タイトル | : 7-1-4 決意 |
投稿日 | : 2015/07/16(Thu) 21:14:02 |
投稿者 | : 魔音@GM |
参照先 | : |
> 「さてと…まぁ、色々と訊ねる事は多くあるものの一息つくくらいは出来ましょう。
> 人の理を外れたものの始末は済みました…
> ―――となれば、次は人の理の内、始末を付けますのが道理」
オゴフの領主は、クロエの話を頷いて聞いた。
> 「さてとオゴフ卿…いえ、敢えてズレッド卿と呼びましょう。
> ズレッドの家名に恥じぬよう、御尽力願えますわね?」
「そうね。アタシの出来うる限り、足りないところは友人たちに力を借りて取り組むわ。
ここで何が起きたのか、知り得る限りのことを調べ、伝える為に。
多くのものごとが去り、消えてしまう前に。
同じ悲劇が繰り返されることのないように。
クロエさん。あなたのお名前、覚えたわ。これからもあてにしてるわよ。
この土地も、捨てたものじゃないってこと、あなたも覚えていてね」
話を終えると、ズレッドはよっこいしょと立ち上がり、その大きな体にしては俊敏な動きで、次の仕事に向かうのだった。
◇
> 「アコニ、君ならその二刀流の戦い方、すなわち『双連撃』を極めれば、
> 十分に実戦に通用する。
> あとは実戦経験をさらに積むことだな。
> それには、野外や遺跡などの冒険が、一番手っ取り早く、
> 他に問題が起こらない方法ではあるが。」
「さすがはラキアードさん。
頑張ってみましたけど、わたしの剣法が道場内でのみ通じるものだというのはお見通しだというわけですね」
彼女は、不整地での戦いには、実戦が必要だと感じていたらしい。
「機会を見つけて、出かけてみます。
道場破りを待っていたり、オランで辻決闘というわけにはいかないですものね」
最後は冗談めかして、決意を語って見せたものだった。
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魔音@GMより:
決意表明しつつ、(*‘ へ‘ )ノ肩ガシ!
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