タイトル | : 6-A2-11 昏倒 |
投稿日 | : 2015/07/05(Sun) 12:39:53 |
投稿者 | : 魔音@GM |
参照先 | : |
ストレイの刃が、階段の縁を削った直後、階段を上がってきた男と目が合った。
男は、血走った異様な視線を向け、今にも飛びかからんばかりの殺気を向けてきたものだった。
刹那、ストレイは、負の精霊力が閃光のように弾けたのを感知した。
それは、神殿の方角からだっただろうか。
その波が去った後、目の前の男は不意に力を失って倒れ、階段をゴロゴロと転がり落ちていった。
階下にはもう一人、同じような格好をした番人と思われる男が、ストレイの目に写った。
その男も、苦悶の表情を浮かべて今は倒れている。
神殿に向かったミハイが何かを知っているかもしれないが、ストレイは、次の選択に迫られている。
番人たちが持っていた灯りの火が、故意か偶然か、倒れた拍子に乾燥した薬草に燃え移りつつあるのだった。
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魔音@GMより:
幽霊にまわりでアタフタされたり、精霊力がなにやら弾けるのを感じたり。ストレイせんせイソガシs。
ミハイきゅんのところで起きた、神像のバクハツの影響だと後でわかるというやつです。
というわけで、番人たちは、不思議パワーを失って倒れました。
施療院の外れにあるこの倉庫は、ゾンビのゴークと一緒に、このままゴゴゴと燃えていく感じです。
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