タイトル | : 4-3-13 聞き耳男の素性 |
投稿日 | : 2015/06/11(Thu) 10:23:56 |
投稿者 | : 魔音@GM |
参照先 | : |
>「もたれてても良いデス。何かあったら起こしマス」
「ありがとー。これでハトハちゃんの肩はあたしのもの……」
シュタールは、一瞬ですやすやと寝息を立て始めた。
そして、男も、ついにはテーブルに突っ伏して眠り始めた。
頃合いを見て、ハトハは男の介抱を試みた。
その頃には、シュタールも短い眠りからパカッと目覚め、ハトハの手伝いをした。
世話をしてやると、男はうわごとのように幾つかの話をした。
男は、ロブと名乗った。従者をしているらしい。オランの元兵士長で、現在は神官戦士の身分を得ている男に仕えていているとのことだった。
主人についてこの土地にやってきて早々に、幾つかの葬式が立て続けにあって大変だった(前領主、主人の同僚の神官戦士が何人かが相次いでなくなった)。
この地で知り合って、一緒に暮らすようになった領主家の女官が、1ヶ月前の辻斬り事件のあとから、夜またうなされるようになった(知り合ったばかりの1年前も、うなされていたことがあった。理由は教えてくれなかった)。
従者仲間も神経質になっているし、旦さんも何やら落ち着かない様子で、街の様子を探ってくるように言われているのだ。
とのことだった。
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魔音@GMより:
聞き耳男は、神官戦士の従者でしたー。
というわけで、5-xの合流に進みます。
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