タイトル | : 3-0-2 その旅程での会話 |
投稿日 | : 2015/05/19(Tue) 14:55:52 |
投稿者 | : 魔音@GM |
参照先 | : |
>「色々面白そうなこと、経験してそうじゃあねえか」
「ありがと。でも、買いかぶり過ぎよ。あたしなんてまだまだ若造」とシュタールは応えた。
「でも前に、あなたたちのような冒険者と仕事をする機会があって、すごく勇気づけられたの。
だから、仕事運というか、縁はちょっとしたものよ」
冒険者と仕事をしたことがある様子だった。
「アルは、仕事の縁に止まっちゃったところが……っねー」
そこに、アコニが横からニヨニヨ顔で声をかける。
「コニィ、てめ、それ以上言ったらコロス!」涙目で応戦するシュタールに、
「アハハ」と、舌を出してシュタールをからかうアコニだったが、
>「アコニお嬢ちゃん、お前さん、好いた男とかいねえの?」
ミハイの声に、俯いて応じる。
「えっと、別に……。
でもその、お兄ちゃ、兄にはずっとあこがれてました。しょっちゅう出かけていて、なかなかお話もできませんでした、けど」
そんな風に、兄への想いを語ったものだった。
「そうおっしゃるミハイ様は、どうなんですの?」
アコニつきのメイドがミハイの足を踏みつけようとしながら、攻撃的な合いの手を入れる。
「──いいえ、結構ですわ。所詮は枯れた涙の跡を辿る話くらいでしょうから」
「もうデイジーったら、ミハイさんにあまり失礼は駄目よ」
「お嬢様、でも、このてのヤカラは……」
ミハイの、サボる姿しか見ていない所為もあるだろうか。グラスランナーにしては生真面目なメイド・デイジーは、可愛らしい容姿をお仕着せ姿に収めながら、その外見とは裏腹に、ミハイにだけは大人げないほどに容赦のない口調で毒を吐くのだった。
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魔音@GMより
フレーバー的にミハイきゅんを囲む三人娘展開(*´ω`)-3
根暗の元はブラコン的な何かとかなアコニ。
そして、ひそかにグラランメイドをアピールしておくテスツ(
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