎士についての噂、聞いたり判定してみてもよさそうですね!
(ミハイはそういうのしないのでお任せします、誰もしないならやりますがw)

あと、ベイリー兄ちゃんが刺し違えた相手の家族から仇討って狙われる可能性もありそうですね?
楽しそうですね??うきうき。
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復讐の方法
6
: 2015/05/02(Sat) 20:11:56
ストレイ
http://bbs.swordworldweb.net/pc-list/read.cgi?no=503
『復讐の手助けを求める』

仕事を探しに久しぶりに角なし亭に足を運ぶと、一風変わった依頼が目に入った。

>「よかったら、話を聞いてみねぇか?」

聞けば、まあ条件は悪くない。

>「復讐って聞くとぎょっとするかもしれねぇが、イタレリツクセリじゃねぇか。な、な?」

復讐は何も生み出さない。なんて、無粋だな。

「ああ、話し聞かせてもらうよ」

*************
指定の時間に集まると、見慣れた顔もあった。
>「なんだ、まだ生きてたか」

「そのようで。
 ミハイも元気そうだな。」

マルチで永遠の新人クロエの姐さんも来ている。

「ラキアードの旦那は、久しいな」
獣人村の一件以来か。

>「アコニ・ヴァーレイトと申します」
>「こちらはシュタール。わたしの後見を務めてくれます」
>「シュタールです。どうぞよろしくお願いします」

依頼人は女か。後見人がいるとは、貴族の出か?

>「つまり、一対一の決闘とかってんじゃなく、暗殺だろうがなんだろうが、その誰だか言う名前も知らねえやつを見つけ出してぶっ殺すのが仕事ってことか?」

確かに、「復讐」と「仇討ち」ではニュアンスが違うな。
復讐のほうが、ドロドロしてるがシンプルだ。
仇討ちってなら果たし合いの場にも条件があんだろうな。

>「どうして、今になって復讐しようと思ったんですか?」

「その手紙とやらの内容は?
 差出人とか分かってんのか?」

=================
PL 
互いに致命傷を追うほどの喧嘩ってのも気になりますが、
まずはここからお願いします。
質問)手紙の詳細おしえて!
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剣術と復讐と
7
: 2015/05/04(Mon) 04:19:35
ラキアード

ミノタウロス亭で、あるの依頼をこなる人員の募集があった。
復讐か。
内容も気になるので、応募してみる。

そしてすぐに人員が集まった。
その中で、マーファ神官のエリシア、シーフ&精霊使いのストレイ、シーフ&レンジャーのハトハ、
この3人とは一度は一緒に依頼をこなしたことのある顔見知りだ。
残り二人は初めて会う。
一人はグラスランナーで天性の素早さと器用さ、そして
正確も典型的な
もう一人は、一見古代語魔法使いに思えるが、それ以外の技術もありそうだ。

まずは自己紹介。
「俺はラキアード。見ての通りの太刀使いだ。」

ジョージの説明によると、依頼人は剣術師範であるそうだ。

剣術とはいっても、実際に扱う武器にもよるし、それぞれ流派もあるだろう。
俺の場合は、太刀や小太刀を主流とする。
もちろん戦場で戦うのに必要な槍や弓の扱いも身につけてはいるが、
あくまで主流は刀だ。

依頼の内容は簡単に言えば、復讐の手助けをしてほしいとのことだ。

今になって相手がわかったというのも、なんとなく違和感を感じる。
もちろん実際に本当にそうなのかもしれないが、
もしかすると何者かの策略が混じっているかもしれない。
とはいえ、あくまで推測なので今すぐに判断するのは避けるべきだ。

「了解した。まずはその町へ向かえばいいのだな。
どういう方式でやるかは、具体的にその町に到着して情報を集めてからだな。
ただし、卑怯な手段をとらないようにはするべきだな。」

PL:
では皆様よろしくお願いします。
今になって見つかったというのも多少違和感を感じますが、
まだ推測にすぎないので、心に留めておくだけにしておきます。
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1-2_応答1
8
: 2015/05/04(Mon) 14:18:58
魔音@GM

@ジョージの角無しミノタウロス亭

>「あの、質問しても良いですか」
 ハトハの問いに、アコニが「お願いします」とその問いを促す。

>「どうして、今になって復讐しようと思ったんですか?」
「そう、ですよね」
 両の掌をきゅっと握り、その掴んだものを見つめるように視線を落とた。
「それ以外に、わたしと世界のつながりがなくなってしまったから。です」
 アコニは呟くように答えた。
 答えてしまうと、はっと我に返ったように手元からハトハに視線を上げた。そして、あぁ今のはナシですと、閉じていた両の掌をハトハ向け、ぶんぶんと左右に振ってみせる。
「わわ、ごめんなさい、馬鹿みたいでしたね」
 残像になった沢山の指が、一緒になって、幼稚な言葉を謝っているかのようだ。

「15年前に父と母が殺されて、5年前に兄が旅先で亡くなり、この間祖母も病で逝き、家族が誰もいなくなって、でもせめて新たに判ったところから、わたしの家族の死を辿ってみようと思ったんです。
 それが私の、今になって復讐をしようと思った理由です」

    ◆

>「ミハイだ。
> ハナシを聞くぜ、お嬢ちゃんがた」
 アコニは会釈をし、シュタールは微かに笑みを浮かべた。

>「ゴールをはっきりさせとこうぜ。
> その方が、お互い幸せだ。
> みんなで幸せになろうぜ、ヒヒッ」
「──ミハイさん」
 アコニは、ミハイに向き直った。
「そのゴールは、仇である元騎士の男に、命で購ってもらうこと。ということになります」
 ミハイを、彼女の黒い瞳がまっすぐと見据える。
 17歳にしては大人びているが、年相応にもろさも見て取れる目だった。たとえ彼女の挙動が、剣術師範として、達人の域に踏み出そうとしているほどに見えたとしても。
「仇とはいえ、人の死を理想とするのは、正直、怖いです。でも、それは事実だから、ミハイさんのおっしゃるゴールを見据えた時、目を逸らすわけにはいかないと思います」
 彼女は、そう言い切った後で、目を伏せた。

「この一ヶ月で、その男の消息を辿り、可能であれば見つけて、討ち果たす。
 父の友人たちが、死後10年の間は、その仇を求めてオラン国内を探してくれたのですが、消息はついに掴めませんでした。どこかでのたれ死んだか、手の届かない外国に落ち延びたか。と、あきらめていたのです。
 それを、このひと月で為そうというのですから、無理であることは承知しています。
 その無理を承知で、ご協力を願います」

 そう結んでアコニが頭を下げたところを、
「ありがとう、ミハイ。
 仇の名前を知りたくなる程度には、仕事に興味を持ってくれたっていうことで良いかしら?」
 同伴するシュタールがにっこりと笑みを浮かべて継いだ。
「アイシス・エガタホン。それが、あたしたちの求める男の名前よ」

 促されれば、シュタールはその15年前の事件をかいつまんで話すだろう。
 アイシスと、アコニの父・グラント氏は、騎士団の同僚であり、友人だった。
 アイシスは、軍資金を横領していた。アコニの父・グラントは、そのことに気づいた。そこで、アイシスを友人のよしみで自宅での食事に誘い、自首をするようにすすめた。その席で、アイシスはグラントとその妻を殺害した。
 凶漢が押し入って、夫婦を殺害したのを発見したが、犯人には逃げられてしまった。とアイシスは証言したが、グラントの用意していた手紙(資料)から、アイシスの罪が露見した(自首をすすめる、等)。
 追っ手がかかったが、アイシスはオランを脱出していて、その後の足取りは途絶えた。
 アイシスは、重い病を抱えていた父親の治療費のために横領を重ねていたらしいことが、その後の調査で判っている。

    ◆

>「その手紙とやらの内容は?
> 差出人とか分かってんのか?」
「はい、手紙のことですね」アコニは、ストレイに向き直る。
「残念ながら、内容も、差出人のこともわかっていません。兄の遺品の中にもありませんでした。
 ただ、その手紙を持ってきた使いの者によると、オゴフの街で預かったということ。また、油紙に包まれたその紙には、薬草の臭いが染みついていた。と、祖母が死ぬ直前に教えてくれました。
 誰か、仇についての情報提供者と、人の集まる巡礼先で会うつもりだったんじゃないか? とも言い添えて。
 兄は、父の友人たちがあきらめたあとも、仇を追うことをやめようとしていなかったんです。
 でも元々祖母は、仇討ちには消極的だったんです。そんなことをしたって、死んだ者が生き返るわけではないって。当時のわたしに手紙のことを話したら、わたしまで行ってしまうかもしれないってことが、嫌だったんでしょうね」
 5年前、アコニの祖母が兄のベイリーに渡した時のことを、今際の際に話してくれたとのことだった。

    ◆

>「了解した。まずはその町へ向かえばいいのだな。
>どういう方式でやるかは、具体的にその町に到着して情報を集めてからだな。
>ただし、卑怯な手段をとらないようにはするべきだな。」
「そうね」シュタールが、ラキアードの言葉を受けて口を開いた。
「オゴフの街は自治領だから、あまり無茶をすると厄介なことになるわね。
 オランからは仇討ちの許可証はとっているのだけど、仮に仇討ちを実行するにあたっては、当地の領主である、ズレッド家のオクスタム卿の許可を得る必要があるの。
 仕事を受けてもらう時には、改めて、注意をお願いするわね」
 卑怯な、というのを、シュタールはそんな風に受け取ったようだ。

 アコニも、縦に首をひとつ振った。その仕草は、異郷の地での探索に、気合いを入れ直しているようにも見えた。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
魔音@GMより
 徐々にレスなど。ハトハ、ミハイ、ストレイ、ラキアードへの依頼人sの反応って感じです。
 各書き込みにレスをつけようとも思ったんですが、散らばったら何がどこにあったか判りにくくなるかなぁと思い、まとめてみました。

 アコニは必死に応えつつ、シュタールは、一行を依頼にひきこみにかかるてすつっ(ウヒヒ)。

 たいまんさんちのミハイ節がカコ(・∀・)イイ!!
 キャラクターの思ったことは、よゐこのSWWWVの範囲で、あれこれぶつけてみるのも面白いかと( ・`ω・´)o彡゜
 その結果シナリオの穴がみつかったら……そのときは皆様におすがりします(ぁ

 また、アコニの剣の腕ですが、5レベル超であると見積もれます。
 ただし、そのレベルは一般レベルであって、冒険者レベルは0として計算します。そのあたりが、たいまんさんちのミハイの目には、脆く映るポイントのひとつになるかもです。
 ルール的には、例えば、攻撃力、打撃力には技能レベルと能力値Bが加算されるけど、生命/精神力抵抗は2Dになるという感じです(守ってあげて下さい><)。

 ちなみに、シュタールについては、SWWWV(無印)>冒険者の日常>“NPC一覧”に登録してます。個人的には、アルフレーデと名乗っています(たいまんさんに覚えてもらってたヽ(*゚∀゚)ノ)。

++
○登場人物/地名の一覧です:近日中に資料スレッドを準備するつもりです
 ●アコニ・ヴァーレイト:依頼人。17歳。剣術師範。一般技能・剣術師範レベル5↑(冒険者レベルではない)
 ●シュタール:商人。アコニの友人/後見人。
 ●ベイリー・ヴァーレイト:アコニの兄。5年前にオゴフの街で喧嘩をし、死亡したとされている。
 ●グラント:アコニの父。元騎士。アイシスの横領に気づき、妻共々殺されたとされている。
 ●アイシス:グラントの友人。グラントとその妻を殺害したとされている。依頼人が求める仇。元騎士
 ●オクスタム・ズレット:オゴフの街の領主
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Revenge:A Love Story…
9
: 2015/05/04(Mon) 15:19:07
クロエ・マキュアン

「ふむぅ」
一旦、間を取って頷いた後に忠告だけはしておく。

「在り来たりな事をいうようですが、
殺された両親、また、亡くなられた方々がアナタの復讐を望んでいるのでしょうか?
復讐というもの得てして自己満足という面が強いものですよ?」
自身が復讐しなければ…こういう思いに囚われている人間は
思いの外、自身の思い込みに気付いていないパターンが多い。

「まぁ、仇討ちの許可証があるのでそこはまぁ、司法のお墨付きがあると考え、
ドーンと行ってバーンで良いんじゃないかしら?」
司法も司法で許可証出すのではなく、自身で裁けよ、と思わないでもない。
上得意様の案件でない限り、機関は腰が重過ぎる。

「人を殺めてしまえば、良くも悪くも取り返しはつきませんわよ?」
最後に他人事ながら警告を放つ。
復讐相手が誤りだった、とか真犯人が他にいたとか目も当てられない。



〜PLより〜
書き込んだつもりがどうやら夢の中だったようだな!
睡眠時間なんてあるようなないような生活してると混沌として来るゼ!

人を殺めるのを諌める奴が他セッションでバシバシ、短刀ぶっ刺して殺していたあれ
―――この世に慈悲はない…
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ゴール
10
: 2015/05/05(Tue) 19:52:07
ストレイ
http://bbs.swordworldweb.net/pc-list/read.cgi?no=503
「そのアイシスの親父ってのはどうなったんだ?
 他に家族は?
 ・・・いや。それよか、今はゴールの方が大事か・・。
 
 アコニさんよ。
 アンタ、本当にアイシスってのをぶっ殺す・・
 のが、ゴールでいいのか?

 アンタからは、どうも復讐に燃えるって臭いがしねぇ。
 
 一対一では勝てぬかも知れねぇ。
 だから、助太刀。これは、まああるかも知れねぇ。
 だけど、普通ここは留めは自分が、とか条件がつかねぇか?」

仇討ちに普通もなにもないかも知れんが。

「殺るなら自分の手で、っとか思わねぇのか?
 お前さん、本当は親父さん達の死を確認したいだけなんじゃねぇか?」

真相・・なんてないのかも知れねぇ。
だけど、アコニはまだ家族を失った”実感”がねぇんじゃないだろうか。

===================
PL ほぼ台詞のみ
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覚悟の程は?
11
: 2015/05/06(Wed) 09:19:34
エリシア

いつまでものんびりしてはいられない。
最近は現金での収入もやや心許なくて、しっかりとした仕送りが出来ていないことも気にかかる。
わたしは、相変わらず仕事を探してミノ亭に足を運んでいた。
丁度、ジョージさんが新しい依頼を貼り出すところだった。

『復讐の手助けを求める』

物騒な言葉に、思わず眉をひそめる。

>「よかったら、話を聞いてみねぇか?」
>「復讐って聞くとぎょっとするかもしれねぇが、イタレリツクセリじゃねぇか。な、な?」

確かに、依頼としては至れり尽くせりだと言えるだろう。
経費の一切を先方が支払ってくれるというならば、報酬の面だけを見れば充分な話だと思う。
けれど、復讐とは…恨みが恨みを呼び、負のサイクルを産み出してしまうのではないだろうか?

―・―・―・―・―・―

などと、悩んでいるうちに強引にメンバーに加えられていたらしい。
奥の部屋に通されて、話を聞く羽目になっていた。

>「15年前に父と母が殺されて、5年前に兄が旅先で亡くなり、この間祖母も病で逝き、家族が誰もいなくなって、でもせめて新たに判ったところから、わたしの家族の死を辿ってみようと思ったんです。
> それが私の、今になって復讐をしようと思った理由です」

家族がいなくなった、という部分に僅かに共感するものはありながらも、私の胸の中に苦い思いが広がる。
でも、それでも、貴女にはつい最近まで家族というものがいたのでしょう?
その温もりを、貴女は知っているのでしょう?と。
だが、これは単なる個人的な感傷だ。

詳しく話を聞けば、その仇の事情も察するに余りあるところはあるが、罪は罪だ。
更に大きな罪を重ねたことで、彼は仮に官憲に捕まったところで死罪になるだろう。
実際にオランから許可状が下りているならば、その点は間違いがない。
ならば、彼女が覚悟を決めて自らの手で裁く、と言うならばそれもやむを得ないのかもしれない、とは思う。
闇の世界の一部を垣間見た経験から、わたしは聖職者らしからぬとは思えど、それを受け入れる覚悟は出来ていた。

ただ、引っ掛かるところはあった。
クロエさんとストレイさんが指摘したことがまさにそうだ。
自己満足、はとりあえず再認識してもらうとして、彼女自身の覚悟。

「領主への交渉は、神殿を通じて何らかの手立てを打つことはできるのではないかと思います。
 わたしもまだ未熟ながら、マーファさまの神官ですから。
 少なくとも、会談の機会を得ることくらいまではできるのではないかと考えます。
 けれど、全ての準備が整ったと仮定して、ストレイさんが仰るように、仇討ちと言うのならば、貴女自身の手で相手の命を奪わなければならない、ということです。
 これから先、人を殺めたという事実を背負って生きていかなければならない、その覚悟が貴女にはあるのですか?」

彼女自身の覚悟を今一度確認するように、彼女の目を見ながら言葉を紡ぐ。
例えば、この後見らしいシュタールさんにそそのかされているだけではないのか、などと勘繰ってしまうのだ。

「それに、万が一期限の1ヶ月以内で目的が達成されなかった場合についてはどのようにお考えなのでしょうか。
 一切の手がかりを掴めなかった場合もそうですが、調査がある程度進み、それでも目的を達成するのに時間が足りなかった場合です。
 更に期間を延長して、わたし達を雇うのですか?
 それとも、その時点で諦めるおつもりですか?」

━━━━━━━━━━
@PL

導入にどう入ろうかと悩みまくってドロ沼してましたw
質疑応答が始まったので、巻き込まれたことにします。
盗賊ギルドの粛清にまで立ち会ったことがあるので、彼女が本気ならPCの覚悟は出来ていますよ!

まずは彼女の覚悟を確認せねば。
何やらまだ躊躇している様子が見えてしまうので。
そして、期間内に目的が達成できなかった場合の考えについて聞きましょうかね。
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詰め詰め
12
: 2015/05/07(Thu) 12:55:19
ミハイ

>「そのようで。
> ミハイも元気そうだな。」

愚問だな。
ストレイへの返事の代わりに、にっと笑う。


* * *


>「そのゴールは、仇である元騎士の男に、命で購ってもらうこと。ということになります」

「ぶっ殺す、で1000ガメル、ってことだな?」

念押し。
こりゃあおあしを頂くのは難しそうだな。
だがよ、人間のお嬢ちゃんがやる復讐とやらには興味がある。
このお嬢ちゃんの心の動きを観察するのは面白そうじゃあねえか。

「オッケー、タダ働きのつもりでやってやるよ。
 必要経費はもらうぜ。裏稼業は金がかかるんだ」

アコニお嬢ちゃんに、歯を見せて笑う。
依頼受領ってわけだ。
タダより高えものはねえんだぜ、ヒヒッ。


* * *


>「ありがとう、ミハイ。
> 仇の名前を知りたくなる程度には、仕事に興味を持ってくれたっていうことで良いかしら?」

「そうだな、実入りはまったく期待できねえけど、面白そうだ」

商人のお嬢ちゃんに口角を上げる。
オイラが今裕福だから言える台詞だぜ?
道中の寝食は保障付みてえだしな。
ついでに言うと、こういう仕事は、やべえと思ったらオイラはとっととトンズラするしな、ヒヒッ。

「で、話を聞くに、オランじゃそのラクラクホンとかいうやつの情報はこれ以上集められねえってことでいいんだな?」

当局が追ってダメだったんなら、ダメだと思うしかねえだろ。
元騎士サマだぜ?
そいつが逃げおおせたってんなら、もうパンピーには無理だろ。
オランじゃねえ自治領なら話は別ってことだな。
亡命ってやつだな。オイラよく分かんねえけどな。

「とにかく、オゴフとかいう街に着いて最初にやるべきは、そのオクトパス卿とかいうおえらいさんのとこに顔を出すことだな。
 シュタールお嬢ちゃん、お前さんは顔が利きそうだけどよ、そのおえらいさんへの繋ぎはあるのか?
 繋ぎのあるなしじゃ苦労が億万倍違うぜ」


* * *


>「領主への交渉は、神殿を通じて何らかの手立てを打つことはできるのではないかと思います。

「そりゃいいな。
 何のツテもねえとかいう酷え状態だったら、お嬢ちゃんに頑張ってもらおう」


復讐とかいう言葉からは大陸の端から端より離れてそうなお嬢ちゃん――エリシアって言ったか。
結構ドライでいいじゃねえか。


クロエにしろなんにしろ、お嬢ちゃんの覚悟を聞いてるんだろうが、そんなもんどうでもいいんだよ。
金になるか、ならないか、だ。
タダ働きのつもりでとか言ったが、そんなつもりはまったくねえ。
こいつは、金になるぜ。
間違いねえよ。

ヒヒッ。



----------------
PLより:

アイシスは実際に証言通り殺してなくて、その辺の真相が手紙にしたためられてるとかそういう展開を予想。ひねくれ方向で(笑

オランでやることはないとか言いつつ、ミハイは盗賊ギルド方面に顔を出そうと思いマース。
オゴフのギルドに繋ぎを取ってもらおうとかそんなことを考えてます。
GMが特にオランで時間を費やす予定はないようでしたら、この辺はさらっと一行二行で済ませていただいても全然オッケーです!
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手紙と意図
14
: 2015/05/08(Fri) 07:25:10
ラキアード


>オゴフの街は自治領だから、あまり無茶をすると厄介なことになるわね。
「今のところはそれでかまわない。できるだけ最善はつくす。」
当然、向こうはほかのやり方をする可能性もあるわけだが、
そこは自分たちが護衛として防止することでいいだろう。

だが何よりも気になるのは、
その手紙が今頃になって差し出され、しかも名前が書かれていないということは、
いわゆる密告とか誘い出しの可能性もある。
だが、現段階では書かれている内容が、正なのか偽なのかは判断が難しい。
とはいえ、何らかの意図をもって書かれたのは確かだ。
とすると、行動を起こせば何らかの反応はあるはず。

「大体の討論はしたが、現段階では推測にすぎない。
やはりオゴフの街での情報収集が必要だろう。」

PL:
まずは手紙内容が正か偽かを判断する材料が、現在のところ推測にすぎませんね。
盗賊ギルドでもある程度は入手できるかもですが、
やはり現地に行ってそこで情報収集するほうがいいでしょうね。
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1-3_応答2
15
: 2015/05/08(Fri) 13:30:05
魔音@GM

@ジョージの角無しミノタウロス亭

>「在り来たりな事をいうようですが、
>殺された両親、また、亡くなられた方々がアナタの復讐を望んでいるのでしょうか?
>復讐というもの得てして自己満足という面が強いものですよ?」
 アコニは、クロエの言葉に、黙って頷く。

「はい。あの、ドーンと行きますけど、バーンとするのは慎重になりたいと思います」
 永久に不滅ですと言い残して引退した、伝説の騎士ロングアイランド卿のようなクロエの表現に、アコニは刹那、緊張を解いたものだったが、仇討ち許可証の行使については、慎重に考えているらしい。

>「人を殺めてしまえば、良くも悪くも取り返しはつきませんわよ?」
「そう、ですね。胆に銘じます。
 ……、申し訳ないのですが、その点は、皆様の力もどうぞお貸し下さい。
 無論、最後の判断はわたしが下します。今は、判断するための材料が欲しいんです」
 彼女の心が、未だ揺らいでいのは確かだろう。

    ◆

> 「そのアイシスの親父ってのはどうなったんだ?
> 他に家族は?
> ・・・いや。それよか、今はゴールの方が大事か・・。
>……
> だから、助太刀。これは、まああるかも知れねぇ。
> だけど、普通ここは留めは自分が、とか条件がつかねぇか?」
>……
>「殺るなら自分の手で、っとか思わねぇのか?
> お前さん、本当は親父さん達の死を確認したいだけなんじゃねぇか?」
「これだけ大事なことなのに、どこか、他人事のように聞こえる。というのは、判ってます」
 ストレイの言葉に、アコニ自身もあまり意識していないだろうが、反発らしき色が滲む。それは、事実を突かれた痛みでもあるのだろう。

「その上で、現時点で見える終着点は、仇であるアイシスの命でしか購えないと思っています。
 仇の消息を辿ることで、家族が死んだことの実感を持ちたい。というのも事実です。でも、それだけでは済まされない。と、思ってます」
 おそらく、何度か繰り返しただろう自問自答。確認したいだけなんじゃないか? というストレイの言葉は、彼女の心に刺さるのだろう。襟元のしっかりした上着にスカーフを巻いた胸元でぎゅっと右手を握りしめ、先を続ける。
「とどめは、自分でできれば、それに越したことはないです。でも、わたしがとどめを刺そうと刺すまいと、死は死だと考えます。
 せめてそこに立ち会わせて頂ければと希望しますが、絶対とまでは申し上げません」
 とどめについては、こだわりはないと返事をした。

「アイシスの父親は、いよいよアイシスが逮捕されるという日、病のために死んでいたのが見つかったようね」
 ストレイの、アイシスの親父はどうなったか? という問いに、シュタールが答える。
「当時、他に家族は、いなかったわ」
 そして、簡単な説明を加える。
 アイシスの出身であるエガタホン家は、元々は薬を売ることを生業としていた。
 商売人としての腕はよかったらしく、かなり財を成していた。
 しかし、アイシスの父親の代で家は傾き、母親とは離婚。他の兄弟は母親に引き取られた。
 その父親は病を患い、アイシスは、家財をはじめとするあらゆる者を売り払って、薬代に変えていた。
 そんなことを、淡々とした口調で語った。

    ◆

>「領主への交渉は、神殿を通じて何らかの手立てを打つことはできるのではないかと思います。
>……
> これから先、人を殺めたという事実を背負って生きていかなければならない、その覚悟が貴女にはあるのですか?」
「マーファ神殿と近い土地ですしね。オゴフの領主様との交渉の際は、お願いします」
 エリシアの申し出に、アコニは頭を軽く下げる。

「覚悟、ですか」
 続く問いに、彼女は立ち会いの相手を見据えるように、やや顎を引いて応じた。
「──、今は、あるとお答えできます」
 短く、そう返事をした。
「わたしは、剣を生業に生きていこうと思っています。業の深い道だと思います。
 人を殺めることを背負っていく覚悟はできています」
 覚悟のほどを言葉にした。

>「それに、万が一期限の1ヶ月以内で目的が達成されなかった場合についてはどのようにお考えなのでしょうか。
> 一切の手がかりを掴めなかった場合もそうですが、調査がある程度進み、それでも目的を達成するのに時間が足りなかった場合です。
> 更に期間を延長して、わたし達を雇うのですか?
> それとも、その時点で諦めるおつもりですか?」
 それを答える段になると、アコニは先ほどの勢いを失って、やや俯く。
「そこでこの仕事は契約終了よ。雇用期間の延長はないわ」かわって口を開いたのは、シュタールだった。
「一ヶ月というのは、仇討ち許可証の有効期限よ。そして、アコニがお父上の家の名を継げるかどうかの期限でもあるというわけ」
 アコニの、騎士としての価値に投資していることを、商人は言外に伝えた。

    ◆

>「ぶっ殺す、で1000ガメル、ってことだな?」
「今の時点では、そんな風に考えています」

 続くミハイの受領の言葉に、よろしくお願い致しますと、アコニはぺこりと頭を下げたものだった。

>「で、話を聞くに、オランじゃそのラクラクホンとかいうやつの情報はこれ以上集められねえってことでいいんだな?」
「オランの中でできることは、騎士たちと、アコニの父・グラント氏の友人たちが、十分に調べたということになるわね」
 シュタールが、ミハイの質問を受けて応じた。

    ◆

>「今のところはそれでかまわない。できるだけ最善はつくす。」
「ありがとうございます。
 それでは、ラキアードさんは、この話を受けて頂けるということでいいかしら?」
 ラキアードの言葉を、シュタールは依頼を受けてもらえたものだと解釈したようだった。

「みなさんもいいかしら?
 よろしければ、一ヶ月、どうぞよろしくお願い致します」

 契約が成れば、アコニがあらためて礼をし、前金の500ガメルを、50ガメル金貨10枚で渡すことになる。
 出発は明後日、商人のキャラバンと一緒にオゴフの街に向かうことになる。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
魔音@GMより
 応答その2であります。
 お返事描写になんか時間がかかってしまいましたが(駄)、アコニとしては、復讐するぜっ。と動き始めたものの、殺しに行く覚悟はしつつ、色々と確信がなくてまだ悩んでいる。
 というのが現状になります。

    ◇

 クロエさんが予想以上に優しくて泣きかけた件!(爆
 ってか、探偵的な台詞にドキドキしています。
 慈悲無しww dodoさんにはご自愛あれであります。。。現実というかリアルヲソロス。

 平賀さんちのストレイせんせが熱いっ。とどめの辺りのレスは、悩みどころでした。うむぅぅ。こんな感じでしょうか。

 ゆきふぇるさんには激しく出だしおつつでありますw&遠征おかかかー。
 ゆきさんちのエリーせんせと併せて、ストレイきゅんにも微粒子レベルで反発してますが(爆)、こういう感じで人間関係のスタートを切ってます。
 GMは気が小さいので書きながら、ストレイきゅんとか、エリーせんせに怒られんかドキドキですが、日記では容赦なくガシガシとおつきあいください(へこへこ

 ラクラクホンっ。
 たいまんさん大胆予想がやべぇ。また展開を読まれているのか、あるいはっ(ノ*゚ー゚)ノ

 はんくさんちのラキアードせんせがクールやでっ。
 手紙は、現物が手元になくて内容がわからないのは、文面考えるのがめどかったわけでは決して(ry
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1-4_傷跡
17
: 2015/05/08(Fri) 14:38:09
魔音@GM

@ジョージの角無しミノタウロス亭

「最後に一つ、皆様にお伝えしておかなければならないことがあります」
 この仕事をはじめる前に、アコニは皆に伝えることがある。と、口を開いた。

「道場で師範という立場でありながら、わたしがみなさまの手を借りなければならない理由が、若輩者故に経験がない。という以外にもうひとつあります」
 言いながら、スカーフを解き、きちっりと留めていた襟元のボタンを外す。
「わたしは、真剣を手にすることができません。その為に、どうしても助太刀が必要なのです」
 言うと、襟を開いて見せる。
 そこには、喉元から両乳房の間の点を結ぶ、体の中心に穿たれた刺し傷の跡が露わになった。

「剣を手にすると、この傷が耐えがたいほどに痛んで何も出来なくなってしまうんです」
 また元のようにボタンを留め、封印をするようにスカーフを巻いて、アコニは言った。 実戦経験がなく、道場でのみ木剣、模擬剣を揮ってきたこと。護衛としての役割も必要である理由を告げた。
 両親が殺害された時に生じた傷であるらしい。

「こんなわたしですが、皆様のご助力を頂けませんでしょうか」
 深々と礼をして、依頼に応じてくれることを願うのだった。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
魔音@GMより
 こちらは、ミノ亭での依頼を受けてもらえるかどうかの確認です。
 必ずしも日記として表明する必要はありませんが、雑談、相談スレッドににでも表明をお願いします。

 ミノ亭での依頼を受けないけど、セッションにはこのまま進行するぜっ。とおっしゃる場合は、別導入要相談(汗)。
 やっぱりおやめに……とかでも、相談スレorメールをお願いします(滂沱)・゚・(つД⊂)・゚・三(つд・` )チラ 。
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んー?
20
: 2015/05/08(Fri) 16:33:48
ミハイ

領主サマへのツテは無し、か。
ここが一番大変なんじゃねえの?

「エリシア、がんばれよ」

ぽん、とエリシアの背中を叩く。
肩は手が届かねえんだよ。


* * *


「剣が持てねえ?なんだそりゃ。
 木剣は持てるのか?」


真剣が持てねえ剣術師範とか笑うしかねえじゃねえか。


「神殿で呪いかどうかとかは確認してあるんだろうな?
 で、アコニお嬢ちゃんは親が死んだときに現場にいたってことか?
 兄貴もそうか?
 なんでお前さんは生かされたんだろうな?」


わけわかんねえな。
ふたり殺しゃ四人殺したって大差ねえだろ。
どうせ極刑だよ。


-----------------
PLより:
軽く反応をば。

カースじゃないことは確認済みか、という質問です。
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1-3-1_繋ぎ(補足)
22
: 2015/05/08(Fri) 17:40:51
魔音@GM

@ジョージの角無しミノタウロス亭

>「とにかく、オゴフとかいう街に着いて最初にやるべきは、そのオクトパス卿とかいうおえらいさんのとこに顔を出すことだな。
> シュタールお嬢ちゃん、お前さんは顔が利きそうだけどよ、そのおえらいさんへの繋ぎはあるのか?
> 繋ぎのあるなしじゃ苦労が億万倍違うぜ」

>「エリシア、がんばれよ」

「あ。ごめんなさい、そうそう、言い忘れてた」
 あくびれずに、出されていた茶を啜って言葉を継いだ。

「あるわよ、繋ぎなら。でも、エリシアさんほどじゃないから、どちらにしても頼りにしたいわ」
 そして、さらに思い出したように、唇に微笑みを浮かべる。
「それに、オクトパスって言い得て妙ね。ま、どっちかっていうと、彼女はサラマンダーだろうけれど」
 オゴフの領主について、そう評した。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
魔音@GMより
 すいません(ノ∀`)コピペ忘れてますた。付け足しです。

 そしてあくびれ→わるびれ (゚-゚ )))彡←(ヒレ:ぁ
 dodoさんご指摘ありがたた!
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1-4-1_呪い?
24
: 2015/05/08(Fri) 17:50:34
魔音@GM

>「剣が持てねえ?なんだそりゃ。
> 木剣は持てるのか?」
 こくりとアコニが頷く。
 短剣を佩いていることから、短ければ問題ないのかもしれない。


>「神殿で呪いかどうかとかは確認してあるんだろうな?
「はい。神殿の見立てでは、呪いの類ではないそうです」とアコニは答えた。

> で、アコニお嬢ちゃんは親が死んだときに現場にいたってことか?
> 兄貴もそうか?
「はい。わたしは現場にいたようです。記憶にはありませんけれど。
 兄は、幸いにしてその晩はでかけていたそうです」
 淡々とした口調で話した。

> なんでお前さんは生かされたんだろうな?」
「何故でしょうね?」感情を押し殺した乾いた声。
「それこそ、神のみぞ知る。ということなんでしょうね」
 ミハイを真似て、口角をあげてみようとするが、自嘲的な歪みにとどまった。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
魔音@GMより
 プチレス。限定的な話題なんで、こっちは1-4関連ってことで。
 カースではないことは確認済みです。
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承服しかねます。
25
: 2015/05/08(Fri) 19:40:03
エリシア

覚悟を問い質した質問に対する答えは、わたしの予想を遥かに越えていた。
もちろん、良くない意味で、だ。

「事情はわかりました。
 ですが、理解できかねます。
 貴女が自身で剣を振るえないというならば、何故剣の道で生きていくと言い切れるのですか。
 何故、仇を討とうなどと思えたのですか。
 普通の剣は無理だとしても、その短剣が振るえるのであれば、貴女自身の手で、その短剣で、仇を討つべきだと思いますが、いかがですか。」

語気が強くなるのが自分でもわかる。

「今のお話でしたら、わたしがお手伝いできるのは、貴女の仇である人物の調査までです。
 自らの手を汚す覚悟もなく、全てを任せるというのは、あまりにも短絡的、かつ自分本意です。」

ぴしゃりと言い放ち、アコニさんとシュタールさんの反応を伺う。

「もちろん、家の名を継ぐという目的があるならば、それを果たしたいという気持ちはわからないではありません。
 ですが、他人の手で仇を討ち、家を継いだとして、それで貴女は満足ですか?
 誇りをもって、その家の名を名乗れますか?」

少し、声音を和らげて、わたしは言葉をつなぐ。

━━━━━━━━━━
@PL

ごめん、シナリオ崩壊させるつもりはないのですが、エリーが納得できない。
譲歩できる範囲として、調査までなら、という条件付きでなら引き受けます。
それによって報酬が下がるというのであれば、エリーはそれを受け入れます。
もしくは、メンバーが取りなしてくれたらついて行くでしょう。

エリーが納得できない二点。
・剣が振るえないのに騎士ってどういうこと?
 それに投資するのは何故?
 (むしろ呪いであってくれた方が良かった、解除すれば剣で生きられるということが確定するから)
・家を継ぐための仇討ちならなおのこと、自分で止めささなきゃダメなんじゃ?

抜けたい訳じゃないんじゃよー。
そこだけはわかってほしい!

※補足
刀傷がトラウマ的なもので云々の可能性ももちろんPLは視野に入れてます。
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駄々
26
: 2015/05/08(Fri) 20:14:54
ミハイ

「うん?
 家を継ぐのとカタキ討ちは別のハナシだろ?
 カタキを討とうが討つまいが、家は継ぐんだよな」

何を気にしてんだかわかんねえな。

「エリシア、お前さんがカミサマの使いだから色々面倒なのはまあ理解するぜ。
 だからよ、とりあえず、領主サマの繋ぎだけは頼むわ。
 殺す殺さねえなんてハナシに関わらなくてもいいからよ。
 融通利かそうぜ。
 お前さんはお前さんの仕事を済ませたらのんびり観光でもしてりゃあいいさ」

くるりとアコニお嬢ちゃんに向く。

「お二人さんもそれでいいだろ。
 マーファ神官に殺しの代役をさせようなんざさすがに罰当たりってもんだ」

罰当たりとかどの口が言うのか、笑っちまうな。ヒヒッ。

「そも、ぶっちゃけ案件としちゃあ人探しだけで1000、殺しはその3倍は払うべきところだぜ?
 こんくらいの駄々は聞いてもらわねえとな」



-------------
PLより:
エリーの背中を押してくれと頼まれたので押す。

ある程度関わらせれば後には引けなくなるんじゃないですかね!フヒヒ。
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条件提示
27
: 2015/05/08(Fri) 21:13:55
ストレイ
http://bbs.swordworldweb.net/pc-list/read.cgi?no=503
驚いた。いきなり襟をはだけるのにも驚いたが、剣が握れないとは。

>「事情はわかりました。
> ですが、理解できかねます。
> 貴女が自身で剣を振るえないというならば、何故剣の道で生きていくと言い切れるのですか。
> 何故、仇を討とうなどと思えたのですか。
> 普通の剣は無理だとしても、その短剣が振るえるのであれば、貴女自身の手で、その短剣で、仇を討つべきだと思いますが、いかがですか。」

もっともだ。
てか、それ以前に剣を握れなくても騎士ってのはなれるもんなのか?
町道場のセンセイってんなら、まあ無くはないかもしれないが。
確か、貴族の中でも有事の際には誰よりも早く剣を握るから、騎士なんじゃないのか?

>「うん?
> 家を継ぐのとカタキ討ちは別のハナシだろ?
> カタキを討とうが討つまいが、家は継ぐんだよな」

「いや、だからよ。騎士ってのh・・」

>融通利かそうぜ。
> お前さんはお前さんの仕事を済ませたらのんびり観光でもしてりゃあいいさ」
>「お二人さんもそれでいいだろ。
> マーファ神官に殺しの代役をさせようなんざさすがに罰当たりってもんだ」

それもそうだな。

「よし、俺は条件付きで受けるぜ。
 条件は1つ。
 まずは、やっぱり留めは自分で刺せ。
 生殺与奪を握ったら依頼は完了。お代はいただく。
 ま、なるだけその短剣でも始末がつけられるところまでは努力するよ。
 そっから先は自分で考えろ。」

で、どうだ。と二人を仰ぐ。

======================
PL
 エリシアが譲歩する呼び水になればくらい。
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トラウマと各自の考え方
29
: 2015/05/09(Sat) 04:32:57
ラキアード

>剣を手にすると、この傷が耐えがたいほどに痛んで何も出来なくなってしまうんです

苦い思い出というのはなかなか後まで残るものだ。
俺の場合は、幼少のころ、親戚をたらい回しされてひどい扱いを受けてたときに、
武術の師匠とマーファの神官様に救われた点があるから、
今は特に問題なく普通に良識的に行動できるようになっているが、
心の傷が残っている場合は、克服するのはなかなか厳しいものがある。
荒治療の場合はかえって悪化する場合がある。

「まあそういう事情があるなら、刃や穂先みたいな尖ったものは難しいだろう。
だがなにも剣だけが武術ではない。
斧、槍、弓、棍、鈍器でも立派に武術としてやっていけるからな。
棒術たとえばスタッフとかでも
武器は手の延長と考えるのが武術の基本ではあるのだから。」

>今のお話でしたら、わたしがお手伝いできるのは、貴女の仇である人物の調査までです。

エリシアの言うことは、マーファの神官からすればそうだろう。
そうでなくても復讐というやり方は、良識的な考えからすれば忌避するべきことではある。

>いや、だからよ。騎士ってのh

「騎士というのは、あくまで爵位のある貴族階級の1つ。
簡単に言えば武門を是とする貴族というべきだろう。
だから必ずしも武官だけではなく、普通に文官として仕える場合もある。
基本的にはその適性しだいだな。」

>マーファ神官に殺しの代役をさせようなんざさすがに罰当たりってもんだ

>よし、俺は条件付きで受けるぜ

「俺は当然受けるが、基本的に各自の得意分野や考え方で行動するべきだな。
ただ当然、連絡役、調整役、まとめ役が必要だろう。
まあ悪い状況にならないようには協力していくべきだな。」

これから行動するにあたって、まずするべきことは、
「いつ何時狙わるかもしれないから、護衛に関してはできる限りつきっきりで守る。
ただ、さすがに女性専用の場所には入ることができないから、
そこでの護衛の役目はハトハ達の女性陣に任せることになるが、
みんなはそれでいいか?」

この件は、単に表面的な事実を見れば、手紙の内容から倒すべき相手がわかって報復したく、
復讐に手助けしてほしいとのことだが、
どうもこの手紙自体何か裏がありそうな気がする。
だが現状、今、アコニやその関係者の前でそれを言うのは、何かと問題になる。
そこで、後で今回の冒険メンバー(エリシア、ハトハ、クロエ、ミハイ、ストレイ)に、
文章に書いて渡すことにする。
当然、一読した後は、燃やすなりして消去する必要はあるが。

『手紙を書いた人物かその関係者による策謀はありえる。
具体的には、アイシスを葬りたい、もしくはアコニを陥れたい、
あるいはその両方もありえる。
俺たちはそれを阻止し、最悪の事態を避けるために行動するべきだ。』

PL:
さまざまなやり取りからの反応。
依頼自体は当然受けます。
まずはアコニの護衛ですが、
何か策謀もありえますので、それを阻止する方向で動く方がいいでしょう。
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1-3-2_覚悟とは
31
: 2015/05/09(Sat) 16:13:39
魔音@GM

>「今のお話でしたら、わたしがお手伝いできるのは、貴女の仇である人物の調査までです。
> 自らの手を汚す覚悟もなく、全てを任せるというのは、あまりにも短絡的、かつ自分本意です。」
 エリシアが話を終えた後も、シュタールは特に表情を変ず、言葉を発するそぶりもみせなかったが、テーブルに置いたメモに、硝子でできたペンで何かを書き留めていた。
 一方のアコニは、目を一瞬大きく見開き、驚いた様子をみせるも、一呼吸間を取って、エリシアの目を見ながら口を開いた。
「わたしの姿勢がエリシアさんにご心配をおかけしたのは申し訳ないです」
 一礼して言葉を継いだ。

>「もちろん、家の名を継ぐという目的があるならば、それを果たしたいという気持ちはわからないではありません。
> ですが、他人の手で仇を討ち、家を継いだとして、それで貴女は満足ですか?
> 誇りをもって、その家の名を名乗れますか?」
「もちろん、手を汚すことをわたしは厭いません。今わたしが言っているのは、向き不向きの話です。
 ただでさえ無理をお願いしているのに、わたしなんかの為に、仲間に余計な危険を冒させなくないということなんです」
 自分の思いを口にした。

 そこに、ミハイ、ストレイ、ラキアードの言葉がかかる。

>「そも、ぶっちゃけ案件としちゃあ人探しだけで1000、殺しはその3倍は払うべきところだぜ?
> こんくらいの駄々は聞いてもらわねえとな」

>「よし、俺は条件付きで受けるぜ。
> 条件は1つ。
> まずは、やっぱり留めは自分で刺せ。
> 生殺与奪を握ったら依頼は完了。お代はいただく。
> ま、なるだけその短剣でも始末がつけられるところまでは努力するよ。
> そっから先は自分で考えろ。」

>「俺は当然受けるが、基本的に各自の得意分野や考え方で行動するべきだな。
>ただ当然、連絡役、調整役、まとめ役が必要だろう。
>まあ悪い状況にならないようには協力していくべきだな。」

「ミハイさん、ストレイさん、ラキアードさん。ご配慮ありがとうございます。
 わたしは、みなさんさえよろしければ、ストレイさんの条件をぜひお受けしたいです。
 短剣と木剣、もしくは棍の類は揮えますし、盾の扱いも一通りこなします。
 ラキアードさんのおっしゃる通り、適正はあると思いますが、差配、お願いします。無論わたしも、できることは致します」
 テーブルに載せたそれぞれの手を、アコニは握りしめて条件を結ぶ。

「また、エリシアさんは、この仕事がある段階に来た時、わたしの仇がみつかり、対峙することとなったときに、判断をして頂く。というので目下のところはいかがでしょうか?
 対決に際しては、はじめからお一人につき50ガメル金貨で10枚を追加することを考えていました。
 ですから、エリシアさんには、掲示板の条件で、調査、交渉での存分の協力をお願いします」
 一通り言葉にすると、エリシアに改めて向きなおり、返事を待つ姿勢になった。
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最後まで、見届けましょう。
32
: 2015/05/09(Sat) 22:58:37
エリシア

>「エリシア、お前さんがカミサマの使いだから色々面倒なのはまあ理解するぜ。
> だからよ、とりあえず、領主サマの繋ぎだけは頼むわ。
> 殺す殺さねえなんてハナシに関わらなくてもいいからよ。
> 融通利かそうぜ。
> お前さんはお前さんの仕事を済ませたらのんびり観光でもしてりゃあいいさ」

ミハイさんの言葉には、わたしは首を横に振って答える。

「人に覚悟うんぬんを説いておいて、わたしがそれを見届けないわけにはいかないでしょう。
 偉そうな事を言っているのは自覚していますから、当然引き受けるのであれば、こちらもきちんと誠意と覚悟を見せなければなりません。」

>「よし、俺は条件付きで受けるぜ。
> 条件は1つ。
> まずは、やっぱり留めは自分で刺せ。
> 生殺与奪を握ったら依頼は完了。お代はいただく。
> ま、なるだけその短剣でも始末がつけられるところまでは努力するよ。
> そっから先は自分で考えろ。」

ストレイさんの言葉に、わたしはひとつ頷く。
それは、わたしにとっても譲れない条件だ。

>「いつ何時狙わるかもしれないから、護衛に関してはできる限りつきっきりで守る。
>ただ、さすがに女性専用の場所には入ることができないから、
>そこでの護衛の役目はハトハ達の女性陣に任せることになるが、
>みんなはそれでいいか?」

そしてラキアードさんの言葉。
確かに、道中の事を考えれば、護衛の必要性も理解できる。
わたしは覚悟を決めることにした。

>「また、エリシアさんは、この仕事がある段階に来た時、わたしの仇がみつかり、対峙することとなったときに、判断をして頂く。というので目下のところはいかがでしょうか?
> 対決に際しては、はじめからお一人につき50ガメル金貨で10枚を追加することを考えていました。
> ですから、エリシアさんには、掲示板の条件で、調査、交渉での存分の協力をお願いします」

「………。」

アコニさんはわたしに向き直り、じっとこちらの様子を伺っている。
彼女は、彼女なりのやり方でこちらに覚悟を示そうとしている。
ならば…。

「わたしは、マイリーさまの使徒ではありませんから、こういう言い方はおかしいとは思いますが…。
 貴女の覚悟を、最後まで見届けたいと思います。
 …お引き受けしましょう。」

こくりと頷いて、承諾の意を示すことにした。

━━━━━━━━━━
@PL

たいまんさん、平賀さん、はんくさん、ありがとうございます!
もう充分すぎるくらい背中を押して頂きました!
押され過ぎて崖から真っ逆さま!くらいww
ここまで言ってもらえたら、さすがにエリーも覚悟決めちゃいますよ!

マイリー化エリーがこうして誕生する…!
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受けるよ
33
: 2015/05/10(Sun) 21:39:50
hatoha

短剣しか持てなくても剣術師範にはなれるらしい。
どうやったんだろ。
お貴族様のお嬢さんの護身術とかだろうか。
そしたら短剣でも十分だろう。

と言うか、あれかな。
貴族のお嬢さんが短剣を持つときって、刃内側にするときだろうか。
確かにそういう時にためらわない為の授業とか、あったりするのかもしれない。

乗り越えるためにかたき討ちが必要だと言った。
トラウマってやつなんじゃないかなと思う。
楽観的に考えれば、かたき討ちが終われば乗り越えられて剣を持てるようになるかもしれない。

「あ、受けマス」

他の人は何か難しいことを言ったりしているけれど。
私は、この空っぽのお財布に中身が入るなら何でもよかった。

人殺し?慣れてますが何か?

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PL柑橘より
何も考えずにうけまーす
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L'Avare…
35
: 2015/05/11(Mon) 23:19:18
クロエ・マキュアン

「長剣には長剣の、短剣には短剣のメリット・デメリットがあるのですから
短剣しか握れないのであれば、下手に考える必要もなく、極めれば良いだけですわ」
例えば、長剣の破壊力を最大に活かすには両手持ちが有効だが、
力強い反面、どうしても相手と面向かう事となり、身の捌きに不自由が生じる。
一方、短剣はといえば、基本としては片手持ち、そして、相手に対し、半身である。
確かに長剣に比べ、刀身が短い分、リーチで劣ると考えて間違いではないが、
半身故に踏み込みからの突きは長剣にないリーチを生み出す事が出来る。
つまりは工夫次第でどうとでもなる。

「ほら、こんな感じに咽喉元を突けば、刀身の長短等、関係ないですしね」
ミハイの咽喉へ軽く手刀で突く。

「とりあえず、ストレイさんのいう通り、場を整えるまでを依頼内容と考えましょう。
そこから何か御座いましたら追加依頼という形で。
相場はその時、その場所で妥当、かつ、納得が行く形で」
そして、手刀を入れたミハイに聴こえる程度の小声で囁く。

「覚悟を決めたその先の方がお金になるでしょう…知恵を働かせなさいな」
一先ずは復讐のお膳立てに専念しよう。
今、目にしているのはただの金の芽に過ぎない。
張り巡らされた金の根はここではなくまだ、地の下だ。



〜PLより〜
悪党その2
あ〜なって、こ〜なって、そ〜なるのだろ〜な〜と邪推しつつ、お金儲けを企てる
何となく、手刀のダイス振ってみたけど、糞目が悪かったのでヒョロい

■手刀
2D6 → 1 + 3 + (6) = 10

そして、文章読んでいて『あくびれず』でお兄さん、お茶噴いた
『わるびれず』ですね、多分
まぁ、自分もスマホからとか打つ時、
○○中(ちゅう)って打つの面倒なんで○○中(なか)って打ったりするのでよく誤字る
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OK
41
: 2015/05/14(Thu) 19:11:02
ミハイ

エリシアもようやくでけえケツを上げたってことで、受領受領。


「ヒヒッ、知恵を働かせんのは任せるぜ、クロエ」


そういやこいつ、眼鏡とかいうモンをもらってたな。


「眼鏡ってのは、なんかの役に立つのかね?」


ちょいと派手に動いたら落ちちまいそうだし、オイラは御免だね。
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1-3-3_依頼の成立
51
: 2015/05/19(Tue) 14:46:45
魔音@GM

 調査を一区切りとする話にアコニは同意して、依頼は成立した。

「みなさん、ありがとうございます。どうぞよろしくお願い致します」
 アコニが立ち上がって礼をし、シュタールも立ち上がって、それにならった。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
魔音@GMより
 遅ればせながら、こちらは依頼成立。
 仇討ちフェイズがくれば、その際に条件交渉となることで同意しました。

++
|-`).。oO(クロエさんが眼鏡をかけて、スクルージ爺さん演じるシーンを妄想っ>L'avar

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