タイトル | : 1-4_傷跡 |
投稿日 | : 2015/05/08(Fri) 14:38:09 |
投稿者 | : 魔音@GM |
参照先 | : |
@ジョージの角無しミノタウロス亭
「最後に一つ、皆様にお伝えしておかなければならないことがあります」
この仕事をはじめる前に、アコニは皆に伝えることがある。と、口を開いた。
「道場で師範という立場でありながら、わたしがみなさまの手を借りなければならない理由が、若輩者故に経験がない。という以外にもうひとつあります」
言いながら、スカーフを解き、きちっりと留めていた襟元のボタンを外す。
「わたしは、真剣を手にすることができません。その為に、どうしても助太刀が必要なのです」
言うと、襟を開いて見せる。
そこには、喉元から両乳房の間の点を結ぶ、体の中心に穿たれた刺し傷の跡が露わになった。
「剣を手にすると、この傷が耐えがたいほどに痛んで何も出来なくなってしまうんです」
また元のようにボタンを留め、封印をするようにスカーフを巻いて、アコニは言った。 実戦経験がなく、道場でのみ木剣、模擬剣を揮ってきたこと。護衛としての役割も必要である理由を告げた。
両親が殺害された時に生じた傷であるらしい。
「こんなわたしですが、皆様のご助力を頂けませんでしょうか」
深々と礼をして、依頼に応じてくれることを願うのだった。
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魔音@GMより
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