タイトル | : 4-2-1 アウレリア・マーファ神殿 |
投稿日 | : 2015/05/19(Tue) 15:04:54 |
投稿者 | : 魔音@GM |
参照先 | : |
エリシアは、馬で神殿に向かう。
徒歩で4時間の行程も、馬を使えば1時間ほどで着いた。一本道で、案内標識も備えており、また、徒歩の巡礼者たちと何度かすれ違ったこともあって、迷うこともなかった。
エリシアの前に現れたのは、丘の頂きに建つ礼拝堂を中心として広がる、神殿だった。
大門と、周囲をぐるりと囲う壁と堀まで備えていている。獣避けにしてはしっかりとしていて、ちょっとした城塞のようだった。
幾つもの建築物からなる神殿では、あちらこちらで巡礼の信者たちが掃除をしているのが見える。
見たところ、信者たちはグループに分けられていて、案内役の神官たちに率いられて活動をしているように見えた。
訪れる信者たちは、宿坊に泊まり、祈りを捧げ、また古い神殿を見て回りながら、奉仕活動を行うのだろう。
大門の前には、神官と思しき者たちが数人いて、訪問者たちを案内している。
目立ちはしないが、本格的に武装した者も居て、周囲に目を光らせているようだ。
馬上のエリシアも、門の見張り台から報告を受けていたらしいことが察せられる。
到着を待っていたかのように、ひとりの男性の神官が進み出て、
「パネと申します。本日はどのようなご用でしょうか?」
まずは門の横に仮設された、番小屋に案内された。
温かみという衣を纏った事務的な口調で応対してくる。
亀首の男で、もごもごと動く口から発せられる言葉に、違和感を感じるかもしれない。
「さようでございますか。紹介状はお持ちでしょうか?」そんな言葉の矢をつがえている。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
魔音@GMより
ゆきふぇるさんちのエリーには、マーファ神殿ご案内ぃ〜。
早速ジャブ打ってきてます。
- WebForum -