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7 エピローグ
370
: 2015/07/12(Sun) 16:21:55
魔音@GM

 物語の終了に向けてのエピソードです。
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7-1-1:決闘
371
: 2015/07/12(Sun) 16:26:36
魔音@GM

 一行に事件のあらましを聞いたアコニは、
「みなさんのおかげでここまでこれました。感謝致します」
 皆の前で礼をし、ねぎらいと感謝の言葉を一人一人にかけた。

「父も、大きな罪を犯していたのですね」
 アコニは、自分の生い立ちを思い、暫く目を閉じていたが、
「まずは、終わらせます」
 言って、領主に仇討ちの認可をあらためて求めた。

 アコニはアイシスに決闘を申し込み、それは領主によって即座に許可された。

「行ってきますね」
 準備を整え、彼女はその場に立った。


 場所は城館の中庭で行われ、立ち会い人は、冒険者たちを含め、領主の供を含めた数人のひっそりとしたものだった。
 アイシス側の立ち会い人はいなかったが、望みの武器が与えられた。彼は己の、細身のバスタードソードを選んだ。
 対するアコニは、短剣を両手に一本ずつ持った。
 左手に、デュラハンとの戦いにも用いた短剣を。右手には、炎の形を模した、波打つ刃を持つ短剣を握ったのだった。


 領主の代理人がはじめの合図をし、両者は互いに身構えた。
「アコニ、久しぶりだね。いや、覚えていないか。君はあんなに小さかったものな」
 戦いが始まると、アイシスはアコニに声をかけた。
「ねぇ、君の父上や母上に降りかかった、本当のことを私は知っている。
 知りたくはないか?
 知りたければこんなことはもうよそう」
 アイシスは、油断なく剣を構え、防御の姿勢をとりながら、そんな話を持ちかけた。
 対するアコニは、一息で間合いを詰め、炎紋の剣を一閃してアイシスの頬を切り裂いた。

「わたしの仲間が、父の所行も含めて教えてくれます。それには及びません」
 言って、また間合いをとった。

「ほぅ……。剣の腕は、父君を既に越えているというのだね。
 しかし、私を斃すことができるのかな? 君からは、切っ先に対する恐怖が見て取れるようだよ」
 アイシスは、先ほどのアコニの踏み込みに、何かを気付いた様子で、防御の構えから切っ先をまっすぐ相手に向ける、攻めの姿勢に転じた。
 そして、鋭い突きをアコニに向けた。
 アコニは、それをぎりぎりのところで、かろうじて躱したように見えた。

「どうしたんだいアコニ、顔色が悪いね。
 切っ先に映る君自身の顔をみせてやりたいな。まるで、古い悪夢を目覚めたまま見ているような顔をしているじゃないか。
 ほら、どうした、私がかわりに見てやろうか?」
 アコニの目を覗き込むように言葉を発しながら、立て続けに何度か突きを放ち続けた。
 アコニは、それをひたすら受け続けた。

 しかし、それも長くは続かなかった。
「目覚めのないわたしの悪夢は、あなたにはもったいなくてお見せできない。
 だからもうおやすみ下さい、アイシス」
 言うや、アイシスの切っ先を見切ったアコニは、波打つ短剣をアイシスの胸に深々と突き立てた。

 アイシスは、力なくべしゃりと横たわった。
「……私には、おまえの胸に刺さる刀が見える。
 それを抜いてやれるのは、私だけなんだぞ……?」
 突き立った短剣の柄に、震える指を乗せながら、最後の言葉をアコニにかけた。
 けれどアコニは、それに応えることはなかった。

 決闘は、こうして終わった。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
魔音@GMより:
 依頼人が、無事復讐の依頼を果たすシーンです。
 ってか一行で説明がつく件(ノ∀`)!
 冒険者の調査次第で、アコニがピンチになったかもしれなかったというわけです(解説)。
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依頼達成
379
: 2015/07/12(Sun) 22:19:37
ミハイ

「で、お前はいいのか?エリシア」

敵討ちの決闘とやらが始まる。
ウダウダ言ってたエリシアが納得してるんだかしてねえんだか、オイラには分かんねえから、直接聞く。

「ま、アコニ嬢ちゃんを止めるってんなら、オイラがお前を止めるけどな。
おまんま食い上げは勘弁だぜ」

ヒヒッ、と肩を揺らした。


* * *

結局危なげなく、嬢ちゃんが勝つ。
ストレイが言うことにゃ、あのおっさんはなんかのチカラでどうたらがどうのって話だったわけだから、もう抜け殻みてえなもんなわけだな、多分な。

「デイジー、ご主人が勝ったぜ。
良かったな」

ぺん、とデイジーのケツを叩いた。

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ハんっ
426
: 2015/07/19(Sun) 14:04:36
魔音@GM

> 「デイジー、ご主人が勝ったぜ。
> 良かったな」
「そう何度も同じ手を!」
 ミハイの手をぱしんと受けとめて、
「食らう、か……」
 ぎゅっと握ったのは良いが、どうしたものか扱いに困り、顔を真っ赤にして俯くデイジーだったが、
「……お嬢さんの剣だから、な」
 力なく言い返してやおらほどくと、ててっとその場を足早に立ち去った。
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見守る。
380
: 2015/07/12(Sun) 22:47:14
エリシア

>「で、お前はいいのか?エリシア」
>「ま、アコニ嬢ちゃんを止めるってんなら、オイラがお前を止めるけどな。
>おまんま食い上げは勘弁だぜ」

「…。
 ご自身で決着をつけるというのならば、止めることはできないでしょう?」

何より、正式な手続きに則って行われているものだ。
ならばここは大人しく見守るしかないだろう。

―・―・―・―・―・―

決着はついた。
相手の言葉に揺さぶられることもなく、彼女は自身の手で自らの仇に止めを差した。

「お疲れ様でした。」

戻ってきた彼女に、静かに労いの声をかけた。

━━━━━━━━━━
@PL

まずはレスひとつ!
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見えぬ剣を抜く者
390
: 2015/07/13(Mon) 11:56:10
ストレイ

>「王のいない盤上にチェックメイトとは、滑稽だな」

「ああ、全く茶番ってやつだ」

転がってるアイシスを引き起こし、ふん縛る。

>「兄妹は、やり遂げたか]

「ま、これから最後の締めってやつだが、
 二人はやり遂げるだろうよ」

通行証を受け取り、興味を無くしたかのようなエドニに声をかける。

「アンタも自分にできることをやんな」

癒し手を失ったエドニはもう長くはないだろう。
それでも残された時間はある。

「じぁな」

施療院には本館からの使いが来ていた。


***************

領主館でも一悶着あったようだ。
衞士達が集まり、少し興奮気味の様子を見せている。

「ヘイ、お待ち。
 注文の品だ」

刀を一振り、縄を切る。
身まで切ったかも知れんが、まあご愛嬌だ。

アコニの決闘が始まる。

>「行ってきますね」

「存分に。
 ベイリーも見守ってる」

多分、実際に来ているだろう。

アコニは長剣の持てぬまま、決闘に臨む。
アイシスは心理戦で凌ごうとしてるらしい。
浅はかだな。

>「……私には、おまえの胸に刺さる刀が見える。
> それを抜いてやれるのは、私だけなんだぞ……?」

それはお前さんの役目じゃねぇよ。
まだ生きのあるらしいアイシスを足蹴に、アコニに声をかける。

「ご苦労さん」

けりは付いた。

==========
PL
 お疲れさまでしたー
 また後で報酬受領と締めを書きます。
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7-1-3 別れの挨拶
393
: 2015/07/13(Mon) 14:35:42
魔音@GM

 ストレイのところに、ベイリーが現れた。
「ストレイさんには、大変お世話になったんですが、そろそろお別れです」
 少年の頃の心残りが晴れたのだろう。ぼうっと透けて見えるベイリーは、見慣れた少年の姿ではなく、一人の青年の姿をとっていた。
 腰に差していた二本の木刀も、今は本当の剣になっているのがわかりやすい変化だろうか。

「最後に、よければお礼をしたいのですが、受け取って頂けますか?」

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
魔音@GMより:
 足蹴にしてけりがついた、だと( ゚Д゚)(物理w
 ベイリーからは、追加報酬オプションの申し出です。
 手持ちの武器のどれかを、魔法の武器に変える。というものです。
 攻撃力に+2する(ダメージ修正なし)。というものになります。
 無論、断ることが出来ます。
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俺も礼を言う
407
: 2015/07/14(Tue) 19:54:29
ストレイ

>「ストレイさんには、大変お世話になったんですが、そろそろお別れです」

「そうか…」

不死者同様の身だ。
早くマーファさんの所へ行くのが自然だ。

「アコニには顔見せてやらんのか?

 …。

 まあ、好きにするさ」

会えば余計に辛くなる…こともあるか。

>「最後に、よければお礼をしたいのですが、受け取って頂けますか?」

「礼か。
 俺も礼を言うぜ。世話になったな」

握れはしないが、いつものように手を差し出した。


===========
PL
 クォータースタッフを攻撃のみ+2にしてもらいます
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7-1-5 握手
416
: 2015/07/16(Thu) 21:20:42
魔音@GM

> 「アコニには顔見せてやらんのか?
>
>  …。
>
>  まあ、好きにするさ」
「ありがとう、ございます。僕に何が出来るか、考えておきます」
 そんなことをストレイに伝えた。

     ◆

> 「礼か。
>  俺も礼を言うぜ。世話になったな」
「あなたのご友人のオートさんに、再会できた時はよろしくお伝え下さい」
 ストレイの差し出した手に、確かに握り替えされた感触が伝わった。
 剣士にしては華奢で、小さな手だったが、力強い確かな手応えがあって、ベイリーはその姿を消した。
 その後で、ストレイはクォータースタッフに、魔力が宿ったことに気付いた。
 お礼というのは、このことだったのだろう。ベイリーの剣士としての魂は、そんな風にしてこの世界に痕跡を残したのだった。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
魔音@GMより:
 実質攻撃力+3という、ある意味かなり強力な武器となりますが、平賀さんちのストレイには相応しいものだと思ってます。
 攻撃力+2のみのスタッフどぞぞでっす。

 ってか、終了後もありがたたでっす(ノ*゚ー゚)ノ
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7-1-2 お礼
392
: 2015/07/13(Mon) 14:33:55
魔音@GM

> 「デイジー、ご主人が勝ったぜ。
> 良かったな」
「なっ、てめぇまたっ、──ですの!」
 ぺんとおしりを叩かれたデイジーが、歯をむき出しにして唸りかけたが、アコニの手前、ひっこめる。
 コンドコソコロスと、目から怒りの光線を放っていた。

「デイジーを、ありがとうございました。
 それから、兄と協力していたガザニアさんのことも。
 また詳しくお話を聞かせて頂けますか?」
 微笑みを浮かべたあとで、ミハイに声をかけるアコニだった。

     ◆

> 「お疲れ様でした。」
「エリシアさんのおかげです」
 アコニは会釈を返した。
「この剣は、わたしひとりでは揮えませんでした。
 マーファ様にも、お赦しと感謝を」
 跪き、女神にも祈りを捧げた。

     ◆

> 「ご苦労さん」
「あなたほどのことはできていません。
 でも今は、この武勇を誇りとします」
 ストレイに、応じた。

「この魔法の短剣は、お兄ちゃんの形見だったんです」
 アイシスとの戦いに使った、焔様の短剣を見せた。
「これは、魔術師の杖の代わりにもなるものだって聞いていたので、兄が学院に行った時、プレゼントしたんです。わたしのご先祖さまが持っていた古い短剣だから、ちょっと時代がかっていて、その上、お兄ちゃん、魔術師には結局なれなかったみたいだけど……。
 あ、ごめんなさい。わたし、つまんないこと言っちゃって」
 つい話がこぼれてしまったのだろう。アコニは我に返って謝罪した。

「兄のこと、また教えて下さいね。
 あのひとはどちらかというと不器用だったから、肉体から解放された今の方が、本来の力を発揮できているのかも」
 少し悪戯っぽい笑みを唇に浮かべた。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
魔音@GMより:
 ぱらぱらとレスなど。
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High Noon…
400
: 2015/07/14(Tue) 00:54:53
クロエ・マキュアン

首のない馬等、気色の悪い…だが、あの機動力は棄て難い。
将来、馬車を持つのが夢ではあるが、なるほど、戦車も悪くない、か?

そんな事を思いつつ、『力矢』を唱えては放ち、唱えては放ち、
都合二度の閃光の鋭角三角形を形作る頃にはほぼ勝ちは決したといって良いだろう。
ラキアードの大きな空振りを目にした気がしないでもないが、
あれはあれで次への剣筋を読み難くする布石、きっとそう―――凡ミスではない。

「さてと…まぁ、色々と訊ねる事は多くあるものの一息つくくらいは出来ましょう。
人の理を外れたものの始末は済みました…
―――となれば、次は人の理の内、始末を付けますのが道理」
衛視に護られるオクスタムを見やる。

「さてとオゴフ卿…いえ、敢えてズレッド卿と呼びましょう。
ズレッドの家名に恥じぬよう、御尽力願えますわね?」
さもなくば領土をあらゆる手を使いに使って貶めちゃうぞ★ 的な笑みを込めて。



〜PLより〜
笑みとは本来、攻撃的なもので威嚇行動でもあるのだ(にこー
アコニの決闘については契約外ですし、わざわざ人が死ぬ所見るのも嫌なので
領主の館で口だけ出して手は出さない屑な客に勝手に成り下がろう
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双連撃
411
: 2015/07/15(Wed) 02:15:51
ラキアード

いろいろと騒動があったが、本来の目的であった決闘に入る。
領主であるオクスタム・ズレットの許可はすでにとってある。

どうやらあれが対戦相手のアイシスという人物だ。
どうやら代理人を出さずに自ら戦うようだ。
よほど自らの剣技に自信があるのだろう。

そして、二人の対戦が始まった。

どうやら短剣での二刀流がアコニの戦い方らしい。
これは、身軽さと連撃による手数の多さ、
あえて技の名前をつければ、『双連撃』

一応、戦士である以上、どの武器も扱えることが基本だが、
出身、修行、冒険などで、どの武器や戦い方に重点を置くかで変わる。
その中で得手不得手は出るだろう。
アコニが太刀をうまく扱えなかったのも道理。

しだいにアコニは、アイシスに対し有利に進めていく。
アイシスはアコニを動揺させるために、いろいろなことを言って心理戦をかけているが、
父親の問題を解決し、そして実戦で戦ったことが、大きな糧となり、
その程度の心理戦にはかからない。
むしろ、逆に相手を心理的にも追いつめている。

そして最終的にはアコニが勝ち、決闘は終了した。

「アコニ、君ならその二刀流の戦い方、すなわち『双連撃』を極めれば、
十分に実戦に通用する。
あとは実戦経験をさらに積むことだな。
それには、野外や遺跡などの冒険が、一番手っ取り早く、
他に問題が起こらない方法ではあるが。」

とにかくこれで一連の依頼は終了した。

PL:
護衛もありましたし、アコニの剣技を見極める意味でも、
決闘を見学です。
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7-1-4 決意
415
: 2015/07/16(Thu) 21:14:02
魔音@GM

> 「さてと…まぁ、色々と訊ねる事は多くあるものの一息つくくらいは出来ましょう。
> 人の理を外れたものの始末は済みました…
> ―――となれば、次は人の理の内、始末を付けますのが道理」

 オゴフの領主は、クロエの話を頷いて聞いた。

> 「さてとオゴフ卿…いえ、敢えてズレッド卿と呼びましょう。
> ズレッドの家名に恥じぬよう、御尽力願えますわね?」

「そうね。アタシの出来うる限り、足りないところは友人たちに力を借りて取り組むわ。
 ここで何が起きたのか、知り得る限りのことを調べ、伝える為に。
 多くのものごとが去り、消えてしまう前に。
 同じ悲劇が繰り返されることのないように。
 クロエさん。あなたのお名前、覚えたわ。これからもあてにしてるわよ。
 この土地も、捨てたものじゃないってこと、あなたも覚えていてね」

 話を終えると、ズレッドはよっこいしょと立ち上がり、その大きな体にしては俊敏な動きで、次の仕事に向かうのだった。

     ◇

> 「アコニ、君ならその二刀流の戦い方、すなわち『双連撃』を極めれば、
> 十分に実戦に通用する。
> あとは実戦経験をさらに積むことだな。
> それには、野外や遺跡などの冒険が、一番手っ取り早く、
> 他に問題が起こらない方法ではあるが。」
「さすがはラキアードさん。
 頑張ってみましたけど、わたしの剣法が道場内でのみ通じるものだというのはお見通しだというわけですね」
 彼女は、不整地での戦いには、実戦が必要だと感じていたらしい。
「機会を見つけて、出かけてみます。
 道場破りを待っていたり、オランで辻決闘というわけにはいかないですものね」
 最後は冗談めかして、決意を語って見せたものだった。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
魔音@GMより:
 決意表明しつつ、(*‘ へ‘ )ノ肩ガシ!
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7-2-1:報酬
372
: 2015/07/12(Sun) 16:28:30
魔音@GM

「月並みな言い方で申し訳ないのですが、皆様には、本当に感謝の言葉もありません」
 あらたまった場所で、アコニは一同を前に口を開いた。

「皆様には約束の報酬である後金1000ガメルに加え、追加の報酬として、二つの選択肢を用意しました。
 お選び頂けますでしょうか?」

 そう言って、アコニが提示したのは、2,000ガメルを50ガメル金貨40枚で支払われる現金か、4000ガメル相当の物品だった。
 物品については、シュタールのアシナート商会が、可能な限り手に入れるとのことだった。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
魔音@GMより:
 経験点、報酬は以下の通りです。

 経験点1800点(1ゾロは自己申告でお願いします(ノ*゚ー゚)ノ
 報酬1,000ガメル(50ガメル金貨20枚:前金500ガメル支給済み)

 追加報酬(以下、どちらかを選択して下さい)
1.2,000(50ガメル金貨40枚)ガメルの現金
2.4,000ガメル相当の物品

 お手数ですが、どちらかを選び、ご希望の物品を教えて下さい。
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予想外の報酬。
384
: 2015/07/13(Mon) 00:35:12
エリシア

>「月並みな言い方で申し訳ないのですが、皆様には、本当に感謝の言葉もありません」
>「皆様には約束の報酬である後金1000ガメルに加え、追加の報酬として、二つの選択肢を用意しました。
> お選び頂けますでしょうか?」

アコニさんの言葉に、私は正直悩んでしまった。
最初に提示されていたものよりも高額だったからだ。
けれど、ここの所現金での収入が少なったこともあり、孤児院に十分な仕送りができていないことも事実だ。
しかしこういう機会でしか手に入れることの難しい魔晶石なども、今後のことを考えれば必要になってくるだろう。

わたしは少し悩んで、シュタールさんに尋ねてみた。

「あの…差し出がましいお願いなんですが…魔晶石なども手に入りますか…?」

わたしに求められているのは、やはり奇跡を行使するだ。
そのためには、やはり機会があるなら入手しておきたいのが魔晶石ということになる。

シュタールさんとの交渉の結果、無事に魔晶石を融通してもらえることになった。

「ありがとうございます。
 これで、更に自分の役割を果たす機会を得ることができます。
 アコニさんも、本当にありがとうございます。」

二人にお辞儀をして、お礼を言う。

「最初は、生意気なことを言って、申し訳ありませんでした。
 最終的にはアコニさんご自身で決着をつけられたこと、わたしも嬉しく思います。
 ですが、今回の一連の真相は、アコニさんのこれからにとっても、重要なことになると思います。
 何か、お手伝いができることがあれば、是非相談に来てくださいね。」

同い年の彼女の肩をそっと抱く。
彼女は自分の境遇を知っても折れなかった。
そして、見事に自分の力で当初の目的を成し遂げた。

マーファさま、どうかこの過酷な運命に翻弄された少女に、ご加護を…。
彼女がこのまま闇に飲まれぬよう、お導きください…。

━━━━━━━━━━
@PL

と、いうことでGM了承も頂いたので、報酬関係についてのレス!
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7-2-2 魔晶石
418
: 2015/07/16(Thu) 21:40:11
魔音@GM

> 「あの…差し出がましいお願いなんですが…魔晶石なども手に入りますか…?」
「少し時間をもらえたら、間違いなく手に入れるわ」
 シュタールが応じた。

> 「最初は、生意気なことを言って、申し訳ありませんでした。
「こちらこそ、わたしの煮え切らない態度は、失礼だったかと思います」
 アコニは自嘲的な笑みを浮かべて見せた。

>  最終的にはアコニさんご自身で決着をつけられたこと、わたしも嬉しく思います。
>  ですが、今回の一連の真相は、アコニさんのこれからにとっても、重要なことになると思います。
「エリシアさんのおかげです。今思えば、あの言葉で、覚悟ができた気がします」

>  何か、お手伝いができることがあれば、是非相談に来てくださいね。」
「──えぇ、是非お願いします。
 あの、わたしも、何かできることがあったら是非呼んで下さい」
 アコニは、そうしてエリシアの肩を武人らしい手で抱き返してきた。

     ◇

 アウレリア神殿で手伝いをしていたエリシアを、アコニとシュタールが訪問した。
「おつかれさまです、エリシアさん。
 お約束の品です。案外早く手に入ったので、どうぞお納め下さい」
「その魔晶石を使い切るまでには、また会いに行くね」
 アコニが魔晶石の入った袋を差し出し、シュタールがそんなことを言い添えた。


 アコニが荘園領を継ぎ、オゴフの継承者の指名を受けた。そんなことを、暫くあとになって、メリダからの手紙でエリシアは聞いたかも知れない。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
魔音@GMより:
 魔晶石どぞぞであります!
 +後日談などなど。
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ほんとに?
395
: 2015/07/13(Mon) 17:34:04
ハトハ

「何でもいいの?」

商会で可能な限り、らしいので、ダメなときは駄目だろうけど。

「じゃあ、スモールシールド。魔法の奴。それか、銀のブロードソード。高品質のやつがいいな」

こういう時に遠慮なんか、しないのだ。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

私は気づいてしまったのです……。
魔法のスモールシールド+1がちょうど4000ガメルだと言う事に!!
駄目なら銀製ブロードソード(10/15)が欲しいでーす。こっちは3600G。多分。
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7-2-3 小さな盾
419
: 2015/07/16(Thu) 21:48:59
魔音@GM

> 「何でもいいの?」
「そう言われると腕が鳴るわね。何でも良いわよ」
 シュタールが請け負った。

> 「じゃあ、スモールシールド。魔法の奴。それか、銀のブロードソード。高品質のやつがいいな」
「小さい魔法の盾ね……アハハ。頑張って探すわ」

     ◇

 後日、アシナート商会の、泳ぐロバの紋の入った布でくるまれた盾が、ハトハに届けられた。
「星のお祭りにも参加しています。我が主シュタール共々、今後ともアシナートをよろしくお願い致します」
 商会の使いと称する老婆が、北方のアザラシの干し肉と称するものを土産に持参し、をどうぞお納め下さいと届けたのだった。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
魔音@GMより:
 スモールシールド+1どぞぞぞぞ!
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アシナート商会の品
397
: 2015/07/13(Mon) 18:55:47
ストレイ

追加報酬は品物でも良いらしい。

「んー、そうだな。
 何か珍しい物あるか?」

========
PL
 魔力のカード(フォーリングコントロール)×2 希望です。

 難しいようなら炎晶石(p269、3200ガメル)もご検討ください。

 受領と締めの記事は報酬確定次第書きます。
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The Covered Wagon…
401
: 2015/07/14(Tue) 01:36:28
クロエ・マキュアン

「それでは後金丸ごと含めて、4頭立ての馬車を頂こうかしら?」
とはいっても牽く馬はない。

「といっても牽く馬は御座いませんので…」
うん、牽く馬はない。

「馬車利用権という感じで―――つまりは馬車自体は作って頂いた上で…
引き取りに行くまでは商会側で業務利用して頂いて結構。
ほら、こちらは明日もわからぬ冒険稼業で御座いますし、
そのまま引き取りに行かなければ、商会側としては損は御座いませんでしょう?」
他人のお金で馬車を作って引き取りに行くまでは業務利用可能。
何より、申し上げた通り、引き取りに行く可能性すら薄いまである。

「引き取るにしても何らかの隊商活動中であれば、
その引き上げを待つくらいはしますし、急な無茶振りはしませんことよ?」
さて、どう出るか? 勿論、それではこちらに旨味がない訳なので…

「ただし、1点お願いが。
ワタクシが引き取った後、使わない場合、そちらに預けさせて下さいな。
ただ、遊ばせて置くのも勿体ないので結局は業務利用して頂く形で問題御座いません」
いってみれば、自身が使いたい際、きちんとやり取りをし、借り受ける形を取る。

「よく御座いますでしょう?
避暑地に別荘を建てたは良いが、人が住まねば、途端に邸宅は荒れるもの。
世話人を雇い、オフシーズンは邸宅を自由に使っても良い事にし、
オンシーズンは避暑に出掛ける際に世話を任せるというお話」
この場合、雇用・維持費等の賃金は業務で発生する儲けで相殺とする。

「簡単にまとめますと―――
ワタクシが馬車馬を4頭揃えて引き取りに行くまで業務利用して頂いて問題なし。
勿論、そこに至る際には急に引き取る事は決して致しません。
そして、引き取った後の事で御座いますが…
再契約としてワタクシが利用したい時以外はそちらで預かって頂く。
預かって頂いている内は業務利用して頂いて問題なく、そこから管理費等は相殺」
如何かしら?



〜PLより〜
わかり易く例えると、馬車をお金、商会を銀行と考えて下さい
で、お金預けます、預けたお金を銀行は運用して構いません
普通であれば、運用益から配当として利息が貰えます
しかし、配当は要らないとクロエさんはいいます
時々、預けたお金を下ろすだけだよ、と
そして、下ろしたお金は直ぐ預け直すよ、と

厳密には馬車に掛かる費用が税控除額に影響したり、
減価償却等で馬車の価値が減って行く筈ですが、
馬車を扱う業務があれば、商会は損しないと思います

まー、メタ的にいうと馬車持ったとしても旅立つ事はないし、困るのは管理面
でもフレーバ要素として持ちたい、この決着案ですね
どうせ、馬車持ったとしても引退して旅立つまでは乗れねぇんだ…でも浪漫じゃん?
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7-2-5 オーナー
421
: 2015/07/17(Fri) 05:34:54
魔音@GM

> 「それでは後金丸ごと含めて、4頭立ての馬車を頂こうかしら?」
 シュタールは、クロエの話に興味津々といった様子で身を乗り出した。

> 「引き取るにしても何らかの隊商活動中であれば、
> その引き上げを待つくらいはしますし、急な無茶振りはしませんことよ?」
「うちは維持管理用に、予備を常に準備はしているんだけど、老朽化が進んでいているの。そのお話はありがたいわね」
 合いの手を入れつつ、続きに耳を傾ける。

> 「ただし、1点お願いが。
> ワタクシが引き取った後、使わない場合、そちらに預けさせて下さいな。
> ただ、遊ばせて置くのも勿体ないので結局は業務利用して頂く形で問題御座いません」
> 「よく御座いますでしょう?
> 避暑地に別荘を建てたは良いが、人が住まねば、途端に邸宅は荒れるもの。
> 世話人を雇い、オフシーズンは邸宅を自由に使っても良い事にし、
> オンシーズンは避暑に出掛ける際に世話を任せるというお話」

> 「簡単にまとめますと―――
> ワタクシが馬車馬を4頭揃えて引き取りに行くまで業務利用して頂いて問題なし。
> 勿論、そこに至る際には急に引き取る事は決して致しません。
> そして、引き取った後の事で御座いますが…
> 再契約としてワタクシが利用したい時以外はそちらで預かって頂く。
> 預かって頂いている内は業務利用して頂いて問題なく、そこから管理費等は相殺」

 如何かしら? というクロエの言葉に、
「光栄なくらいのお話ね。
 勿論、お受けします。それじゃ、鉄は熱いうちに。できあがったら、また見せに行くわ」
 乗ったーというシュタールの声が、即座に応じたのだった。

     ◇

「クロエー、出来たよ」
 後日、できあがった馬車に乗って、シュタールがお茶を飲みにやってきた。
 おかげで良い馬車を追加できたと、ほくほく顔だ。
「お年寄りの方々にも、聖地巡礼してもらおうってわけ」
 オランとオゴフの新設の往復便で使うらしい。
 アコニが叙任されたことや、エドニが亡くなったこと。アコニがサンニーム荘園領を継承したこと、等オゴフの近況を一通り話し、また仕事ができたときは……、特になくても、また来るからと言い残して去って行った。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
魔音@GMより:
 うひひ。馬車とかロマンですね。
 それでは、クロエさんとは
 ・必要次第で馬車を速やかに渡す。
 ・馬が必要な場合は、使用日数*80ガメル(荷馬20G×4頭)で荷馬のレンタル可能。
 ということでまとめてよいでしょうか。馬のレンタルで、期限をあらかじめ決めておく必要がない点が、メリットでしょうか。
 また、アシナート商会(シュタール)とのコネクションをどぞぞ。
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おたから
402
: 2015/07/14(Tue) 06:56:14
ミハイ

「じゃ、オイラはあのバクダンでももらっとくかな」

女神像をぶっっとばしたやつ。
爽快だったぜ?


「おいデイジー、餞別だ」

水の精霊の短剣を二本、デイジーに渡す。
刀身が青く透き通った、なかなかイカすやつだ。

「オイラはこの街に適当に残って、飽きたらまたどっか西の方にでも行くわ。
オランには戻らねえ」

オランもぼちぼち長居したしな。
一つの街に一年もいりゃあ十分だろ。

「いい女になれよ」

ニッ、と笑って、ケツをぱぁんとはたいた。



-------
PLより
一個余ったエクスプロージブブリットをいただきマス。
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7-2-6 たからもの
422
: 2015/07/17(Fri) 05:36:12
魔音@GM

「餞別?」
 デイジーは、二本の短剣を受け取って、ミハイの顔を見返した。

> 「オイラはこの街に適当に残って、飽きたらまたどっか西の方にでも行くわ。
>  オランには戻らねえ」
「そう……。
 あ。綺麗なナイフ、ありがと」
 短剣の刃をちらっと見ると、胸の前にぎゅっと抱えた。

> 「いい女になれよ」
「うん」

 ぱぁんと尻をはたかれたことにも反応せず、デイジーは心ここにあらずといった風に立ち去った。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
魔音@GMより:
 はーい。ブリッドどぞぞ。
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落下統制のカード(報酬修正)
405
: 2015/07/14(Tue) 14:19:25
ストレイ

「へぇ、結構いろいろあるじゃねえか」

シュタールの示す品々を物色する。

「ん?何だ、こりゃ?」

手に取った2枚のカードには、金魚鉢のような物を被り着膨れした男が星界に浮いている絵が書かれている。

??

説明書のようなものが付いているが読めない。シュタールに読んでもらう。

なるほど、絵の意味は分からんが、破って『らっかとうせい』と唱えると高所から落ちても大丈夫らしい。

「そりゃ便利だな。俺はそいつにするぜ」

==========
PL 
 タンポポの綿毛と妖精というメルヘンな絵も考えましたが、ちょっとオーパーツ的なものにしてみました。

 経験点1800点
    1000ガメル
 金魚鉢を被って星界に浮いている謎の男のカード(魔力のカード:フォーリングコントロール)2枚
 クォータースタッフが攻撃のみ+2

 受領します。

 振る舞い酒代とか経費が発生してますが、シュタール持ちで良かったですよね。
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7-2-4 星界の金魚鉢
420
: 2015/07/16(Thu) 22:11:56
魔音@GM

「珍しいものねー」
 言われて、シュタールは手持ちのマジックアイテムが入った箱を、ストレイに提示した。

> 「そりゃ便利だな。俺はそいつにするぜ」
「いざっていう時に便利よね。はい、どうぞ。
 “星界の旅行者”ガガノフさんに乾杯」
 カードの作者を読み上げ、ストレイと、次いで空に向かって杯を掲げてみせるシュタールだった。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
魔音@GMより:
 修正お手間をおかけしました。あざっすであります(`・ω・´)

 あいー。経費はシュタール持ちです。
 ってかオーパーツ風味、カコヨスww
 フォーリングコントロールのカード*2どぞぞぞであります。
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名刀
412
: 2015/07/16(Thu) 01:46:35
ラキアード

>追加の報酬として、二つの選択肢を用意しました。

「追加の報酬はいらないから、この太刀『夜霧』をしばらく自分が使ってもいいだろうか?
そちらの大切な品だろうから、完全な譲渡でなくてもいい。
もし必要がなくなれば、返却する。
それ以外にも会う機会があるかもしれないが(笑)」

PL:

まずは、
経験点 1820点(1ゾロ2回)
報酬 1000ガメル
もらいますね。

追加報酬ですが、雑談スレッド4で取り決めたように、

シャムシール“夜霧”

を選択しますね。
必要筋力/打撃力18のシャムシール+1とのことですが、
攻撃力(命中率)は変化しないのでしょうか。

ラキアードの方は、アコニの真面目さと剣技の技を気に入ったようですが、
また将来会うことになるのかな?w
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7-2-7 再会を期して
423
: 2015/07/17(Fri) 05:40:59
魔音@GM

> 「追加の報酬はいらないから、この太刀『夜霧』をしばらく自分が使ってもいいだろうか?
「そうおっしゃって頂けると嬉しいですね。
 “夜霧”もきっと喜んでいます」

> 「そちらの大切な品だろうから、完全な譲渡でなくてもいい。
> もし必要がなくなれば、返却する。
「ご配慮ありがとうございます。
 でも、完全な譲渡であると考えて下さい。これはもう、あなたのものです」
 手にしたばかりの刀を使いこなした剣技を、アコニは賞賛して言った。

> それ以外にも会う機会があるかもしれないが(笑)」
「えぇ。心待ちにしています。
 あなたほどの使い手を必要とする事態は避けたいという気もしますけれどね」
 アコニは微笑みを返したものだった。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
魔音@GMより:
 アコニも、頼もしい剣士だとラキアードを見ているようです。
 これから冒険者技能をとる必要があるアコニは何歩か遅れてますが、再会を期待している様子でしたw
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7-3-1:夏至祭と霧の英雄
373
: 2015/07/12(Sun) 16:43:12
魔音@GM

 冒険者たち一行は、夏至の祭りまで、オゴフの街に逗留することを領主からも求められた(引き上げるということであれば、馬車が用意された)。

 温泉の宿の主たちからも、ぜひお越し下さいと声がかかったものだった。
 下級のアンデッドが街の随所に沸き、アウレリア神殿にも押し寄せるなどした一連の混乱は、幸いにして大きな被害を出すことなく治まった。
 領主の命を救い、一連の事件の首謀者を捕らえた冒険者の働きで事なきを得た。との噂で、オゴフの街は、一行を“霧の英雄”と名付け、その活躍の話で盛り上がっている。


 夏至祭まで滞在した冒険者たちは、温泉街を中心として賑わいを見せる様を、見ることが出来ただろう。
 2日に渡ってあちらこちらに屋台が並び、マーファの祠は飾り立てられた。
 広場には、大きな櫓が建ち、マーファの月の紋と、人が一人入るくらいの巨大な輪が花で編まれ、飾られた。

 また、人々は花の冠を頭に乗せて、花人形の乗った山車と共に街を練り歩いていた。
 急遽作られた山車の中には、霧を模した綿でくるまれた、“霧の英雄”たちのものが登場した。声をかけられ、一定の時間、その上で人々の声援をうけることになった冒険者たちもいたかも知れない。

 出会いの祭りでもあるらしく、若者たちが花束を交換し合ったり、この日ばかりは夜中まで騒いでも咎められることはなかった。

 薬の街らしく、儀式的な行事も幾つか見られ、祭りを引き締めていた。
 アウレリア・マーファ神殿の管主が中心となって朝露を採取し、摘んだ薬草と調合されて、神々へと捧げられた。
 人々に振る舞われたものもあった。すり潰された緑色のどろりとした液体は、すさまじい苦みが襲ってくるが、縁起物とあって、皆一口だけは口をつけたものだった。
 子どもたちには、ハチミツとリンゴの汁のなかに、少し混ぜて出されたりもしていた。
 中には、好物だという者もいて、ストレートで飲む者もいた。シュタールなどはその一人で、ウマっ、これうっまー! と、口のまわりを緑色に染めて満面の笑みを浮かべていたものだった。

 祭りの最後の日の夜には、広場で作られていた櫓が盛大な焚き火と共に燃やされた。
 炎の周りで人々は歌い、踊って最後の夜を送った。

 やがて炎は消え、祭りは終わって日常の中に溶けていく。
 その日常を守った冒険者たちは、ひとつの復讐劇と共に、オゴフの街で新たな物語を刻むこととなった。
 人々の営みが続く限り、彼らの物語は、移ろいやすい霧のように、形を変えながらも語り継がれていくことになるだろう。

<彼女と復讐・完>

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
魔音@GMより:
 超おつかれさまでした!
 まだ閉じられてないエピソードはありますが、まずは締め日という現実がありますので、これにて彼女と復讐は終了とします。

 ありがとうございました。
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神殿の役に立てれば…
385
: 2015/07/13(Mon) 00:57:45
エリシア

領主さまのご厚意で、わたしたちは夏至の祭りまでの滞在を認められた。
せっかく、温泉の宿主の方々からもお誘いをいただいたのだ、少しくらいの休息は取っても構わないだろう。

いつの間にか、わたし達一行は『霧の英雄』などと呼ばれ、歓待されたものだった。

―・―・―・―・―・―

そんな合間を抜け、私は時間が許す限りアウレリア神殿に赴き、メリダさんの補佐をすることに専念した。
今回の件では、マーファさまの一派と思われていた集団が、実は破壊の女神と繋がっていたことがわかっている。
このような事実を持ち帰っては、メリダさんを初めとする管主の方々や、
神殿の神官たちにも動揺が走っていることだろう。
また、実際にどれだけの数が存在しているかわからないが、
野の女神の諜報者としてアウレリア神殿に潜入している者もいるだろう。
滞在期間が許す限りは、神殿内の混乱の終息に協力し、また数日後に予定されている
夏至の祭りについての協力も惜しまなかった。

祭りの当日は、管主さまが神々に捧げるために調合した飲み物が、一般の皆さんにも振舞われた。
わたしはそれを求める参加者たちに手渡す作業を手伝っていた。
この飲み物は相当苦みが強く、大の大人でも一口飲むのがやっとだったりする場合も多い。
子供が相手の時は、甘みのあるドリンクの中に少量だけ混ぜて提供する。
中には物好きな人物もいるようで、シュタールさんはストレートのまま飲み干してしまっていた。

―・―・―・―・―・―

祭りの最終日には広場で大きな焚火が行われ、町の人たちが楽しそうに歌い、踊っている。
わたしはそんな光景を、少し離れた場所で見つめながら、胸の中でマーファ様に祈りを捧げていた。
どうか、この街が平穏な日々を過ごせますように…。

━━━━━━━━━━
@PL

投了です! お疲れ様でしたー!
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逗留
403
: 2015/07/14(Tue) 07:20:20
ミハイ


「いよう、サレム」

小汚ねえ食堂の中にはこの街の弱小ギルドのボス、サレムがいる。
外は祭で盛り上がってるってえのに、実にガッカリな人の入り。
さすが盗賊ギルド、バッチリな地下組織だ。


「あんたに頼まれてたやつ、有耶無耶になっちまったけど、まあ、解決したみてえだし、あれでいいな?」

ニッ、と笑ってカウンターの椅子に飛び乗る。

「しばらく世話になるぜ、ギルドマスター。
半年か、長くて一年くらいだと思うけどな」

なかなか面白え街だ。
裏でしばらく遊んでくのも悪くねえ。

「とりあえず、ショットで一杯くれよ。
あんたにも」


カンパーイ。


-------
PLより

経験点頂くと5レベルになれるので、そのままオゴフに居座って引退しようと思います。
地方都市なら中々のレベルだと思うので、大きな顔してよう(笑)

というわけで、二回目の魔音さんセッションも堪能させていただきました!
大変楽しかったです。街の設定もかなり作り込まれていたかと思いますので、そこにミハイを紛れ込ませて下さいまし。はーデイジーかわいかった。まんぞく。
領主のビジュアルがFF9の女王様でしか再生されないんですが具体的なイメージがありましたら教えて下さいw

プレイヤーの皆さま、あまり深く絡めませんでしたが、また次のキャラでどうぞよろしくお願いします。

それではそれでは、お疲れ様でした!
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終幕
406
: 2015/07/14(Tue) 15:07:56
ストレイ

少女の復讐劇も予定より早く幕を降ろし、俺達はしばらく温泉町に逗留することになった。

不死者が湧いたりトラブルもあったが、まあ久しぶりにのんびりさせてもらった。組織からの呼び出しを気にすることなく、まっさらなシーツで寝るのも悪くない。

町はすっかりお祭り騒ぎだ。オランのマーファ祭りとも少し違った感じだが、シゴトを気にせず屋台を巡るのは楽しいものだ。

だが、エリーの配ってた緑色のやつは勘弁だ。あれは人の飲むもんじゃねぇ。盗賊の勘がそう言ってる。
シュタールの舌はどうなってんだ。

それに輪をかけて閉口したのは、よく分からねぇ英雄扱いだ。他の連中はどうか知らんが、俺はアコニを手伝っただけだ。

とりあえず、人目に付かない路地裏に逃げ込み、一息つく。

***************

「失礼」

ギルドだと聞いている小汚い食堂に入る。
あ、ミハイ。

「すまねぇ。バタバタして挨拶が遅れちまった。
 オランの野良犬だ」

ギルドの幹部であろう店主に声をかけて、ミハイの隣に座る。

「ミハイ、こっちに残るんだって?

 あ、俺も同じもの1杯」

まあ草原妖精のことだ残ると言っても何時までいるか分からねぇ。去ると言っても、帰って来る時も突然だ。

「オートマタって名乗るヤツを見かけたら、俺はオランにいるって伝えてくれ」

覚えてたらな。

「自由に」

杯をミハイのにぶつけて、一気にあおった。

============
PL
 これで締めとさせていただきます。お疲れさまでしたー!
 たいまんさん、ミハイ引退とのこと重ねて、お疲れさまでした。

 ありがとうございました。

7-1-3を見落としてたので修正というか一部削除
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依頼を受けたわけは
410
: 2015/07/14(Tue) 23:02:00
ハトハ

どうやら皆夏至までいるらしい。
もっといる人もいるみたいだけど。

私も、別にオランに用は………。



あ。
ヤバイまずい忘れてた!
年貢…じゃなかった、ええと、シーフギルドへの今年の上納金払ってないよね、私!?
これはやばいまずい下手すると怖いお兄さんに店の裏に連れていかれるやつだ!

あわあわしながらオランに先に戻りたいことを言うと、馬車を仕立ててくれることになった。


「ありがとうございマス!」

報酬も希望通りの魔法の小盾を入手出来次第届けてくれると言うので、甘えてしまおう。


◇ ◇ ◇


「遅れてスミマセンデシタ」

そうして私は、ぎりぎりのところで首の皮をつなげたのだった。


――――――――――――――――――――――――――――
PL柑橘より
お疲れ様でした!
元々ハトハは上納金が払えなくて依頼を受けていたのでした。今思い出したよ!
折角馬車の用意をしてくれると言うので、一人くらいは先に帰ろうかなと。
温泉入りたかったけどね!

 経験点1800点(1ゾロなし!のはず!)
 報酬1,000ガメル

 追加報酬(以下、どちらかを選択して下さい)
4,000ガメル相当の物品→魔法のスモールシールド+1

上記受け取らせていただきます。有難うございました!
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7-3-2 祭りの終わり
427
: 2015/07/19(Sun) 14:28:13
魔音@GM

 ハトハは急いで帰ることになった。
「うちの急ぎの便がオランに行くから、乗っていって」
 シュタールがハトハを見送った。

「また美味しいご飯食べようね、ハトハちゃん」
 半エルフの商人は、ハトハを乗せた馬車が見えなくなるまで、華奢な手を振っていた。

     ◇

 祭りが始まるまでの間、アウレリア神殿でエリシアは献身的な働きをした。
 その尽力もあって、神殿の動揺はほぼ収まった。

 野の女神の中心にいた人間たちは、事件の日を境に姿を消した。
 その後の調査から、不死者になって彷徨い、退治されたものが大半で、他には服だけ残っていた者もいた。ミハイの証言から、泥のように溶けた者もあったと考えられたが、初日に会ったパネのように、痕跡も残さず消えた者については消息不明だった。
 あるいは、潜入者もいたかもしれなかった。結局神殿は、それ以上の捜索を行わず、希望者を受け入れることにしたのだった。

 施療院の者たちは、薬師の他、マーファ以外の神官や、精霊使いといった、様々な治療者たちで構成されていた。
 彼らは、今後の運営についても協力的で、新領主、荘園の代官代理を中心に、進められるとのことだった。
 エリシアは、その調整の中で、何人かの知り合いを得た。彼らとは、今後何かの折で、再会することになるかもしれない。
 メリダをはじめ、管主からも感謝されたものだった。

     ◇

 祭りもたけなわ。広場の大飾りが、盛大な焚き火で燃やされ始めると、広場には白い煙と同時に、独特の香りが漂い始めた。
 土地のハーブでも混じっていたのだろう。煙の刺激に、すっと通る清涼感と、少し甘い香りが混じっていた。
 人々は、火を囲んで楽器を演奏し、歌い、踊り始めた。
 魔術の心得がある者は、多くの祭りがそうであるように、これが古くから続く儀式でもあることに気付いたかも知れない。
 実質的な力があるわけではないが、死と再生の祈りがこめられているのだった。

 そんな中、冒険者たちの中に、アコニを見た者がいたかも知れない。
 アコニは、暫くの間、少し離れて火を見守っていたが、やがて決意したように輪の中へと入っていった。
 彼女は、すぐに相手を見つけたようだった。
 向かう先に一人の青年がいた。ベイリーだとすぐにわかっただろう。
 二人は、喧噪と音楽、たなびく煙の中で、周囲の人々と共に踊り始めた。

 バチンと一際大きな火が爆ぜる音が響いたとき、火にくべられた飾りは形を失い、火の粉を散らして最後の炎を吹き上げた。
 巻き上げられた火の粉と一緒に、ベイリーはアコニの傍からふわっと浮き上がった。その手には、抜き身の刀が握られていた。
 精霊を見る目を持たない者も、この夜ばかりは、様々な姿を煙の中に見たかも知れなかった。
 その殆どが、幾つもの光りの玉に、炎の皮を纏う獣や、半透明のエルフのような者たちの姿だった。
 ミハイの見たアコニによく似た女性の姿や、一行が倒した騎士、グラスランナーや、領主の姿によく似た老人の姿があったのを見たかも知れない。
 彼らは、煙に乗って夜空へと舞い上がっていった。
 祭りは終わり、人々が去った後も、暫くの間は煙と、不思議な香りが辺りに漂っていた。

     ◇

 ミハイがギルドを訪れた。
 いよう−よう。と、挨拶が交わされた。

> 「あんたに頼まれてたやつ、有耶無耶になっちまったけど、まあ、解決したみてえだし、あれでいいな?」
「謙遜するなよ、ミハイ。
 有耶無耶どころか、オランのギルドもご満足らしいぜ」

> 「しばらく世話になるぜ、ギルドマスター。
>  半年か、長くて一年くらいだと思うけどな」

「そりゃいいね。しばらくはうちの客が一人増えるって訳か」

> 「とりあえず、ショットで一杯くれよ。
> あんたにも」
「霧の英雄様の一杯となれば、ご相伴にあずかるしかねぇな。
 おっと。もう一人おいでなすった……」


 そこに、ナイスタイミングでストレイがやってきた。
> 「すまねぇ。バタバタして挨拶が遅れちまった。
>  オランの野良犬だ」
「よお野良犬、大活躍だったって話じゃねぇか」
 マスターが挨拶を返した。


> 「ミハイ、こっちに残るんだって?
>
>  あ、俺も同じもの1杯」
「あいよ」
 ストレイの分もグラスを出して、チーズや干し肉といった、簡単なあての入った皿を出した。


> 「オートマタって名乗るヤツを見かけたら、俺はオランにいるって伝えてくれ」
「いいぜ。あいつがこの街に戻ってきたときは、伝えておくさ」
 マスターのサレムがうけおった。


> カンパーイ。
> 「自由に」
「乾杯」
 ミハイの音頭で、ささやかな酒宴がはじまった。

     ◇

 オゴフを出発する日、
「エリシアさん、おかげさまで今年は良いものができました」
 管主からは、杏のジャムが手渡された。

 メリダが見送りにやってきて、ハグと共に暫しの別れを告げた。
「手紙書くね」
 色々あった所為か、笑ってはいても、声を震るわせたメリダの目から、一筋の涙が頬を伝って流れ、エリシアを送り出した。

     ◇

 ミハイが当面の塒に。と、準備されたアパートは、歓楽街のはずれにある、マンションの一室だった。
 分厚い壁でできた3階建ての建物は、元はファリスの神殿だったとのことだったが、維持できずに地元の人間に売却され、改築されて現在に至っているとのことだった。

 ミハイが扉を開けると、ひとの気配があった。
 そこにはデイジーが立っていて、
「あたいも……、したから」
 消え入りそうな声だったが、
「あんたとしばらく残ってやる」
 顔を上げると、そう宣言した。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
魔音@GMより:
>柑橘さん
 ハトハっちせふせふだったww

>ゆきふぇるさん
 エリーの貢献と、その後をプチっと。ささやかなおみやげが出たという話でした。

>たいまんさん
 ギャハハ。FF9の女王っ。もちろんダガータソではなく(
 ブラネ陛下とか、ジャバザハット(スターウォーズ)、マツ●DXさんあたりでしょうか。
 &押しかけ女房の襲来をどぞぞというヲチでした(爆)

>平賀さん
 修正ありがたたでした。
 しょんぼりスペクターのベイリーは、なんとか成仏した感じです。
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乾杯
429
: 2015/07/19(Sun) 17:36:34
ミハイ

なるほど、夏至の祭ってのは、死んだやつを弔うんだか帰ってくるんだかをなんだかしてどうこうする祭ってわけだな?

アコニお嬢ちゃんがブラコンを思いっきり発揮してるのを眺めながら、夢で見た女を見つけた。

「お前も酷え人生だったみてえだけど、婆さんになってグダクダ死ぬより良かったかもよ」

グラスを天に向けて、消えていくそいつらを見送った。
オイラだって、爺さんになって動けなくなることはねえだろうさ。


。。。


「不自由に!」

ストレイの声に、そう返す。
なんせ、ギルドマスターにご挨拶しちまってるからな。
これからしばらく不自由ってもんよ。

充てがわれた部屋に行ってみりゃあ、言わんこっちゃない。

「モノ好きなやつもいたもんだ」

ポリポリと頭をかく。

「お前は十分、いい女だよ」


ーーーーー暗転。
オイラの冒険は、一旦、ここでオシマイ。




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