タイトル | : 6-A3-6 閉ざされた扉 |
投稿日 | : 2015/06/26(Fri) 12:28:18 |
投稿者 | : 魔音@GM |
参照先 | : |
> 「今、その石に憑かれたんだかなんだか、変な夢を見たぜ。
> アコニ嬢ちゃんみてえな女から、そいつが奪われるんだ。
> そいつは、嬢ちゃん絡みのモンなのか」
「ん? アコニ? いや。これは親父がメモと一緒に持ってた石」
ぺたんと座ったまま、デイジーが答えた。
ほっとしたのか、ひとつため息をつく。
> 「にしても、何のための部屋だこりゃ。
> デイジー、下手に動き回ってねえだろうな」
「あんたバカ? あたいがわかるわけないでしょ。
心配しなくても、動いてないよ」
ここは、巨石で作られた石室だった。
部屋はがらんどうで、何もない。壁には、何かが描かれていたようにも見えなくもないが。
出入り口は二つある。階段に通じる壁の裂け目と、本来の出入り口であったであろう暗闇だ。
その先で、より大きな空間へと続く出入り口は、落石で塞がれていた。
落石は、最近起きたものらしく、復旧を試みた跡もない。
墓所の祠へと続く階段に通じる出入り口が放棄されたのは、この所為だと伺い知れた。
けれど、子供が出入りできる程度の隙間があった。
グラスランナーにとっても同様だった。
その岩の隙間の先から、人間たちの声が聞こえてきた。
反響でまだ何を言っているかよくわからないが、段々と近づいてきている。
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魔音@GMより:
我々は、ニーム教団誕生の瞬間に立ち会っていr(
わぁい。繋ぎRP(ノ*゚ー゚)ノ楽しひです。( ・`ω・´)o彡゜枕!
その合間に本編が挿入されるのでありました。
ミハイきゅんがいる石室から外へと通じる通路は、落石で塞がれています。んが、人間の大人には通れない隙間があって、グラスランナーであれば、地下のより広い空間へと出られそうです。
また、その地下側では、人間たちが話ながら近づいてきている気配があります。
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