タイトル | : 不吉な予感。 |
投稿日 | : 2015/05/31(Sun) 19:45:26 |
投稿者 | : エリシア |
参照先 | : |
「きゃっ!?」
突然お尻を叩かれて、わたしは思わず飛び退る。
油断すると、いつもこうだ。
―・―・―・―・―・―
マーファさまはわたしの祈りに応えて下さった。
祈りを捧げる人々の姿。
同じように祈りを捧げるアコニさんと、見知らぬ男性の姿。
二人が祈りを捧げているのは女神像だ。
あれはマーファさま? いや、違う。
その神像の手が、わたしを襲う。
しかしそれはマーファさまが退けてくださった。
そして、愛に溢れたその手でわたしの頭を撫で、まるで励ますように背中を押してくださる。
…はっと、目を開く。
嫌な汗が背筋を伝っていた。
あれは、あの女神像は一体?
まさか破壊の女神? それとも、別の邪神?
あの男性は何者? アコニさんが同じ女神に祈りを捧げていたのは何故?
頭の中を疑問が渦巻くが、今の段階では答えは出ない。
答えが出るほど、わたしはこの街を、アコニさんのことを、知らない。
目の前のマーファさまの像をじっと見つめる。
>「エリー、」
>「もしよかったら、静かな場所でもう少し、相談に乗ってくれない?」
わたしたちの声は、見事なユニゾンを奏でた。
「えぇ、是非。
できれば、誰にも聞かれないような場所がいいですね。
自室などだと、監視の目があることも考えられます。
どこか、人目に付きづらくて、静かな場所はありますか?」
これまでの話から推察すると、神殿内は派閥争いがあるようだ。
そうなると、それぞれの派閥同士で監視などもあるかもしれない。
先ほどのパネという神官などは、特に信用に値しない。
―・―・―・―・―・―
「さて、ではまずメリダさんのお話から伺いましょうか。」
場所を移動し、辺りに人の気配がないことを確認してから、わたしはメリダさんに話を促した。
「わたしの目的は、領主さまと面会することです。
他にも二、三やらなければならないことはありますが、依頼人の個人的なこと、と言って差し支えないでしょう。」
彼女が置かれている立場がわからないうちは、こちらも手の内は明かせない。
あくまで、彼女に依頼したいのは領主への口利きだという態度に徹する。
「あ、ですが個人的には神官戦士の不審な死については気になります。
何故、神官戦士が殺されなければならないのか。
その人物がどちらの派閥寄りの人物だったか、などで状況は変わるでしょうし。」
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@PL
まさかメリダが怪しい人物だとは思いたくないですが、裏がある可能性もなくはないので。
今の時点では、エリーは領主への口利きを依頼したい、という部分しか表に出しません。
彼女の相談の内容次第で、明らかにしていいか判断しようかな、と。
ミハイ@たいまんさんの勧めで神像じーっと見てみますが、他の神殿のマーファ像と何か違ったりするんでしょうかね?
マーファ像 2d6 Dice:2D6[1,2]=3
あ、これはダメだ…(ほろ
一応、セージかな?プリーストかな?がわからなかったので平目。
セージなら9、プリーストOKなら10かな(知力で)。
神官戦士の死についてはここが一番詳しそうな気がするので、突っ込んで聞きますよ。
あとは、メリダの相談次第で。
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