タイトル | : 何を信じるべきか。 |
投稿日 | : 2015/06/09(Tue) 00:14:59 |
投稿者 | : エリシア <yukifel.swww@gmail.com> |
参照先 | : |
わたしはメリダさんに連れられて、祠前の小さな広場にやって来た。
ここならば、湧き出る水の音でこちらの会話は相当耳を澄ませなければ、周りからは聞こえないだろう。
しかし、逆にこちらの動向に気付いている者がいたとすれば、近くで息を潜めて監視しているかもしれない。
わたしは辺りの気配を伺いながら、武器の位置を確認する。
メイスはすぐに構えられるようにしておく。
いざとなれば、“気弾”の魔法を行使することも厭わない。
…そこまですれば、大騒ぎになって、ここから出られなくなってしまう可能性もあるので、慎重に行動しなければ。
>「アタシの相談、ってかお願いかな。それは、サンニームの荘園の、“野の女神”のひとたちと会うのに、同席して欲しいってことよ」
>「うちらはこんなだからさ、冒険者として経験を踏んだあんたから見た感想も、聞かせてもらえればなって思うんだ」
「つまり、喪が明けた前領主の派閥と、今後について語りたい、というわけですか。
ちなみに、前領主側と神殿の間には何か遺恨でもあるのですか?
親密な関係にあるならば、少なくともこれまでも接触する機会はあったでしょう。
わざわざわたしの感想を求めるということは、メリダさんは、相手のことを信用しきれていないのだと思われますが、いかがですか?」
わたしは彼女の目を見つめて問いかける。
彼女がどちら側の人間なのか、ここで判断を誤るわけにはいかない。
彼女のことは友人だと思っているが、離れていた1年少しの期間は、人の心を変えてしまうには十分な期間だ。
「それに、頼ってくださるのはありがたいのですが…。
わたしにも同行している仲間がいます。
冒険者がぞろぞろとついて行けば、あらぬ騒動を引き起こすことにもなりかねません。」
ふぅ、と息をついて、わたしは思案する。
現領主に紹介してもらう交換条件として、彼女の頼みを引き受けるべきか。
条件としては悪くないだろう。
しかし、一度これまでの状況を仲間たちと共有する必要性も感じられた。
オゴフの街は、マーファ神殿の影響を充分に受けている街だ。
神殿だけではなく、街中でもこれらの噂は飛び交っているだろう。
それらと照合して、わたし達が追うべきものは何かを、明確にする必要がある。
「わたし個人としては、修業仲間であるメリダさんの申し出を断りたくはありません。
ですが、仲間たちと行動している以上、わたしの勝手な判断で動くわけにもいかないのです。
今回の話を引き受けるならば、まずは条件をひとつ。
現領主様への取り次ぎは、お願いしたいと思います。
そして、メリダさんに確認したいのは、同行者はわたしのみの方が都合が良いのですか?」
―・―・―・―・―・―
神官戦士の死については、今のところは謎が多すぎる。
話を聞く限りでは、神の奇跡を行使できる者、そして荘園と縁があったものが狙われているような印象を受ける。
…この神殿を出るときは、私自身も気を付けなければならないのだろうか。
どうやらオランから来た神の奇跡を代行できる存在は、この神殿内の勢力において、目障りなものであるようである。
「最後に、念のためにお伺いしますが…。
メリダさん、あなたのマーファさまへの信仰は、オランで修業していたときと変わりませんか?
現在の神殿の状況について、素直に思うところを教えてください。
わたしはこの神殿に仕える者ではありません。
公言することもないと、マーファさまに誓いましょう。」
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@PL
WM引き継ぎ業務に追われ、書き込みが遅れました、すみません!
まずは祠周辺で危険感知
危険感知 2d6+4 Dice:2D6[5,5]+4=14
続いて野の女神について
野の女神 2d6 Dice:2D6[6,4]=10
オラン出身の神官戦士について
神官戦士について 2d6 Dice:2D6[2,5]=7
最後にメリダに信仰について確認した時の表情や仕草の変化など
メリダ 2d6 Dice:2D6[2,3]=5
このやり取りが終わったら、一度宿に戻って情報共有といきたいところですね。
予備ダイス×3 6d6 Dice:6D6[1,5,1,3,3,1]=14
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